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2008年12月28日(日)
2008年も終わろうとしている。慌しい日々だったような気がする。月〜金の博多出張の繰り返しから始まり、4月には営業職への異動。そして、上期の比較的大きな受注獲得と、下期の景気後退の煽りを受けた受注低迷。今は、来期の”厳しい”外部環境下での事業計画策定。そんな中、ライフ・ワークバランスという言葉が流行り始め、半ば強制的に”働き方を見直せ”という声が大きくなっているようだ。。
失業者が溢れていく中、セーフティネットで救うだけではなく、ワークシェアリングを推進すべきなんだろうと思う。おがわ亭(♂)の月間労働時間はずっと300時間を軽く越えている。これを150時間×2人でやろうというのがワークシェアリングだ。もらえるお金は当然、減るが、セーフティネットを維持するために税金でもっていかれることを考えれば、ノープロブレムだ。どなたか分身になってくださ〜い。本当にできれば面白いと思う。 |

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2008年12月21日(日)
二世が大笑いしている。土曜日の昼下がり、「M−1グランプリ」の再放送をやっていた。今年の放送が明日あるらしいので、番宣の意味もあるのだろう。「M−1グランプリ」は年に一度の漫才のコンテストだ。比較的若手(結成10年以内)の漫才師がその頂点を目指して、日頃の練習の成果を出す。上位入賞組はほんとうによく練習しているなぁ、と感心してしまう。相方との呼吸を合わせながらも、テンポが必要なだけにかなり難度度は高いはずだ。
店員とお客に扮した漫才ネタで、二世が大笑いだ。”今年の流行の色のズボンが欲しいんだけど” ”この赤いのがお似合いかと” ”この色が流行ってるの?” ”いえ、今年の流行は茶色です” ”エッ! じゃあ、茶色、持ってきてよ!!” ”しかし、こまりました!” ”エッ!、かしこまりました、だろ!!” ・・・・・ 文字にするとまったくおもしろくないが、プロの技を持ってすると5歳児も虜にしてしまう。さすが、だ。 |

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2008年12月14日(日)
今でも時々、深夜のタクシー帰りだ。車が比較的豪華で、社内清掃の行き届いている個人タクシーを利用する。先日、車に乗り込んで、行き先を告げると、運転手さんが振り返って、”お客さんには先日も利用してもらいました”と言う。まったく記憶にない。そもそも、後部座席から運転手さんの顔はほとんどわからない。個人タクシーの場合、個人名が車体に書いてあるが、気にしたこともない。その運転手さんは続けた。
”実はそのとき、道を間違えたんですよ。” よくある話だ。”道を間違えても、お客さん(=おがわ亭)は全然怒らなかったんですよ。” どうやら、怒られないと印象に残るらしい。普段、よっぽど文句ばかり言われるのだろうと思うと気の毒だ。おがわ亭(♀)いわく、”(仕事に疲れてヘトヘトで)怒るのも面倒くさかっただけでしょう”−確かに、怒りはエネルギーを使う。何時の頃からか、随分と省エネモードになっているような気がする。。。。 |

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2008年12月7日(日)
東京ディズニーランド(TDL)ホテルは今年の7月に開業した。ディズニーアンバサダーホテル(客室数504)、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ(客室数502)に続くTDL内の三番目のオフィシャルホテルだ。客室数は700を超える。今日、ニ世とおがわ亭(♀)は、おばあちゃんとともにこのTDLホテルにご宿泊だ。たまたま、昨日、テレビ東京の「アド街ック天国」で東京ディズニーリゾートの特集をやっていたので、二人は熱心に予習していた。
第10位にランクインしていたのが、「プロメテウス火山とシンデレラ城」だ。この「シンデレラ城」の尖塔部分には本物の金が使われているらしい。すかさず、二世が聞いてきた。”ホンモノのキンって何?” おがわ亭がわかりやすい例を探していると、二世自らがその例を見つけたようだ。得意気な表情で確認してきた。”バイキンマンのキン?”・ ・ ・ ・ 噴出しそうになったが、冷静に答えた。”バイキンのキンじゃなくて、キンメダルのキンだよ” |

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2008年11月30日(日)
きっと当たると思っていたが、どうやら外れたようだ。当選確率350分の1は普通に考えても、当たっても不思議ではない確率である。28日に一斉に通知書が送付された模様だが、30日時点で届いていないので今回は当たらなかったようだ。あまり評判のよろしくない「裁判員制度」の裁判員候補者通知のことだ。”仕事が忙しい”などという理由では拒否できない、突然追加された国民の義務である。
「裁判員制度」を5歳の二世に伝えるのは難しい。”ハズれたの? ざんねんじゃん。”とのたまう。何かのくじ引きかと思っているようだ。お祭りのくじ引きなら当たった方がいい。宝くじにしてもそうだ。手を変え品を変え、説明を試みた。一生懸命理解しようと頑張った二世が達した結論は、”ようするに〜、あたるとメンドウなんだ” 少し説明の仕方を間違えてしまったかもしれない(苦笑)。 |

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2008年11月23日(日)
新郎は披露宴最後の挨拶でこう述べた。”普通であれば未熟者の我々を、と言うべきところでしょうが、私は未熟者と言うには少々、トウが立っております。” 晩婚の新郎は、「トウ(薹)が立つ」という年齢なのかもしれない。「薹が立つ」とは、てもとの辞書によれば、「盛りを過ぎるの意」であり、その用例として、「お玉も来年は二十になるし、余り薹の立たないうちに、どうかして遣りたさに、」〔森鴎外:雁〕が記載されている。
ところで、そもそも、「薹」って何なのか、あらためて辞書を引いてみた。「蕗(フキ)やほうれん草などの花を付ける軸、花茎のこと。」のこととある。確かに、新郎は40歳を超えており、十分に「薹が立っている」のかもしれないが、見かけは若いし、新婦も若い。盛りを過ぎているとは思えない。その幸せを願いつつ、紅葉真っ盛りの椿山荘での披露宴に出席した。 |

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2008年11月16日(日)
貴重な睡眠時間を提供してくれるのが出張だ。例によって、平日夜は3〜4時間睡眠であるため、絶対量が不足気味だ。週に1回は大阪に出掛けているし、2〜3週間に1回は諏訪(長野)に出掛けている。大阪の場合、品川駅発6時過ぎの新幹線に乗る。隣の新横浜駅に必ず停車するが、おがわ亭(♂)は知らない。すでに夢の中だ。帰りは新大阪発21時に乗る。隣の京都駅に必ず停車するが、これも知らない。往復4時間以上の爆睡時間だ。
いつも利用するののぞみ号は博多行なので、乗り過ごすと大変なことになる。やや緊張して眠る。携帯電話のアラームをセットして胸ポケットに入れることは忘れない。先日、新大阪行ののぞみ号を利用した。乗り過ごす心配がないので、安心だ。一応、携帯電話は胸ポケットだ。が、気づいたときには、その車両の乗客はおがわ亭(♂)一人で、傍らにはJRの制服をピシッと着た女性が立っていた。”終点ですよ! 早く降りてください” 格好わる〜。 |

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2008年11月9日(日)
最近、「タラ漁場境界線論争 岩手の漁業者、青森県を提訴」という新聞記事があったが、先日、これを朝のテレビニュースでやっていた。通称、『なべ漁場』と呼ばれるその領域はタラがたくさん獲れるらしい。締め出しをくらった岩手の漁師さんには死活問題だ。これを一緒に見ていた二世が尋ねた。”何やってるの?” 大人の諍いを5歳児に解説するのはなかなか難しいと思いつつも、おがわ亭(♂)は頑張って答えた。
”青森という県と、岩手というその隣りの県が、お魚がたくさん獲れる海をお互いに自分のものだと言い張って、ケンカしているの。わかる?” わかったのかわからないのか定かではないが、”ボクはどっちでもいいよ”と二世は答えた。確かに消費者にとってはどっちの海であってもあまり関係ない。続けて、二世は解説してくれた。”だって、どっちでも、ニホンでしょ”−この見解(?)には正直、驚いた。最近の5歳児は侮れない。。。。 |

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2008年11月3日(月:祭)
15年ぶりくらいだろうか−久しぶりに学生時代の友人に会った。広島電鉄の広島駅での待合せ。広島県の山奥?!で父親から譲り受けたスーパーを経営する彼は作業着を着てやってきた。少し太ったと言いつつも、すぐわかった。三児の父親である彼は、毎朝5時に起きて、1時間かけて魚市場と青果市場に出向き、仕入れをしている。連休はお正月の三日間だけ。肉体的にはハードではないかと思いつつも、その風貌は健康的だ。
その山奥の田舎町では毎年1歳ずつ住人の平均年齢が上がっていくという。毎年黒い煙を吐く車が増えるという。いまさら、オートマ車には乗り換えられないお年寄りがマニュアル式の軽自動車で走り回っている。マニュアル式のロー以外のギアは使えなくなるのだという。走らせながら、クラッチを踏んで、ギアを入れ替えるのは肉体的には高度な技なのかもしれない。真偽のほどは不明だが、あり得る話だと妙に納得してしまった(苦笑)。 |

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2008年10月26日(日) その2
最近、ずっとasahi.comのトップ広告は、『たばこ税増税 断固反対!!』だ。広告主は、全国たばこ販売協同組合連合会、全国たばこ耕作組合中央会、日本たばこ産業株式会社である。その意見は、そもそもたばこは税負担の重い商品であり、さらに”取りやすいところから取る”という、さらなる増税は公平性を欠くものだ、ということのようだ。が、しかし、喫煙者及び製造・販売関係者以外に賛同は得られそうもない気がする。
一箱千円になったら、今と同じペースで吸う人は間違いなく減るだろう。免税のたばこが裏社会で流通するだろう。増税のつもりが税収入の減少に至るのではないかなどと思いながら、今日も喫煙所を探しているおがわ亭(♂)であった。ちなみに、小田原駅新幹線の上りホームは15号車付近に一箇所あるのみ。1号車付近からだと350mくらい歩かなければならない。往復すると、700m。時間さえあれば、それでも歩いてしまう(苦笑)。 |

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2008年10月26日(日) その1
18日(土)は二世の通う保育園の運動会だった。孫の活躍(?)を見るために、田舎からおじいちゃん、おばあちゃんが上京した。翌19日(日)、シエンタに窮屈ながらも6人乗り込んで、総出で箱根に向った。土曜日の宿泊は予約が取れず、日曜日になってしまったのだ。月曜日の朝、6時半に出れば、会社には定時に入れる。大阪出張のときは自宅を朝5時半に出ているので、それに比べると余裕である。
と思っていたが、親子競技の騎馬戦で走り回り、ビデオ及び写真撮影に奔走した身体は疲れており、裁量労働制を利用することにした(苦笑)。9時前に宿泊先からタクシーで強羅まで行き、そこからから箱根登山鉄道で小田原へ出て、新幹線で会社へ向った。思いの外、タクシーが早く、予定よりも一本前の登山電車に乗れたので、お昼前には会社に着くかな、と思いきや、各駅停車の新幹線は少なく、小田原での待ち時間が増えただけだった。 |

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2008年10月12日(日)
オシャレなオジサンだ。真っ赤なスニーカーに、ジーンズ。キラリと光る大きな指輪に、ブレスレット。ロマンスグレーのヘアーも粋である。ヤクザ屋さんのような品のなさはない。今風に呼ぶと、チョイ悪オヤジとでも言うのだろう。歳はおそらく50を少し過ぎたくらいだろうか−(遭遇した場所はイマイチだが、)ラーメン屋のカウンターでお隣さんだった。チラチラとチョイ悪オヤジを観察しながらも、手元の文庫本に目を落とした。
たまたま、少し前に流行った、「話を聞かない男、地図が読めない女」を読んでいた。女性の更年期障害とホルモンバランスの説明のあと、次のような記述があった。”男にも更年期はあるが、こちらは症状が決まっているのでわかりやすい。飛行士用のサングラスや、ドライバー用革手袋を買い、増毛をはじめ、オートバイや真っ赤なスポーツカーを買う”−いる!いる!と妙に納得しながら、ふとお隣さんの姿が目に入った(苦笑)。 |

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2008年10月5日(日)
焦った! 普段、余りジタバタしない人だが、今回は焦った。その前日、深夜のタクシーの中で、部下から”おがわさんは朝って、大丈夫ですか?”と問われ、”朝は起きれるよ”などと言った手前、今回、遅刻するわけにはいかなかった。布団に入ったのは、3時半頃だっただろうか、目覚ましを二つ用意して、ひとつは5時15分、もうひとつは5時半にセットした。いつもなら、一つで大丈夫だが、今回は念を入れた。
翌朝、おがわ亭(♀)の声で目覚めた。”今日は早く出るんじゃなかったの?” 鳴らない(本当は鳴っている!)目覚まし時計をみると、揃って6時を指している。最寄り駅6時14分発の電車に乗らないと今日は間に合わない。かなりヤバイ。仮病という作戦が一瞬、脳裏をよぎったが、頑張った。ヒゲを剃って、歯を磨いて、服を着替えて、ダッシュ。エレベーターが来ない。信号が赤。駅まで、必死で走った結果、着いたのは、6時12分。間に合ったぁぁぁ |

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2008年9月28日(日) その2
軽井沢から出勤してみた。飛び石連休の谷間である22日(月)、おがわ亭(♀)と二世を残して、新幹線通勤とシャレてみた(無論、自費である)。遊びに行った帰りに会社に行くとき、問題は通勤カバンと服と靴である。まさか、スーツに革靴で軽井沢に遊びに行くわけにもいかないので、それらはキャリーバックに詰め込んで行った。靴が嵩張るし、通勤カバンも思いの外、嵩張る。
毎週、日曜日の夜中に、先週分の作業報告を会社関係者にメールで送信しているため、パソコン(情報漏洩防止のため、ハードディスクはないタイプだ)も必携だ。これがまた嵩張る。折角の飛び石連休なのだから、中日くらい休めばいいじゃない、との声もあるが、哀しいかな、休めないのが日本の中堅サラリーマンである。若者を見習いたいと思いつつも、オジサンにはハードルが高い。目に見えない不思議なハードルである・・・・・ |

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2008年9月28日(日) その1
3泊4日の合宿研修の講師は、昭和6年生まれの力の強い”おじいさん”だった。上智大学の神学研究科を修了し、司祭叙階を受け、以降10年間、神父生活を送った後、還俗。サラリーマン生活を経て、昭和58年に日本研修センターを設立し、「当事者意識研修」を開発して、企業の幹部研修、講演活動に従事している。その道では、有名人のようだ。その名を武島一鶴(タケシマイッカク)という。
この先生が講義中に、”みやすい”という言葉を発した。山口弁で、”簡単”という意味だ。むむむ、同郷なのか、と密かに思っていたら、どうやらおがわ亭(♂)の出身高校の大先輩らしい。えぇ?!?! メールで親に問合せてみたら、さらに驚き。おがわ亭(♂)の伯父が一鶴先生の高校時代の親友だそうだ。近所に住んでいて、毎日、一緒に電車通学をしていたとこのこと。世の中、狭いものである。方言は抜けないものである(苦笑)。 |

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2008年9月15日(月:祝)
お盆に帰省しなかったので、9月の三連休を利用して帰省した。マイレージを利用する予定だったが、普通の時間の飛行機はすでに制限いっぱい。しょうがないので、お金を払って帰ることにした。おがわ亭(♂)は合宿研修があったため、一人最終便で合流した。目的は中日の潮干狩りだ。大潮の日であり、遠浅の瀬戸内はどこまでも砂浜が続くはずである。小学生のときなどは、バケツいっぱいのアサリを取って帰ったものだ。
それから30年が経過し、すっかり様変わりしていた。一時は養殖をしていたこともあったようだが、今は養殖もしておらず、アサリはほとんどいない。大人一人が30分一生懸命さがして、10数個って感じ。しかも、小さい。それでも、二世はカニや、エビや、ニシや、ヤドカリと出会って満足そうであった。夜は、必死に探したアサリの味噌汁だ。なんとか、5人分ゲットできたので良かった、良かった。。。 |

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2008年9月7日(日)
「人生そのものを問い、精神分析の理論に根ざし、また哲学に裏づけられた『意識改革』をもたらす」研修に参加することになった。3泊4日の合宿研修である。案内によれば、”研修所へのパソコンの持ち込みは、原則としてお断り申し上げます。”とあり、事前研究資料として渡されたものは、「八甲田山 死の彷徨」だ。なんだかなぁ、という気がして、正直、あまり気は進まない。
研修所は、千葉県にあるゴルフ場付属のホテルだ。そのホテルのホームページには、「セミナーパック 1泊3食1メイン会場付 12600円より」という宣伝があった。きっと、これを利用しているのだろう、と思うと”八甲田山”とのイメージの違いから拍子抜けの感じもなくはない。ただ、ブ〜たれて参加してもしょうがないので、”八甲田山”の事前研究資料でも読もうかなと今は思っている・・・・・ |

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2008年8月31日(日)
少しだけ贅沢をした。区民プールや都民プールは芋の子を洗うがごとくの大混雑だろうと敬遠し、シティホテルのプールを狙った。値段が高いところは、プールを利用するだけで一人壱万円を超える。さすがに、プールに一万円は高過ぎる。2000円くらいをターゲットに探し続けたが、この微妙な価格帯はあまりないようだ。そもそも、シティホテルのプールは混雑しては価値がないので、高めの値段設定になっているのだろうと妙に納得した。
が、よくよく探すと、食事券込みで6000円というのを見つけた。食事券はそのホテル内で有効で4000円相当らしい。だとすれば、予定通り、プールは2000円だ。午前中から三人で出かけ、13時過ぎ、昼食に行くことにした。”何が食べたい?” と二世に聞いてみたところ、即座に、”マクドナルド!” そもそもマクドナルドは指定レストランに含まれていないし、4000円×3冊の食事券を持って行くところではない。贅沢の似合わない一家である。 |
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2008年8月24日(日) その2
今、おがわ亭につがいのカブトムシがいる。金魚、スズムシ(いずれも短命)に続いて、3種類目の生き物である。最近は、カブトムシのえさ、なるものを売っており、プチゼリーのようなものを与えることができ、飼育に手間はかからない。。もともと、成虫は1ヶ月くらいしか生きられないらしいので、近いうちに死んでしまうのだろうが、今はまだ元気そうだ。二世によると、名前はオスが「かぶ」で、メスが「かぶこ」らしい。
冬に帰省したとき、二世が拾ったドングリが田舎で芽を出したらしい。写真を見た二世は、「どんごろ」と命名した。なんとなく理解できる。理解できないのは、幼児向け雑誌の付録に付いていたオジギソウの名前「すろ」だ。名前を付けようと、二世に紙とペンを渡すと、『すロ』と書いた。なんで、「すろ」なの? 二世は答えない。どうやら、そのとき、自信をもって書ける文字がひらがなの「す」とカタカナの「ロ」の二文字だけだったようだ(苦笑)。 |

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2008年8月24日(日) その1
12日(火)から17日(日)まで5泊6日で那須に行った。夏休みである。驚いたことに、那須塩原市はイーモバイルの利用可能エリアになっていた。昼間は二世と遊び、夜は大量のEメール(仕事)を処理した。Eメールというのは送る方には便利だが、送られる方には厄介極まりない。電話であれば遠慮することも、Eメールだと時間帯を問わずに気軽だ。未読メールが溜まると、うんざりする。溜まると気持ちが悪いので、夜な夜なせっせと処理していく(悪い癖)。
海外脱出組も少なくない。最近は海外ローミングが普及したおかげで、携帯電話に普通に電話をかけると海外まで転送される。南の島でのんびりしているところに電話をかけるのも気が引けたので、滞在ホテルにEメールを打ったら、6時間後、南の島にいる部下から電話がかかってきた。電話の向こうでは波の音が聞こえるような気がした−なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいだ。。。。。 |

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2008年8月10日(日)
「ポニョ」を観に行った。先週、インターネットで座席指定ができる品川にある映画館に行った。インターネットで予約(クレジットカード払い)すると、二次元バーコードが送られて来るので、これを印刷して持って行くと、入場券がもらえるはずだった。印刷し、持って行ったがダメだった。印刷したバーコードが大きすぎて、映画館にある読取り機では判別不能だったのだ。結局、窓口で予約番号と名前を告げて、入場券をもらうという普通の入り方になった。
宮崎駿原作・脚本・監督の「崖の上のポニョ」は大ヒットしているらしい。館内は親子連れで一杯だ。二世も食い入るように観ていた。が、おがわ亭(♂)はいつものように途中でダウン。”パァパ!!”と隣りの席の二世に起こされたときには、すでにエンディングだった。鑑賞後、三人で食事に行ったが、映画の話に付いていけない情けない親父がそこにいた(^ ^; |

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2008年8月3日(日)
スタンプラリーが大人気だ。東急線では「仮面ライダーキバ&プリキャ5GoGoスタンプラリー」を開催しており、コンビニのセブンイレブンでも「ポケモンスタンプラリー2008」を開催中だ。たぶん、老舗のJR東日本では「ポケモン・スタンプラリー2008」を開催している。JR東日本の場合、首都圏の駅に設置してあるキャラクター(駅ごとに異なる)のスタンプを台帳に押して集めていく。規定の数のスタンプを集めると、景品がもらえる仕組みだ。
二世の通う保育園でも集めたスタンプの数を競い合っているようだ。お父さんやお母さんも熱くなるらしい。おじいちゃんやおばあちゃんも動員される。微妙なのは、スタンプを押すことのできる時間帯だ。JRのスタンプラリーでは、朝9時半〜夕方4時となっている。これではお父さんやお母さんが通勤時にゲットすることはできない。それもあって、週末には台紙を抱えた親子連れを電車の中でよく見かけることになる。ちなみに、スタンプ設置駅は95! |

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2008年7月27日(日)
先週末の三連休は中国(シンセン)出張だった。三連休の初日早朝に家を出て、終日夜に帰宅した。同行のボスの都合に合わせた、なんだかなぁ、という日程である。タイから中国入りするボスとは別に、同行者三人は日本から直接、中国(香港)に向う。今回は予約が遅くなったため、格安航空券(5万円〜)ではなく、正規割引航空券(10万円程度)を購入することになった。普通運賃だと、往復で20万円くらいする。
成田の自動チェックインで受付できないとのメッセージが出た。有人カウンターに行くと、”本便のエコノミークラスは満席のため、お客様にはビジネスクラスをご利用いただきます” 無償アップグレードとはラッキーである。同行者三人ともに無償アップグレード(チケット予約を依頼した旅行会社の配慮か?)! マッサージ機能付きのほぼフルフラットのシートは、まさに快適な空の旅である。二匹目のドジョウを少しだけ期待したが、帰国便はいつものようにエコノミー(苦笑)。 |

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2008年7月21日(月:祝)
ここのところ睡眠時間が減ってきており、少々お疲れモードである。自宅から立川のお客様のところに向うときのこと。JR蒲田駅からお隣の川崎駅で南武線(川崎⇔立川)に乗り換えて行く予定だった。あろうことか、蒲田で京浜東北線に乗ったら、座れてしまった。一駅だけである。5分程度だろう。が、しかし、気づいたら、「桜木町」だった。が〜ん。20分以上も眠ってしまったのだ・・・・・慌てて、急ぎ向ったが、お客様のところへは15分程度の遅刻。
三連休を利用した中国出張の帰り。普段は品川駅までJR成田エクスプレスで帰ってくるところ、間に合わなかったため、京成スカイライナーで日暮里駅に出た。日暮里−蒲田間は京浜東北線で一本である。これまた、「日暮里」で座れた。車中、一睡もしていないが、気づくと「大崎」だった。慌てて乗り込んだ電車は、京浜東北線ではなく、山手線だったのだ。疲れているのではなく、ボケているようだ。。。(苦笑) |

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2008年7月13日(日)
お昼時、”何、食べる?”と二世に聞くと、即座に”アユ!”と返事が帰ってきた。大都会東京のマンションの一室で、”アユ”と言われても正直、困る。その場は、適当に誤魔化して(?)、”アユ”が食べられそうな場所をインターネットで探してみた。東京でも、奥多摩方面では渓流があり、イワナやヤマメやアユなどが生息している。神奈川だと西の方に行けば、同じように釣り場があったりする。
翌日、2時間ばかり電車を乗り継いで、「御嶽」(東京都青梅市)に行ってみた。『御岳やまめの牧場』がターゲットだ。釣堀があり、そこで釣った魚を焼いてくれるらしい。”アユ”はいなかったが、”イワナ”と”ヤマメ”がいた。2本の竿で運良く、3匹釣れた。”焼き枯らし”にしてもらうと、頭から尻尾まで骨も食べることができる。二世は、1匹半ペロっと食べて、”あ〜、美味しかった。また、来よう!” ・・・・・正直、少々遠いのが難点である。 |

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2008年7月6日(日) その2
この4月から計らずも営業マンになった。困ったことと言えば、いわゆる営業マンらしいスーツがないってことだ。その昔、若い頃は、イエロー(山吹色)や、ピンク(薄桃色)のスーツを苦労して手に入れ、喜んで?着ていたし、最近でもバイオレットや、濃いストライプのスーツなど、あまり人が着ていないようなスーツばかりを買っていた。シャツもしかりで、無地の白はつい最近まで冠婚葬祭用しか持っていなかった。
4月はじめ、新しいボスが”白以外のシャツは嫌がる人も多いからね”などとやんわりと注意してくれた。客先訪問時にはできるだけ大人しいスーツを着用し、白のワイシャツを着るようにしていたが、数がないため、マンネリだ。しょうがないので、新入社員のようなスーツを2着新調した。予想に反して、なんだか新鮮な気分である。ヒゲを剃れば、まさに新入社員である(ほんと?)。営業マンにはあまり相応しくないと思われるそのヒゲはまだ、そのままである。 |

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2008年7月6日(日) その1
スピード社と言えば、世界記録連発の水着ですっかり有名だ。英国に拠点を置くスポーツ衣料メーカーである。日本では長年、ミズノが製造・販売のライセンス契約を結んでいたが、2007年5月をもって契約を終了したらしい。その後は、三井物産経由でゴールドウィンが日本での販売を担当している。ミズノは「自社ブランドによる世界戦略を強化する」という方針のもとで契約を延長しなかったらしい。痛っ。
知り合いの知り合いがLZR LACER(レーザー・レーサー)を買った。メンズロングジョンというタイプで、ワンピース仕様だ。身体に圧着させるのが特徴であり、オーダメイドになるらしい。出来上がった水着を着ようとしたら、さぁ大変。キツキツで着るのに、20分近くかかったらしい(おがわ亭が昔、やっていたスキューバダイビングのウェットスーツもそうだった)。が、しかし、泳ぐと違う! 水にすーと馴染むらしい。きっといっぱい売れるのだろう。一着7万円也。 |

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2008年6月22日(日)
「登記されていないことの証明書」を提出せよ、との依頼があった。まったくもって、聞いたことのない証明書である。調べてみると、「後見登記等ファイルに成年被後見人、被保佐人、被補助人、任意後見契約の本人とする記録がないことを証明」するものらしい。が、ますます訳が分からない。さらに調べてみると、「後見制度」とは、「精神上の障害により,判断能力が欠けているのが通常の状態にある方を保護・支援するための制度」らしい。
くだんの証明書は、精神障害者ではない、ってことの証のようだ。ちなみに、「後見」は判断能力が欠けているのが通常の状態の人を対象にし 、「保佐」は判断能力が著しく不十分な人、「補助」は判断能力が不十分な人を対象にするらしい。東京法務局でその証明書を入手した。とりあえず、”登記はされていない”ことを国が証明してくれた。400円也。 |

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2008年6月15日(日)
会議中、突然、腰が痛くなった。椅子に座っていても調子が悪い。しばらくすると、悪寒がしてきた。ヤバイ! 節々が痛いような気がしてきたし、高熱が出る完全なる予兆である。その日、いつものように深夜まで仕事をし、帰宅するとすでに38度の熱がある。寒気がするので、冬物の寝巻きを取り出し、布団に包まって寝たものの、翌朝、予定通り?40度の熱が出た。グロッキーである。ノックダウンである。
翌日昼過ぎ、這うつくばって近所の内科に行った。腰が痛く、熱がある(その他の風邪の症状は無い)ため、腎盂腎炎を疑ったらしい−おばあちゃん先生は誘導尋問をしかけてくるが、これが全く当たらない。触診でも、”痛いでしょ”−”いいえ、痛くありません” 困り果てた挙句のつぶやきが聞こえた。”何が(高熱の)原因かが問題なのよね”−それを教えてもらうためにここに来たのだ。”とりあえず、抗生物質を飲んでみて”という力の出ない言葉をもらって、再び、這いつくばって帰宅した。 |

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2008年6月8日(日)
クリーニング屋のおばちゃんはマシンに弱い。いつもと違うオーダがあると混乱し、動揺し、訳が分からなくなってしまう。ということはわかっていたが、イレギュラーなオーダをしてしまった。「ワイシャツは明日の仕上がりで、それ以外は金曜日で結構です。30%OFF券がありますので、これを使ってください」 果たして、おばちゃんはどうしていいかわからない。おがわ亭(♂)の後ろに待ち行列が出来てしまったので、そこに焦りが追加された。
「別々に(レジを)打ってもいいですか?」 無論、構わない。「あ〜、マフラーが一緒になっちゃった」 やり直し。「4千××円です。」 それでは30%が適用されていない。やり直し。「3千××円です」。やっと出来たと思いきや、仕上がり予定日が間違っている。今度はやり直しはせずに、「後で打ち直しておきますから」と言いながら、おばちゃんは手書きで伝票を修正した。きっと、後で打ち直すことなどないだろう。普通のこと以外はオーダしてはいけないのだ(苦笑)。 |

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2008年6月1日(日)
おがわ亭(♂)の勤める会社には社内公募という制度がある。欲しい人材を各組織が社内で募集するのだ。いろんな部署がいろんな人材を求めることになる。上司に内緒で応募でき、その応募の秘密は守られ、合格した場合、所属元組織はその異動を拒否できない。唯一の裁量は、異動時期の若干の調整のみだ。優秀な人材を募集したつもりが、反対に優秀な人材を他の組織に取られてしまうこともある。
先日、公募者の面談があった。おがわ亭(♂)は4人の面接官のうちの一人として参加した。志望動機などありきたりな質問が展開されたのち、一人の面接官が質問した。”当社に入る前はどちらにいらしたのですか?” 応募者はきょとんとして答えた。”新卒入社です” えっ?!?! 面談終了後、その面接官は言い訳に終始した。”学卒で入社時に26歳って、普通はないでしょ。てっきり中途採用者かと思ったよ。どないなってんねん” いろんな経歴の人が応募してくる。 |

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2008年5月25日(日)
最近、出張が多い。朝9時過ぎには大阪のオフィスに入らなければならないことがある。すると、朝5時半過ぎには自宅を出なければならない(自宅の最寄駅は5時46分発)。ということは、5時には起きなければならないってことだ。就寝時間が遅いので、結構大変だったりする。新幹線の中で寝られるからいいじゃない、という声を聞こえてくるが、寝心地は良くない。首は傾き、腰は痛く、頭はボゥーとする。
長野に行くこともある。朝7時に新宿を出発する「スーパーあずさ1号※」である(自宅の最寄駅は6時14分発)。これに乗ると、松本に9時半過ぎに着くので、豊科での10時からの打合せにギリギリ間に合う。この場合、松本行きの電車なので乗り過ごす心配はないが、途中の上諏訪とか、塩尻で下車しなければならない場合は厄介だ。携帯電話のアラーム設定を何度も確認してから列車に乗り込むことになる。出張は精神的な健康にも悪い(苦笑)。
※ちなみに、昔のヒット曲に出てくる「(8時ちょうどの)あずさ2号」は今はない。松本発6時2分の上り特急列車になっている。 |

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2008年5月18日(日)
二世はマクドナルドが大好きだ。ハンバーガーが好きなわけではない。オモチャの付いている”ハッピーセット”が
好きなのだ。おまけのオモチャは2週間おきくらいに変わる。先ごろは、『ケロロ軍曹』(2007年11月11日(日)参照)だった。”何食べたい?”と聞くと、だいたい”マクドナルド!”と答える二世は、先日の香港でも同じだった。わざわざ香港で、マクドナルドってこともないだろうと思いつつも、”香港では、ケロロのオモチャはないよ”と正論で返したところ、二世はマクドナルドの看板を指差して”行ってみないとわからないじゃん”と言う。
しょうがなく行ってみると、二世が”あるじゃん!”と得意気に言う。二世の指差す先には、ケロロ軍曹のポスターが貼ってある。まさか、と思い、メニューで念のため確認すると、ある!のだ。ハッピーセットがあるのだ。完全にオヤジの負けである。店内を見渡すと、ケロロのオモチャで遊んでいる子供と、麺を食べている大人がいた。マクドナルドのヌードル?!は大人気らしい(写真添付)。
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2008年5月11日(日)
”おなかが痛いから、もう帰る”と言う。二世と二人で、蒲田で買い物をしたときの話だ。おがわ亭(♂)の必要なモノを駅前商店街で早々にゲットし、さて、新しくなった蒲田駅のグランデュオにでも行ってみようかと思った矢先のことだ。どの程度痛いのかさっぱりわからないが、”痛いから、早く帰ろう”と言われれば、帰るしかない。行列の出来ている新しいシュークリーム屋さんやたいやき屋さんを尻目に帰ることにした。
夕方、外出から戻ってきたおがわ亭(♀)に二世は早速のご注進−”今日は、蒲田行ったよ” ここはよい。”パパは薬と靴下とか買ったよ” これも合っている。その先が問題?!だ−不満そうに、”ボクのもの何も買ってくれなかったよ” 事実はそうだが、「おなかが痛いって言うから帰ったンでしょ」と軽く指摘すると、”あっ、そうだった。そうだったね”と悪びれる様子もない。まだまだ丁寧なコミュニケーションが必要だ−当たり前か(苦笑)。 |

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2008年5月6日(火:祝)
「寝ぼける」と表現したら良いのかどうか定かではないが、覚醒状態にないと人は何をしでかすかわからない。昔、絶対的な睡眠不足の時期に、通勤途上、フラフラと人の流れに従い、全く関係の無いオフィスに入りかけている自分に気づき、驚いたことがある。「夢遊病」とは、睡眠中に起きる人間の異常行動のひとつだそうだ。「寝ている」最中に行動することを言うらしい。少なくとも、脳は起きていないのである。
食事中、”眠たい”と言って、テーブルに頭を載せて、眠ってしまった二世をしばらくしてから起こした。”眠たい”と言いながらも、起きようとしている二世に、水を飲ませた。すると、何を思ったか、クチュクチュと口をゆすいだかと思った瞬間、ペェーと吐き出した。レストランのテーブルクロスに小さな水溜りが出来た−”(うがいと)間違えちゃった”と「寝ぼけてる」二世は言った。笑うしかなかった。 |

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2008年4月27日(日)
最近の視力検査装置には、「C」の向いている向きに、手元のレバーを倒して回答するものがある。これだったら、良かったのだが、まだ二世は、上下左右を咄嗟に言葉で伝えることはできず、指を使って示そうとする。口が開いている向きを人差し指一本で示せばよいのだが、「C」の形を両手で表そうとするので、なかなか難しい。頑張る二世を見るに見かねて、検査員が秘密兵器を取り出した。
”これと使って”と言って、渡されたものは「C」の形をした直径15cmくらいのオモチャだ。これだと、示しやすい。見えている「C」と同じ向きにすればよいのだ。検査表の上の方は順調だ。テキパキとこなす。下に行くにしたがって、「C」のオモチャはあっち向いたり、こっち向いたりし始めた。見るに見かねて、おがわ亭(♂)が言った。”わからないときはわからないって言えばいいよ” すると、二世は即座に大きな声で、”わからない!”と宣言した(苦笑)。
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2008年4月20日(日)
てもとの辞書で、「兄弟(きょうだい)」を引くと、「両親、または片親を同じくする間柄の人」とあり、「兄と弟の関係だけでなく、姉と妹の関係にも『きょうだい』という」とある。語源はわからないが、便利である。兄、弟、姉、妹のいずれも「兄弟」で表現できるのだ。論理的にはおかしい気もするが、曖昧が好きな日本語においてはそんなもんかもしれない。いちいち、「兄弟姉妹はいますか?」などと言ってられない。
一方、英語では、brother と sister が厳密に分かれており面倒だな、とずっと思っていた。もともと、西洋の言葉には男性名詞とか女性名詞などがあり、煩わしいったらありゃしない。ところが、先日、英会話のテレビで新発見! sibling という便利な言葉があったのだ。これは、兄、姉、弟、妹のいずれも意味するらしい。まったく、記憶にない単語である。本当に記憶にないが、きっとどこかで出会っているのだろうと思うと、ちょっと情けない。。。 |

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2008年4月13日(日)
蒲田駅発24時23分雪谷大塚行き。最終電車の一本前だ。蒲田から3つ目で降りる。時間にすると5〜6分だろうか。会社を23時半頃出て、途中の接続でもたもたしているとこの電車になってしまうことがある。時間が短いのでいつもは立ったままだが、座って本を読んでいたら・・・・・・・気づくと、降車駅を過ぎていた。が〜ん。ココで降りると、いったん改札を出なければ反対側のホームには行けない。
しょうがないので、蒲田から数えると、6つ目の駅で乗り換えることにした。ココはやや大き目の駅で、ひとつのホームに上り下りの電車が停まる。その駅に着くと、ラッキーなことに反対側から来た電車が停まった。こんなラッキーがあっていいのか、と思いつつ、多くの人が降りるのを待って乗り込んだ。すると、社内アナウンスが聞こえた、「本日の蒲田行き電車は終了しております。この電車は車庫に入ります」 見渡すと社内にはおがわ亭(♂)一人きりだった。。。。 |

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2008年4月6日(日)
この4月からおがわ亭(♂)の仕事場が変わった。隣りのビルへの引越しだ。手配されていた運送会社の搬出・搬入作業に間に合わなかったので、深夜にこっそり、パソコンその他をハンドキャリーした、と言えば、ちょっとだけ格好良いが、実態は大きな紙袋をいくつも用意して、その中に諸々詰め込んで、一人で運搬したのだ。隣りのビルではあるが、32Fから23Fへの移動は楽ではなく、ニ往復でギブアップした。
引越し初日、デスクに電話がないことに気づいたが、ホッておいた(携帯電話だけでも差障りはない)。二日目、代表電話に電話がかかってきた。呼び出しに応えて歩いて電話のあるところに行った。三日目、ようやくデスクに電話が置かれた。とほぼ同時に、電話が鳴った。内線で回ってきたのだろうと思い、「おがわです」と応えると、「○○さんをお願いします」と言う。どうやら、代表電話のオペレータになってしまったようだ。四日目、電話機の設定ミスです、との報告とともに、再び、デスクから電話が消えた。なかなか落ち着かない(^ ^; |

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2008年3月30日(日)
おがわ亭(♂)が子供の頃には(少なくとも田舎町では、)普及していなかったLEGOブロックというオモチャがある。小さなブロックを組み立てて遊ぶ、”プラモデル”みたいなものだ。消防車、ヘリコプター、ジェット機など数十パーツのものから数百パーツのものまであるようだ。先日の誕生日には、「レーサー・フェラーリF1ピット」を二世にプレゼントした。ガソリンスタンド、レーシングカー、トラックなどのセットで、外箱に「7歳−12歳」と表示がある。
5歳になったばかりの二世は説明書を見ながら(≠読みながら)一生懸命作っている。ところどころ手伝わなければならないが、ほとんどは一人で作り上げた。外箱の「7歳」の文字を強く意識しているようで、手伝ってもらったことなどはすっかり忘れて、”ボク、もう7歳用でもできるよ!”と言う。どうやら「自慢」しているらしい。大人の自慢話は聞くに堪えないが、幼子の自慢話はまだ微笑ましい。 |

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2008年3月23日(日)
披露宴でスピーチをするとき、独特の雰囲気に圧倒されそうになる。代表挨拶となるとなおさらだ。手馴れた司会者の手馴れたナレーションの中、新郎・新婦がおごそかに入場してきて、着席すると会場内はいったん静まり返る。新婦はもとより、新郎の親族にもまるで面識はない。顔見知りは、5人/100人程度だ。”それでは、新郎側の列席者を代表して、新郎の上司に当たる○○様よりお祝いの言葉を頂戴いたします・・・・”、し〜んとした中、登場だ。
”新郎、新婦、ご両家の皆様、本日はまことにおめでとうございます。ただいま、ご紹介にあずかりました○○でございます。”なんて始めることになる。新郎の会社でのエピソードに触れたのち、”・・・時々、ポカがあるけれども、緻密な仕事の出来は抜群です。”、と誉めたつもりだったが、あとで新郎のお母さんに言われてしまった。”ポカの多い男ですけど、今後ともよろしくお願いいたします” むむむ、スピーチで、新郎のポカに言及したことが引っかかってしまったか−反省。 |

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2008年3月16日(日)
2年くらい前だろうか、たまたま研修参加のため、プロジェクトオフィスを離れていたとき、携帯電話が鳴った。声の主は、その当時担当していたプロジェクトの営業責任者だ。”○○さんが捕まっちゃいました!” ?? 警察に捕まるとは想像さえもできないので、”誰に捕まったのですか?”などと聞いたように思う。営業責任者いわく、”お客さんです。お客さんに捕まって、お客さんの本社ビルへの出入が禁止になったようです。”
よくよく話を聞いてみると、本社ビルに入るときに守るべきルールを守らない常習犯として”逮捕”されてしまった。ルールは極めて単純で、名札を目に付くところに付けるというだけだった。そんな簡単なことを守ることができない人は出入禁止だ!となったようだ。その後、お客様のところにお詫びに出向いたら、詫びなどいらん、と追い返されて、始末書を提出し、出入禁止の解除の嘆願をし・・・・結構、大変だったことを思い出した。その彼が今月20日に結婚する。披露宴では挨拶を頼まれている。幸せになって欲しいと思う。 |

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2008年3月9日(日)
NHKの英語教育番組で、"have to"と"must"の違いを説明していた。30年前の学校では、どちらも「〜しなければならない」という意味であり、違いを習った記憶はない。TVに出ている講師によると、"have to"は外からの圧力ででやる、という意味が濃く、"must"は自らの意思でやるときに使うらしい。よって、校則などに従う場合は、"Ihaveto have my hair cut."であり、髪型が気に入らない場合は、"I must have my hair cut."となるらしい。
昔の分厚い英和辞書で、"must"を引くと、「〔必要〕・・・ねばならない」とともに、「〔義務〕で・・ねばならない」と書かれている。前者については、"have to"と同義という記載がある。「散髪に行く」という状況は、通常、〔必要〕という範囲での話だろう。他方、〔義務〕の場合、例えば、徴兵制のために丸刈りにしなければならない場合は、やはり"must"ではないのかしらんと思ったりする。まあ、細かい話なのでどうでもよく、一番の問題は、辞書の細かい字が読みにくいってことだ。確実に近視のメガネを外した方がよく見えるってことが最大の問題なのだ(苦笑)。 |

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2008年3月2日(日)
博多から戻って、六本木で仕事をしていた。「六本木ヒルズ」(ホリえもんさんがいたところ)と言えば格好イイが、「六本木ヒルズ ノースタワー」という名称のビルで、いわゆる「六本木ヒルズ」とは違う。地下鉄日比谷線の六本木駅に直結している。1971年竣工の、もうそろそろ40歳を迎える長老ビルだ。改装前は「東京日産ビル」とか、「ZONE六本木ビル」とか呼ばれていたらしい。
長老ビルのエレベータは古い。チーンと大きな音を立てて、扉が開閉し、待ち時間が非常に長い(気がする)。全館セントラルヒーティングらしく、最近では当たり前のフロア(あるいは部屋)毎の温度設定などできないようだ。あまりにも暑いので、温湿度計をオフィスに持ち込んだところ、湿度は30%で、室温はなんと29度! 喫煙室がないのは今どきであるが、おかげさまで、1日に何度も寒暖差20度を経験することになった。ビル風が吹き抜ける屋外の喫煙所(≠室)で、そんなことまでして、タバコを吸うことないでしょ−という声がするのは気のせいか(苦笑)。 |

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2008年2月24日(日)
春一番が吹き荒れている。小さなレジ袋が空高く舞い上がり、不規則な軌道を描きながら漂っている。遠くを見ると、吹き上げられた砂やほこりの影響だろうか、視界が悪い。時折、ピーという隙間風の音がする。もう2月も終わりを迎えようとしており、だんだんと暖かくなるのだろう。おがわ亭(♂)の、突然の1ヶ月強にわたる博多出張も終わりを告げ、”普通”の生活に戻りつつある。
出張で留守にしている最中、おがわ亭(♀)と二世の間で、”パパの好きなもの”というテーマで少しだけ盛り上がったらしい。とりあえず、一番好きなものは「二世」ということにして、二番目以降が論点だったようだ。二世いわく、”二番目に好きなものは、・・・「会社」で、三番目に好きなものは、「パソコン」で、四番目に好きなものが、「タバコ」”。そして、”五番目に好きなものは、「コーヒー」で、六番目に好きなものは、「お茶漬け」”らしい。なんとも不健康な父親像が浮かび上がってくる(苦笑)。 |

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2008年2月17日(日)
100円ショップ。おがわ亭(♂)の田舎辺りでは、「百均(ひゃっきん)」と呼ぶらしい。おがわ亭の近所にも、何軒かある。お菓子などは、よりどり2個で100円というものもあれば、中にはよりどり4個で100円というものもある。二世のお目当ては4個で100円のお菓子だ。ゴチャゴチャしたお店の中の、レジ横にそのコーナーがあることを知っていて、お店に入るや否や一直線。
”これと、これと、・・・”とブツブツ言いながら、選んでいる。不二家とか明治製菓とか、名の通ったメーカーの商品もそこには並んでいる。結局、”うまい棒”(これは3本で1個)と、大玉のアメと、袋入りのキャンディーと、ゲキレンジャーのお菓子の4つをゲット。105円を握り締めた二世がレジで手渡すと、”210円です” ??? 横からすかさず、おがわ亭(♂)が”4個で100円じゃないんですか?”とやさしく言うと、レジのおばちゃんはちょっと確かめて、”そうでした。105円です” なんだか、少しだけ恥ずかしい。。。。 |

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2008年2月11日(祝:月)
再び、スキーに行った。那須にあるマウント・ジーンズという割とこじんまりとしたスキー場だ。前夜は雪が降っていたが、当日は朝から晴れて、絶好のスキー日和だ。が、しかし、二世同伴の(もとい、二世中心の)おがわ亭(♂・♀)はリフト券の購入とスキーレンタルには慎重だった。割引の半日リフト券にしようとか、回数券の方がいいんじゃない、とか、いやいやそもそもスキーレンタルも不要では、などと議論白熱。
結論としては、スキー教室で二世が滑っている間は暇なはずだから、回数券にしておこうと前夜決めた。翌当日、二世がスクールに入るのは嫌だと言う。前提条件が脆くも崩れ去った瞬間だ(泣)。キッズゲレンデで二人して、二世の面倒を見ることになった−二世は直滑降でお喜びだが、おがわ亭(♂・♀)は、結局、スキー場には行ったけど、スキーはしていない(苦笑)。 |

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2008年2月3日(日)
東急電鉄の池上線に新型車両が導入された。重厚さがなく、軽やかなイメージだ(写真添付)。大変身である。通園の途中で何度かその新型を見かけた二世が乗ってみたい、と言う。困ったことに不定期運行らしい。ターミナル駅である蒲田で待つ作戦にした。お昼前に自宅を出て、二世とともに最寄駅から蒲田方面に向った。次の駅に向っている最中、なんと、反対方向を新型車両が通り過ぎた。が〜ん、作戦失敗。
電車の中で、”あの電車は今から五反田に行って、戻ってくるはずだから、たぶん、12時過ぎに蒲田に来るはずだよ”と二世に教えた。理解できたのかできていないのか定かではないが、”わかった”と頷く二世の隣りに、東急の運転手さん(交代要員)が乗車していることに気づいた。いっそ、彼に新型車両の今日の運行時間を確認しようかな、と思ったが、二世とのたわいも無い会話に終始した。降車時、彼が寄ってきて、”(新型は)車両交換がなければ、12時11分蒲田発になりますよ”と教えてくれた。二世との会話を聞いていたのだ。いい人だ。
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2008年1月27日(日)
「アニメ探検隊」って何? 海外出張が増え、英語がすっかりできなくなっていることに気づいたため、あらためて勉強することにした。ソニーの最新式ワークマンを購入し、語学番組をワンセグ受信・録画して、通勤時に観ようという作戦だ。USB経由での充電中に録画できないという不便さはあるものの、電源OFFの状態でも予約しておけば、自動で録画してくれる。とりあえず、毎朝6時40分から、NHK教育の語学番組で勉強することにした。
博多出張にも持っていくことにした。朝6時40分は、当然のように夢の中であるため、アンテナを立てて、ホテルの窓際に置いて寝た。当日夜、録画状態を見てみると、「アニメ探検隊」との表示。??? 翌日も翌々日も同じだ。テレビ番組表で探したら、それはテレビ東京系の番組だった(福岡ではTVQ)。そうだ! 地方はチャンネルが違うのだ。おがわ亭の田舎でも、NHK教育は12チャンネルだったことをふと思い出した(ちなみに東京では3チャンネル)。来週は、12チャンネル(東京ではテレビ東京)で録画してみよう。 |

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2008年1月20日(日)
月曜日の朝、羽田から福岡に向かい、金曜日の夜、羽田に戻ってくるという生活がしばらく続きそうだ。よくある突然の勤務地変更だ。その移動のために利用しているのが、スカイマーク航空。スカイマークを利用するのは初めての経験だ。もともとは、格安旅行会社のエイチ・アイ・エスの社長さんが作った会社らしい。搭乗率が80%以上であることを前提に、既存の航空会社に価格競争をしかけていったと聞いている。偉い!
月曜日の朝の機内はほぼ満席で皆、睡眠時間だ。御多分にもれず、おがわ亭(♂)も同様である。離陸する前から、夢の中。途中で目覚めてしまった時、喉が渇いていることに気づいた。早速、おねえさんを呼んで、”飲み物が欲しいのですが・・・”と頼んだ。これまでの経験では、”ハイ、何にいたしましょうか?”と満面の笑みのはずだ。が、スカイマークのおねえさんは申し訳なさそうな顔をしている??? おねえさん曰く、”飲み物はお金をいただくことになりますが、よろしいですか?” アップルジュースはニコニコ現金払いで百円なり。 |

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2008年1月14日(月:祭)
たぶん、20年ぶりくらいだと思う。スキーをした。その昔、学生時代にはシーズン中に何度か、深夜バスで関西から信州まで出掛けていたが、社会人になってからは新入社員のときに、1度か2度か行ったきりだ。とにかく、寒いの嫌で足が遠のいた経緯があり、今回も自分自身が滑るのはあまり想定していなかった。温泉宿の近くに、リフト1本という小さなスキー場があり、行ってみた。
二世にスキーを経験させるため、スキースクール(半日コース)に入れることにした。リフト代という別料金形式ではなく、スキー場への入場料にリフト代も含まれる形式だったため、調子が悪い。入場料は@4千円なり。どうせなら、滑ってみようとレンタルスキーを借りると、これまた@4千円近くする。結果として、小さなリフトに乗ったのは二回だけ。歩くエレベータみたいなものは4、5回利用したかしらん。いずれにしても、メッチャ高くついたスキーとなってしまった(苦笑)。 |

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2008年1月5日(土)
たぶん、35年ぶりくらいだと思う。帰省した折、凧揚げをした。西洋の凧ではなく、伝統の奴凧だ(写真)。上手に
揚げるためには、尻尾が大切だ。短いとバランスがとれないし、長いと重くなって揚がらない。風が強いと尻尾はす
ぐに切れてしまう。切れた結果、バランスを失って、クルクル回りながら、頭から地面に突っ込むことになる。新聞
紙を細長く切ったものをいくつも繋いで、尻尾を作った大昔を思い出した。
田舎に住むおじいちゃんがスーパーでたまたま奴凧を見つけ、二世のために買っておいたのだ。初めての凧揚げ
に興奮気味の二世だったが、(どういうわけか)切れた尻尾を追いかけるのに忙しく、揚げることにはあまり興味を
示さない。風をうまく利用しなければならないので簡単には揚がらないのだ。結局、一生懸命、凧揚げをして楽しん
だのは、おじいちゃんとパパだったとさ。
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