おがわ亭バナーOGAWA−Tei

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2014年12月28日(日)

今年も終わりだ。例年なら、年末年始休を利用してどこかに出掛けるところだが、”お受験”を控えているため、大人しくし
ている。2月1日から始まる中学受験に向けてのラストスパート、と言いたいところだが、残念ながらそんな感じもしない。
自主協定か何か理由は知らないが、ほぼすべての私立中学校は2月1日〜4日の間に受験が行われる。とは言え、例
外もある。敢えて、例外となっている(としか思えない)学校もある。

埼玉県にある某中学は、1月中旬に入試がある。多くの小学生6年生が練習のために受ける。大手の塾とタイアップして
いるという噂もあるが、やっぱり受ける。定員は数百名に過ぎないが、受験生は延べ1万人に上る。練習のための受験
生が多いことを見越して、合格者は例年6千人近い。受験料はしっかり2万円取られるので、学校側は2億円の収入。受
験生側は合格したという安心を手にいられれる。ひとつのWin−Winの形か、とも思う。
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2014年12月21日(日)

いずれも20代の若者だ。いずれも、いわゆる営業職であり、お客さんの前面に立って仕事を取ってくるのが仕事だ。うち
一人が、お客さんのお偉いさんに年末の挨拶に行くので、同行してくれ、と言う。彼の直属の上長は他の案件対応がある
ため、彼と二人で行くことになった。待合せの場で彼を見て驚いた。ビジネスカジュアル以下の格好だ。そこに置いて行こ
うかと思ったが、客先まで一人で辿り着ける自信がなかったため、同行させた(^ ^;

もう一人が、見積価格の承認をしてくれ、と言う。仕入価格が下がったので、それに伴いお客さんへの提示価格も下げた
い、と言う。新しい仕入価格の見積書を見せろ、と言うと、まだ正式にはもらっていないが、間違いない、との答え。逆に、
お客さんには今、提示しなければならないと言う。しょうがないので、「OK。ただし、仕入価格の証跡を速やかにもらうこ
と。」とした。果たして、彼の言う廉価な仕入価格は正式なものではなかった(^ ^;
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2014年12月14日(日)

プリンターの調子が悪い。おがわ亭(♂)が自宅でプリンターを使うのは年賀状の宛先印刷くらいだが、その一年に一回の恒例行事が捗らない。そのプリンターの給紙方法は、「後トレイ」と「カセット」の二通りだ。ただ、残念なことに、葉書サイズに対応しているのは「後トレイ」だけ。その「後トレイ」の調子が悪い。詰まっていないのに、”紙詰まり”エラーとなって、印字されないのだ。まったくダメなら諦めもつくが、そうでもない。

二回に一回はうまくいく。自動給紙の場合はほぼダメなので、手差しである。タイミングを見計らって、トレイに年賀状を投入する。うまくいくときは、何事もなかったかのように、宛名は印刷される。そして、次の年賀状を投入する。成功確率は確実に落ちるが、うまくいくときもある。ほっておけば大量印刷されるはずが、一枚一枚手差しで、しかも、紙詰まりエラー対処をしながら、なんとか全部印刷できた。果たして、おがわ亭(♀)のときはいかに?!
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2014年12月7日(日)

今年のお正月は、亀戸天神様に商売繁盛の祈願をした。なぜ、亀戸天神かと言えば、会社から近いからだ。天神様は一般に学問の神様であり、商売繁盛をお願いするのはちょっと違うのではないかと思いつつも、会社幹部総出でお参りをした。果たして、会社の業績は絶好調で、となれば良かったのだが、なかなかそうもいかない。とは言え、神仏に縋りたい日本人はお参りする神社を変えてみることにした(^ ^;

来年は、神田明神様に行く。明神とは、日本の神仏習合における仏教的な神の称号の一つとされており、ここは別名、江戸総鎮守とも言うらしい。鎮守神とは、特定の建造物や一定区域の土地を守護するために祀られた神とされている。学問の神様よりは、商売繁盛にぐっと近いような気がする。1月5日の午前中にお参りをし、たまたまその日の午後に、比較的大きな入札案件の選定結果通知があることになっている。果たして、・・・・
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2014年11月30日(日)

そろそろ忘年会のシーズンだ。なんやかんやで年末まで10回以上の予定が入っている。二次会に行かないと、帰宅時間は普段よりも圧倒的に早くなる。忘年会でまともな食事にありつけることは少なく、帰りに近所の定食屋に立ち寄ることも多い。水曜日、いつものように日付が変わってから立ち寄った。おにいさんは笑顔で、”今日はありますよ。”と言う。先週、欠品していたつけ麺のことだ。折角なので、”じゃあ、お願いします。”と応じた。

金曜日、新宿のショーパブを貸し切って、親会社のあるプロジェクトの忘年会があった。総勢は百人以上だが、半分くらいは顔見知りだ。6時開始で、9時には終了。夜10時頃、いつもの定食屋に行くと、おにいさんが笑顔で言う、”今日は早いですね。”−つけ麺の縁で距離感が縮まったのかもしれない。”そうなんですよ。今日はちょっと早いんです。”とこちらも笑顔で応じた。ただ、その日はつけ麺ではなく、普通の中華そばを注文した。
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2014年11月23日(日)

夕食はいつも、帰宅途中だ。1年前くらいだろうか、自宅近くのパン屋さんがつぶれて、定食屋になった。中華あり、和食あり、洋食ありのなんでもありで、とっても重宝している。深夜2時まで営業しているのもGoodだ。テーブル席が16、カウンターが4、座敷が10くらいのこじんまりとした店だ。深夜帯に溢れるお客さんがいる訳もなく、注文取りも、料理も、片付けるのも、レジもぜーんぶ一人でこなす。器用な30歳台のおにいさんだ。

どこかのラーメン専門店と提携しているらしく、麺類も充実している。あるとき、普段はあまり食べない、つけ麺を注文したら、結構美味しかった。以来、時々、頼んでいるが、無いことが多い。水曜日、”今日はないんですよ。”とおにいさん。木曜日、”今日もないんですよ。” 金曜日、”他のお店に汁を取りに行かないとないんですよ。来週には取ってきますから”−申し訳なさそうにしているおにいさんは、お食事スタンプをいつもの三倍押してくれた(^_^
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2014年11月16日(日)

4日(火)から8日(土)までドイツに出張した。3泊5日だ。スケジュールのことだけを考えると、2泊4日で良いのだが、この場合は航空運賃が跳ね上がる。現地にてもう一泊した方が圧倒的にお得なのだ−誰かの罠とは思いつつもまんまとその罠に嵌ってしまう小市民である。日本では報道されていないが、ドイツでは6日(木)から5日間の全国的な鉄道ストライキがあり、当日日本から到着した人は、大枚払ってタクシーで会場までやってきた。

時差ボケがキツイ。現地の夜は、日本の朝だ。午前3時は午前11時。変な時間に目が覚めてしまう。日本の朝なので、メールが行き交うようになる。付き合っていると寝る時間がなくなる。とは言え、「日本時間11時からの取締役会に電話で参加して欲しい。」という突発的なリクエストは通常、あり得ない。実際のところは、時差ボケで起きてはいたが、珍しく頑として参加を拒否してみた(^ ^;
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2014年11月9日(日)

11月3日、部下の結婚披露宴があった。新郎側の主賓が続いていたが、今回は新婦側だ。場の雰囲気が読めない、初っ端の主賓挨拶も難儀な思いをするが、新郎側主賓挨拶が終わってから登場する新婦側主賓挨拶も難儀だ。新郎がメディア関係の仕事をしている関係もあり、その主賓挨拶は通常とは違って、カジュアルなものだった。笑いを取ることを中心に考えた友人代表のような挨拶で、それに続く堅苦しい挨拶は場にそぐわない。

とは言え、あらかじめ用意してある原稿から大きく逸脱するような芸当はできず、堅苦しい文言を回避しながら挨拶した。最近の挨拶では、偉人の名言を最後に添えるようにしている。今回はフリードリヒ・ニーチェの「結婚生活は長い会話である。」を使った。後日、新婦から”早速、おしゃべりな旦那は「長い会話」を実践しています”というメッセージをもらったときには、ちょっとホッとした(^_^ お似合いのカップル誕生だ。
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2014年11月2日(日)

土曜日、小学校のプチ同窓会があった。同窓会にノスタルジーを感じる年頃なのかもしれない。遠い故郷の、遠い昔の友達なのでなおさらだ。おしゃれなオバさんが、西新宿のおしゃれなイタリアンレストラン「カフェアロマティカ」を予約してくれた。集まったのは、オバさん二人に、オジさん三人だ。オジさん一人は、これからルクセンブルクに単身赴任をするという。家族に同伴を軽く打診したら、重く断られたらしい(^ ^;

大阪在住の同窓生一人がたまたま東京出張中だったが、土曜日に帰阪するとのことで同窓会には参加できなかった。前日の金曜日、”どこに泊まるの?”とメールしたら、”有楽町”との返信。”だったら、帰り道なので会おう”ということになり、22時過ぎに会社を出た。ところが、帰りのJR車内にて、メールが届き、”有楽町ではなく、池袋だった”−酔っ払いのなせる業?!(苦笑) ともあれ、23時頃、懐かしい友達のひとりに再会できた。
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2014年10月26日(日)

ホンダ「フィット」の5回目のリコールが発表された。エンジンを点火するコイルと電源供給回路に不具合があり、エンジンが停止する可能性があるらしい。今の「フィット」は三代目で、2013年12月発売だ。そこからすでに3回目のリコールというから驚きだ。今回のリコールでは、「フィット」以外も含めて国内40万台以上が対象になる。この無償修理は大変な仕事だ。

と、ヒトごとのように書いているが、おがわ亭にもホンダから封書が届いた。実は、おがわ亭は「フィット」ユーザなのだ。今年8月、”すでにリコールを2回もやってますので、もう大丈夫です。”という販売店の言葉を信じて、買っちゃったのだ。販売店が来て、「フィット」を持ち帰って、修理をしてから再び、持って来てくれる。場合によっては、修理期間中の代車も用意するとのことだが、2か月で100キロも走っていないおがわ亭に代車は不要である(^ ^;
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2014年10月19日(日)

四半期に一度、会社でALL HANDS MEETINGと称して、決起集会を開いている。17日(金)に第3四半期のキックオフがあった。ちょっと業績が凹んでいるので、今回、懇親会はナシだ。おがわ亭(♂)も登壇し、『ソリューションビジネスの総括』というテーマで30分語った。その2時間の発表会は、業績低迷により若干、反省会のような雰囲気もあったが、「会社の向かう方向性が再確認できて良かった」という参加者の声を聞いて、少しホッとした。

”貧乏暇なし”で、ややもすれば、”貧すれば鈍する”という傾向になりがちであるが、明日の業績を気にしながらも、半年後や三年後、あるいはもっと先のことを考えないとダメなんだろうと思う。とは言え、残念ながら貧乏会社の言うことなど誰も聞いてくれないし、ちゃんと儲けて、”遊び心”も植え付けていきたい。ヒヤヒヤ、ビクビクはナシにして、ワクワク、ドキドキを広めていきたいなぁ。
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2014年10月12日(日)

ベネッセの個人情報漏えい事件が大々的に報道されたのは、今年の7月だ。漏えい件数は当初、700万と言っていたのが、調査が進むにつれて膨れ上がり、最終的には3000万件を超えていた。国民の4人に1人という膨大な数だ。この膨大なデータが全部正しいとは思えず、間違いや重複などたくさん含まれているはずだ。とは言え、何が正しいかわからないので、「500円」のお詫びはすべてに送らざるを得ないのだろう。

おがわ亭には、三通のお詫びが届いた。おがわ亭(♀)に二通、おがわ亭(♂)に一通。封書の中を見ると、宛先とは別に、「対象の方のお名前」という欄がある。おがわ亭(♀)宛てのものは、「本人」と「二世」、おがわ亭(♂)宛てのものは「小川涼介」となっている。どこでどう間違えたらそうなるのかわからないが、おがわ亭に「涼介」なる人物はいない。いないけれども、宛先は正しいので、「500円」はもらっておこうと思う(^ ^;
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2014年10月5日(日)

日帰りで姫路に出張した。おがわ亭(♂)は山口県出身でありながら、同じ中国地方である姫路に降り立ったのは初めてだ。新幹線を降りて、駅を出ると、ちょっと遠くに有名な白鷺城が見える。駅前は地方都市って感じで、さびれている訳でもないが、賑やかな感じでもない。そんな姫路に、連結で年商2千億円を超えるグローバル企業の本社がある。東京からのぞみ号で約3時間。往復するとほぼ一日が潰れてしまう。

3時にお客さんとの打合せが終わり、その後、駅前の喫茶店で反省会。4時半頃の新幹線で帰ろうとしたが、なんと満席。正確には、B席以外は満席。金曜日の夕方は混むのかもしれない。B席は三人掛けの真ん中であり、そこで3時間を過ごすのは少々厳しい。「姫路おでん、食って帰りますか?」という同行者の誘いに乗った。7時台の新幹線を予約してから、「姫路おでん」を食べに行ったが、時間が早すぎてお店が開いてなかった(^ ^;
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2014年9月28日(日)

中学受験の算数は結構難しい。一般的に、小学校では、XやYなどを使って解いたらダメってことだが、そんなことは言ってられない。XもYも、さらにaもbもフル出場させて、難解な問題を解読していかなければならない。過去問で、a:bを求めなさいという問題があった。問題文を読んで、式をいっぱい作って、なんとか、4×a×a=b×bまで導いた。両方に√をしてあげると、2a=bとなり、a:b=1:2となるが、果たして小学生にどう教えるのか?!

その問題集にある解答を読んだ。やはり、その解答の中でも、代数(xやyなど)はフル出場である。解りにくい文章を辿っていくと、結局、同じところに行き着いている。そこから先は、・・・解説もなく、いきなり答えを導いている。果たして、それが小学生に理解できるのかしらん? 二世には、4×a×a=(2×a)×(2×a)で、これがb×bに等しいってことは、2×a=bだよね、と苦し紛れの、視覚に訴える作戦で教えた。良いのか悪いのか定かではない。
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2014年9月21日(日)

15日から米国ダラスに出張した。往路はシカゴ経由で、復路はロサンゼルス経由だった。貧乏性のおがわ亭(♂)はいつものようにエコノミークラスだ。学生のような風体の輩がビジネスクラスに搭乗するのを見ると、ちょっとだけ不愉快な気持ちにもなるが、残念ながら貧乏な会社なので贅沢はできない。成田でいつものように、エコノミークラスの列に並んでいると、ビジネスクラスの列に見知った顔があった。

余計なお世話ながら、あそこの会社も貧乏ではないか−苦笑−と思いつつも、何事もない装いで、「こんにちは」と声を掛けると、「アップグレードしたんだ」との回答。会社からはエコノミーの料金でチケットを支給してもらい、個人のマイレージでアップグレードするってのはよく使う手だ。それでもビジネスはビジネスだ。経由のシカゴ空港では、ビジネス客専用ラウンジに連れて行ってもらった。同伴者一名様まではタダなのだ。ラッキー(^_^
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2014年9月14日(日)

5日、近所のマンションで飛び降り自殺があった。二人で一緒にダイブしたそうだ。あろうことか、二人とも小学6年生。いろんな噂はあるが、何が正しいかわからない。「二人のうちの一人の母親はとっても厳しかった。」「中学受験のための勉強に疲れた。」「受験が気になって、眠れない」・・・お隣の、その小学校では、箝口令が敷かれているそうだ。親御さんはさぞかしツライだろう。ご愁傷様です、と言うしかない。

翻って、我が家の二世。”お受験”真っ盛り。希望校の過去問などやり始めているが、まだまだ、だ。その過去問集には、「合格者平均点」と「受験者平均点」が教科毎に記載されている。算数の調子が出ない。昨日は、算数が難しいことで有名らしいその中学の昨年の入試問題にチャレンジ。120点満点で、なんと15点! 合格者平均は90点なので、とんでもない状態だが。。。。悔しいのか、毎日、頑張って勉強している。少しずつマシになっている。
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2014年9月7日(日)

小学生時代に作った俳句と短歌をいまだに覚えている。『梅雨晴れや、水しぶき上げ子等泳ぐ』−当時住んでいたアパートの屋上から見える中学校のプールで、まだ夏でもないのに泳いでいる中学生がいて驚いた。『雨上がりボールなくなり木を揺する、あれよあれよと蝶がひらひら』−キャッチボールをしていて茂みの中に入っていたボールを探しているとき、雨宿りしていた蝶が一斉に飛び立ってきて驚いた。

さて、最近、二世も学校で短歌を作ったようだ。『たのしみは塾が終わって水を飲み、夕飯は何かと思うとき』−学校が終わって、塾で夜9時まで缶詰になって勉強している。すると、家に帰ってくるのは10時くらいになる。そんな生活の一コマを詠んだものだ。自分の小学生時代と比べると、まったく異なる世界を生きている。お受験を突破できた暁には、また異なる中学生活を送ることになるのだろう。時代が違うのか、住んでいる場所が違うのか。
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2014年8月31日(日)

小学校の夏休みもいよいよ終わりだ。おがわ亭(♂)には駆け込みで宿題を片付けた記憶はないが、”お受験”モードの二世にとって、学校の宿題の優先順位は低い。最初から、最後の週にやると決めていたようだ。読書感想文、ポスター、自由研究、ドリルが少々。宿題の品揃えは今も昔もあまり変わらない。面倒なのは、読書感想文。小学生のときは、本を読まないといけないのが相当に面倒だったような気がする。

ところが、二世は本を読むのが好きだ。最近では、普通の文庫本も面白がって読む。そんな二世は、「白銀ジャック」という東野圭吾のミステリーを選んだ。原稿用紙3枚という指定がある中で、最初の2枚はあらすじを書いた。これは強制的に書かされる感想文での常套手段。ここで枚数を稼いで、最後の感想は”面白かった”あるいは”驚いた”で終わり。まさに典型的な書かされる感想文だ。本を読むのは好きでも感想文は嫌いなようだ。
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2014年8月24日(日)

「○肉○食」という穴埋め問題に、「焼肉定食」と回答しても間違いではないだろう。とは言え、出題者が「弱肉強食」を期待していることは明らかだ。”お受験”では、普段使わないような四文字熟語も出題される。「牛飲馬食」、「南船北馬」、「一知半解」、「一言半句」、「四分五裂」、「二六時中」など日常会話ではほとんど使われることはない。これを小学生に求めるのはちょっと酷なのではないかとも思う。

塾のテストでの二世の回答。「貧耕豊生」・・・農業をやって貧しさから脱し、豊かに生きようってか。悪くない当て字だが、「品行方正」とはかけ離れている。「温身普通」・・・冷凍人間でない限り、36度くらいが普通だが、「音信不通」とは全く違う。「天辺地位」・・・大空のどこかの場所のこと? 「天変地異」はちょっと難しいかもしれない。いずれにしても、頑張って覚えるしかないのだ。頑張れ!!
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2014年8月17日(日)

”お受験”の合間を縫って、夏休みの小旅行。2泊3日で、世界遺産の白神山地に行ってきた。青森県・秋田県に足を踏み入れるのは初めてだ。大館能代空港まで飛行機で行って、そこから白神山地をぐるーと時計回りに一周する。完全ペーパードライバのおがわ亭(♂)は全く役に立たないので、運転手は一人。全行程300km以上の運転は少々ハードだ。ナビゲーターの役割は極めて重要だ、とよくよく言い含めて、二世を助手席に乗せた。

一部山道の運転もハードながら、トレッキングガイドツアーで、歩くのも大変だ。普段、歩かないので、三日間で約20kmの歩行は結構キツイ。山歩き用のシューズ、厚めのソックス、ステッキ、膝サポーター、さらに、万一に備えてのレインウェア、防水性に優れたバックパック、・・・を用意した。万一の備えだったが、三日目の奥入瀬渓流では大雨に遭い、雨具系の備えが大活躍。とりえあず、怪我もなく帰京したので、大雨も旅の思い出の一コマだ。
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2014年8月10日(日)

大雨、豪雨、暴風、竜巻、、、落ち着かない天候だ。先月の台風9号による大雨に引き続いて、今度は台風11号。四国や南近畿地方はまたしても大雨だ。台風が通りすぎると35度という”熱暑”が待っている。幼少の頃、夏といえば入道雲であり、夕立だった。30分か1時間、ザーと雨が降り、埃を洗い流して、植物に水をやり、体感温度を下げてくれた。35度などいう気温はなかったように思うし、夕立で被害などなかった。

時を経て、夏(だけではないが)を取り巻く環境も随分と変わってしまった。朝6時30分からラジオ体操に出掛け、外出が解禁される10時まで夏休みの宿題をやり、10時になると子供達は一斉に外に出てくる。昼食を挟んで、日没近くまで友達と外で遊び回った。ところが、今の都会の子供達は違う。朝、通勤電車に乗って、進学塾に通うための塾に行き、午後からは進学塾で夜7時までお勉強。少しずつ”楽しく”なってきたようではあるが、大変だ。
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2014年8月3日(日)

久々にやってしまった。その日は本社立ち寄りのため、蒲田から有楽町までJRで行く予定だった。いつものようにちょっと早めに出掛けて、蒲田始発電車に座って通勤だ。携帯電話のアラーム機能をオンにして胸ポケットに忍ばせる。20分後が目安だ。音を鳴らすと周りに迷惑なので、バイブレータのみ。胸ポケットで震えると必ず起きるはずだったが、その日は気づいたら田端だった。有楽町から先に15分。”痛勤”電車に乗って、有楽町に戻った。

久々にやられてしまった。帰宅時、蒲田に向かう途中、「23時46分、人身事故発生」のお知らせ。品川駅でしばらく停車するという。長いと1時間以上待たされることになる。品川からタクシーで帰ろうと試みたが、長蛇の列に辟易。近くのラーメン屋で食事を済ませ、再び、駅に戻った。「0時50分、運転再開予定」とのアナウンス。あと少し、と思って待ったが、動き出したのは午前1時過ぎ。当然、蒲田で乗り換える東急電鉄は動いていない。。 (^ ^;
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2014年7月27日(日)

京都で過ごした学生時代に、縁のなかったもののひとつに『納涼床』がある。5月から9月まで、鴨川の右岸の二条から五条までの間で、高床式の仮設工作物にて飲食が提供される。今ではすっかり大衆化して、例えば、スターバックスの京都三条大橋店でも納涼床を楽しむことができるが、その昔は”一見さんお断り”のイメージが強かった。四条大橋のすぐ南側にある東華菜館も納涼床を持つ古めかしいお店だ。

大学の研究室のプチ同窓会が、その東華菜館で開かれた。もともとは、「不便の益」を研究テーマにしている同窓生の教授就任祝いの会だった。集まったのは10人。うち4人は東京からの参加だ。みんな一様に歳を取っているが、しゃべり方も反応の仕方も基本的には30年前と変わらない。が、よくよく話を聞いてみるとその身辺には大きな違いが生じている。2歳の孫がいるおじいさんがいる一方で、2歳の子供がいるおとうさんもいたのだ。ビックリ。
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2014年7月20日(日)

土用の丑の日が近づくと、妙に鰻の蒲焼が食べたくなる。土曜日の夜、二世を誘って、近所にある『日吉』という名の古めかしい鰻屋さん(2012年6月24日参照)に行った。歩くこと10分程度。あと10mほどのところで、二人のお客さんが店の中に入って行くのが見えた。店の戸を開けて、中を覗いてみると・・・・・なんと、満席。あと数十秒早く着いていれば、蒲焼にあり付けたのに、まことに運が悪い。

『日吉』の近くには、『すき家』があり、『ココス』があり、ラーメン屋もある。”何にする?”と二世に相談してみたが、やっぱり、蒲焼が食べたいことに気付いた。『すき家』の店頭に、うなぎと大書した幟を見つけ、迷うことなく入った。牛丼(並)250円の隣に、うな丼(並)740円のメニューが並んでいる。『日吉』だと3000円くらいするので、ここは奮発して「うな牛」にした。うな丼と牛丼のコラボだ。並が830円で、特盛が1210円。悪くない。
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2014年7月13日(日)

ワールドカップサッカーがいよいよ決勝だ。ドイツ対アルゼンチン。優勝候補のブラジルは準決勝で、ドイツに7−1という歴史的敗北を喫した。ネイマールというエースストライカーと、キャプテンのシウヴァを欠いたことが敗因とされている。日本は一勝もできずにグループリーグ戦で敗退。外国選手と比べてフィジカル(身体能力)が違う、と言われる。確かに、大男がたくさんいる外国のチームに比べると見劣りするのは事実だ。

ただ、その一方で、ブラジルのエースであるネイマールは175cm、65kgであり、華奢な感じさえする。違いはフィジカルだけではない。次に指摘されるのが、個人技だ。今、その技に違いがあるのは事実だとしても、手先の器用な日本人は元来、足技も得意なのではないかと思う。足技を鍛えるためには、平安時代から競技として行われていた「蹴鞠」復活させるとして、最も基本的かつ最大の差は、国をあげての”やる気”の違いだと思う。
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2014年7月6日(日)

最近、人の名前を思い出せないことが多くなってきた。こんな調子では、新しいことなど記憶できないのではないかと怖ろしくなってしまう。ビデオに録画して、毎週何本かの連ドラを観ているが、毎回、同じ俳優の名前が出てこない。たとえば、「黒田官兵衛」に登場する小早川隆景役の鶴見辰吾、山中鹿介役の別所哲也。「プラトニック」に登場する沙良の夫役の吉田栄作、沙莉の主治医役の尾美としのり。ただ、三回くらい繰り返すと、記憶が定着する。

俳優の名前が出てこなくとも、日常生活にはまったく支障はないが、会社の同僚の名前が出てこないと少々、困る。会社の割と近くの席に、同性の管理職が二人いる。ひとりは○沢で、もう一人は○澤だ。漢字が違って同じ名前だという記憶にはまったく乱れはないが、肝心なその苗字が出てこない。あ、い、う、え、お、か、・・・・五十音順に声を出して探しても記憶が取り戻せない。焦る、焦ると余計に思い出せない。皆が通る老化の道なのだろうか?
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2014年6月29日(日)

気付いたら2014年も半分が終わろうとしている。来週は7月だ。もうすぐ「七夕」である。琴座のベガと呼ばれる織女星は裁縫の仕事、鷲座のアルタイルと呼ばれる牽牛星は農業の仕事をつかさどる星で、この二つの星は旧暦7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることから、中国でこの日を一年一度のめぐりあいの日と考え、七夕ストーリーが生まれたそうだ。ロマンチックな話だが、旧暦7月(今の8月)の話だ。

近所のスーパーにも願い事を書いた短冊が付けらえるように笹の木が置いてある。そこにいた小さな子供が自分の書いた短冊を読み上げた。「ディズニーランドに行けますように!」−傍にいたそのおばあちゃんらしき人が微笑んでいる。その子はおばあちゃんに聞いた−「おばあちやんはどこに行きたい?」。そのおばあちゃんは間髪入れずに答えた−「あの世」。正真正銘の老人が言うとあんまり洒落になっていない(^ ^;
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2014年6月22日(日)

だんだんとお受験モードだ。あまり気乗りはしなかったが、おがわ亭(♀)に連れられて進学塾の進路相談に出掛けてみた。中学校が受験日と偏差値でマトリックスになっている紙を渡された。その学校の偏差値が60だとすると、その塾のテストで偏差値60の場合は合格率80%、偏差値が55だと50%だという。それ以下だと、かなりチャレンジグなことになる。かなりの有名校が集中する2月1日にどこを受けるか、が肝だ。

どうしても行きたい場合は、二日連続で同じ学校を受けると合格可能性が上がるのだという。その学校にしてみれば、受験料を二回払ってくれれば、底上げもしたくなるだろう。即日発表される合格者リストに名を連ねた、第一希望合格者は翌日以降の試験は受けない。最近は、午前・午後と二回別々に試験をする学校もあるようだ。いずれにしても、2月1日から親・兄弟総動員での臨戦態勢が必要な気配だ。
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2014年6月15日(日)

オーランドからワシントンDCまでのアメリカ国内線でのこと。真ん中に通路が一本で、両側がそれぞれ三人掛けになっている小さな飛行機だ。窓際の席の私の隣には日本人の、たぶん3、4歳の女の子。その隣はそのお母さんだ。二人は日本語で会話している。後ろは小学生くらいのインド系の男の子。その、後ろの男の子が前の座席を蹴っている。モロ響くので注意しようかと思ったら、隣もイケてない。

その女の子は土足のままシートに足を上げており、靴の底面が隣の席に進出している。こちらも注意しようかと思ったら、お母さんの話が始まったので止めた。「○○ちゃんは自由に育っているので、日本だと息苦しいかもしれないわね。世界は広いのよ。日本に住まなくなっていいんだから。小さいうちから色々な国に行って、いろんな国の人と友達になりましょうね。」−その小さな子供に繰り返し、切々と語っていた。何かあったのだろうか?!
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2014年6月8日(日)

先週は一週間、アメリカ出張だった。オーランドはディズニーランドの街として有名だが、国際会議設備も充実している。自宅を出てから、現地のホテルに辿り着くまで、ほぼ丸一日。とにかく、遠い。時間がかかる理由のひとつは、ダイレクト便がなく、乗り継ぎになってしまうからだ。往路はシカゴでトランジット。ここでは、預けた荷物を一度、ピックアックしなければならないという手間もかかる。復路はワシントンDCで乗り換えだった。そこで・・・

急ぎ、預けた荷物が流れてくるところに向かったが、いつまで経っても流れてこない。周りを見渡すと、日本人らしき旅行者がいない。ここはピックアップしなくてもよいのか? 空港の外に出て、一服したのち、手ぶらで戻ることにした。手荷物検査をクリアして、モノレールに乗って、走った。空港の外までタバコを吸いに行ったんだと自分を納得させようと思ったら、B41ゲートの目の前にアメリカの空港では珍しく、スモーキングルームがあった(^ ^;
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2014年6月1日(日)

二世の漢字の問題に、「だんちょうのおもいで」というフレーズがあった。二世はこれを「団長の思い出」とした。これだけ見ると間違いではない。ただ、「だんちょうのおもいで決断する」となると間違いだ。早とちりの典型だ。幣原オカマ説(2014.5.25)に通じるものがある。国語の授業で、「断腸の思いで」というフレーズを習っているはずなのだ。これをちゃんと勉強していれば、「団長の思い出」とはならない−笑うしかない(^_^

昨日は小学校最後の運動会だった。徒競走でなんとか一等になって調子に乗ってのぞんだ組体操。最初は個人演技だ。5年生と6年生の男女全員がトラック内に広がり、片足で立ち、もう一方の足をできるだけ高く上げてバランスを取ったり、片手と片足で身体を支えたりしたのち、次はいわゆるブリッジだった。仰向けに寝転がって、両手と両足で支えて、背中を持ち上げる。そのとき、二世の腰のスジに異常を来した−途中棄権してしまった(^ ^;
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2014年5月25日(日)

”シデハラキジュウロウって、オカマだったの?”と二世が聞いてきた。シデハラって誰だっけ、と思いながら、二世が取り組んでいる問題文を見たら、幣原喜重郎のことだった。幣原って誰だっけ、と思いながらも、性別を問われているとするならば、「男性」であって、「オカマ」という回答はあり得ない。オカマ説を唱える二世いわく、”だって、解答に「男女」って書いてあるんだもん”。そもそも、テストでその人の性別を問うなどということがあろうか?!

続けて、二世いわく、”小野妹子っているじゃん。「子」って付いているけど、男でしょ”。とは言え、「男女」って正解はないだろう。幣原喜重郎が戦後二番目(最初は東久邇宮内閣)の内閣総理大臣ってことも忘れていたが、、、、そうだ!、当時のニュースのひとつは男女普通選挙の実施だ。問題文で問われている「性別」は、当時、選挙権を持っていた人の性別であって、幣原さんの性別ではないのだ。だから、「男女」で正解なのだ。
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2014年5月18日(日)

シニアハイアリングと称して、文字通り、シニアな方々を採用している。諸外国ではすでに定年67歳というところもあるようで、すでに70歳が視野に入っているようだ。今、仲間になってもらっているのは、70歳台ではなく、年長の方でも60歳台だ。少子高齢化の行きつく先を考えると、大した話ではないが、まだまだ日本では一般的ではない。20歳台前半の新卒者と、60歳台のシニア経験者が同時に新入社員として入社する。実にオモシロイ。

そんな新卒新入社員から質問があった。”中途採用しか取らない会社も多い中で、なぜ、新卒を採用するのですか?” おがわ亭(♂)の回答は以下の通り。ひとつは、若者には会社のDNAを作っていって欲しい。残念ながら、IPS細胞は若い人にしかない。いまひとつは、社会的責任。教育コストのかからない中途採用のみが横行するとき、誰が若者を社会人に教育するのか−思いつきながら、悪い答えではないのではないかと思う。
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2014年5月11日(日)

マレーシア航空機が行方不明になってからすでに一か月が経過した。今も、多くの国がその機体をインド洋にて探しているらしいが、未だに発見されない。原因もわからず失踪してしまったことを思うと、小市民としてはマレーシア航空に乗るのは避ける。GW明けからのマレーシア出張では、マレーシア航空に乗らないことを第一に考えた。ちなみに、マレーシアへの直行便はともにOne Worldグループのマレーシア航空とJALしかない。

マレーシア航空を避けると必然的にJALになるのだが、そのJALはほぼ満席状態で、三人掛けの真ん中の席しか空いていない。真ん中で7時間も拘束されるのは耐えられないので、ANAの経由便で行くことにした。行きはハノイ経由で帰りはシンガポール経由だ。経由便はStarAllianceグループのどこの航空会社だろう、と思っていたら、なんと競合陣営のマレーシア航空だった。結局、避けたはずのマレーシア航空に乗ってしまった(^ ^;
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2014年5月4日(日)

二世の参加しているGW特訓は文字通り、朝から晩まで、だ。9時から授業開始で、17時までみっちり。驚いたことに、授業と授業の間に休憩がない。いわゆる休憩時間はお弁当を食べる時間=30分しかないそうだ。トイレに行くときは講師の許可を得て、ダッシュ。そんな詰め込みで何の役に立つのか、と正直、思ってしまうが、友達が行くから僕も行く、と言われると、NOとは言えない。

おがわ亭(♂)には中学受験の経験はない。小中学校では、学習塾はおろか、○○教室と呼ばれるところにも縁がなかった。ソロバンも習字もピアノもスイミングも行っていない。ある友達がソロバン教室に通っているときは別の友達と遊び、別の友達が習字教室に行っているときはそのまた別の友達と遊んでいた。学校の授業とほんのわずかな宿題だけで十分だった(気がする)。いったい将来、何がどう違ってくるのだろう?!、とも思う。
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2014年4月27日(日)

いよいよゴールデンウィーク! 残念ながら、今年の祝日の並びはイマイチとは言え、四連休(5月3日[土]〜6日[火])だ。2007年に4日が祝日になってからは、3日〜5日は必ず休み。祝日が日曜日と被った場合、翌日以降で最も近い平日が振替休日となるので、3日でも、4日でも、5日でもどれかが日曜日の場合、確実に6日は休みになるという訳だ。かくしては、今年は火曜日の6日がお休みなのだ。

昨年、二世と二人で出雲大社&石見銀山に出掛けた。今年は”お受験”のため、旅はナシだ。学習塾での特訓があるらしい−長い人生を思うとき、この時期、走り回って遊んで、身体を鍛え、他人との接し方を覚えた方が良いのでは、とも思うが、都会では周囲がそれを許してくれないようだ。おがわ亭(♂)は、一人で遊ぶ術を学ばないといけないのだろう。さて、何して遊ぼうかな?
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2014年4月20日(日)

38年ぶりの再会だった。小学校5、6年生のときの担任の先生はすでに80歳。小学校を卒業して以来、一度もお会いしていないし、失礼ながら年賀状さえ出していない。その容姿から先生だとすぐにわかったが、目線の違いは圧倒的だった。小学校のときは、見上げていた記憶しかないが、今は、先生の方が見上げている。先生の身長が160cmくらいであったことに今さながら気づいた。益々お元気で、と思った。

同級生のひとりに、小学校の教頭先生をやっている女性がいる。毎朝、6時40分に登校し、学校のカギを開けるのが仕事だと、自嘲気味に言う。隣の隣町からの通勤なので、5時30分には家を出るらしい。その彼女いわく、”もう30年近く、お昼は給食なのよ。毎日、ごはんと一緒に牛乳を飲んでるの。” 考えもしなかったが、小学校の先生は確かに、ずっと給食を食べ続けている訳だ。それはそれで結構、シンドイかも、と思った(^_^
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2014年4月13日(日)

土曜日の昼下がり。近所を走る東急池上線の車内。そのシートは9人掛けだ。始発駅から乗り込んだ老若男女は、座った途端にそれぞれの小さな機械とニラメっこ。60歳台と思われるご婦人もいる。小さな機械はスマホが大半だが、音楽プレーヤーらしきものが一台。例外は学生風の一人で、本を開いている。8人を乗せて出発したがその電車に、最初の停車駅で一人のおばあさんが乗り込んできた。9人掛けはこれで埋まる。

果たして、そのおばあさんは鞄の中から、小さな機械を取り出した。スマホではなく、ガラケーだ。メールをやっているようだ。一部始終を観察していたおがわ亭(♂)も、スマホとニラメッこするが、近視用コンタクトを装着しているため手元は見えない。小さな機械に”征服”されるのは本意ではないが、やはり情報源としては捨てがたく、シニアグラス(※ 老眼鏡とは言わないようだ)を手に入れるために、その電車に乗っていたのだった(^_^

※英語の辞書では、reading glasses
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2014年4月6日(日)

咳喘息かもしれない。先週、近所のおばあちゃん先生(昭和2年生まれ!)のところに行って、抗生剤と去痰薬(※)を処方してもらった。3日間、真面目に飲み続けたが、症状は一向に改善しない。部屋から屋外に出たときなど時々、ひどく咳き込んでしまう。気温差が気管を刺激するらしい。インターネットでいろいろ調べてみると、咳喘息には吸入ステロイド剤(※)がよく利くとの情報があったので、おばあちゃん先生に処方してもらうことにした。

「吸入ステロイド剤って、よく利くって聞いたんですけど」と一応、気を遣いながら、聞いてみた。聞こえていないふりをされて、話をそらされた。再度、「吸入ステロイド剤を使ってみたいんですけど」って、言ってみた。「ステロイドは使いたくないんだよね。」とあっさり提案は却下されて、再び、去痰薬を処方された。インターネットで調べてみると、これも咳喘息のひとつの治療方法のようだ。おばあちゃん先生を信じることにしょうと思う(^_^

※吸入ステロイド:キュバール(大日本住友)、フルタイド(GSK)
※去痰薬:ムコソルバン、カルボシステイン
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2014年3月30日(日)

16日はピアノ発表会だった。二世の晴れ舞台だ。田舎から両親を呼んで、一家総出で聴きに行った。ソロと連弾で二回登場する。連弾は幼馴染君がメインパートで、二世はサブだったが、直前になって、その幼馴染君のスケジュールの都合で、カップリングができなくなってしまった。相手がいないとき、通常は先生が弾く。ただ、先生はメインは弾かないので、二世のパートがサブからメインへ変わってしまい、大騒ぎ。

なんとか聴けるほどには弾けるようになった。本番でも、なんとか聴けるほどには弾いた。演奏後、一足先に帰ろうとすると、幼馴染君のママがおがわ亭(♂)のところにやってきた。「このたびはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」 と言って、何やら頂いた。なぜ私に? と思わないでもなかったが、それを知ったおがわ亭(♀)は慌てて、幼馴染君へのプレゼントを買いに走った、とさ。
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2014年3月23日(日)

春分の日(21日)に日帰りスキーに出掛けた。今季2回目のスキーで、これが最後だ。朝6時前に起きて、7時過ぎの新幹線に乗った。三連休の初日ということもあってか、東京駅は大混雑。勝手知ったる上越国際スキー場に着いたのは9時半過ぎだ。レンタルスキーを5時間借りて、3時頃までたっぷり滑ることができるはずだったが、大雪の中、11時前には1回目の休憩。12時過ぎには食事休憩。1時半頃にはお風呂にいた。

予定を1時間繰り上げて帰ることにした。二世と二人でお茶をしたあと、バスに乗るべくホテルロビーに向かっていたそのとき、マフラーがないことに気付いた。どう考えても、お風呂で忘れたとしか思えない。そこからお風呂まで戻るとそのバスには間に合わないが、戻った。果たして、マフラーだけではなく、帽子と耳当てもそこにあった。帽子は忘れたことすら気付かなかった。忘れ物をするな、と二世に教育的指導ができる立場にない(^ ^;
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2014年3月16日(日)

2か月前、ドイツに出張にいった仲間の日本人がパスポートを紛失した。強盗まがいのスリに、鞄ごと奪われてしまった。デュセルドルフという日本人も多く住む街での出来事だった。パスポートに加えて、現金、クレジットカード、パソコン、携帯電話もなくなった。モノがなくなったという事実よりも、奪われたという事象の方が本人に大きなショックを与えてしまったようだ。そして、先日、東京に出張してきた仲間のドイツ人がカメラを紛失した。

自慢のカメラで附属機器も含めると百万円以上するらしい。その日、夜11時過ぎに彼は、同僚のドイツ人と二人で新橋に繰り出した。しこたま飲んで、酔っぱらったままホテルで朝を迎えたとき、カメラの鞄がないことに気付いたようだ。本人も周囲も大騒ぎだが、その飲み屋さんは夕方にならないと人がいない。出張期間を延ばして、夕方になるのを待ってお店に連絡したところ、「お店で預かってますよ」−さすが、日本! えらいぞ、日本!
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2014年3月9日(日)

唐突に決まった。昨年7月に、東京で開催された高校の同窓会で再会した小学校の同窓生4人が、東京でプチ同窓会を開いたのが昨年9月。そこでは、東京に住む一人と、山口に住む一人が加わり、計6人が旧交を温めた。同じ6年1組の卒業生だ。そのとき、担任の先生の消息を知っている者はいなかったが、最近、山口在住のメンバーが調査した結果、現在80歳で、ゴルフもするほど元気に暮らしていらっしゃることが判明した。

「じゃあ、○○先生を囲む会をやろう!」と一気に話が進み、来月、山口での開催が決定。先生を含めて、10人程度が集まるようだ。先生と会うのは卒業式以来で、実におよそ40年ぶりの再会となる。みんな同じように、昔を懐かしく思う年頃になったんだろうな、とつくづく思う。今回は土日の24時間程度のショートステイだ。海外出張で貯めたマイレージでゲットした無料航空券を使って帰省する(^_^
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2014年3月2日(日)

木曜日には真新しいバスルームが使えるようになった。もう少しチャレンジングな色にしても良かったかもしれないが、落ち着いた雰囲気と、柔らかい床、流線形の浴槽は悪くない。先週の日曜日は、結局、川崎にある「志楽の湯」というちょっと風情のあるスーパー銭湯に出掛けた。月曜日と水曜日は、自宅で頭だけ洗って凌いだ。問題は火曜日だけだった。当日、タオルと石鹸を鞄にしのばせ、出勤した。

その火曜日、そんなに寒くはなかったので、自宅近くの銭湯ではなく、会社近くのスパに行った。一般コースは2300円だが、一時間コースは1200円だ。会社の交差点を挟んで向かい側のビルの9階にある「楽天地スパ」は24時間営業だ。大きな浴場は清潔な感じで悪くない。ただ、客層は不自然だ。近所のおじいさん(?)に、これから出勤する水商売のおにいさん(?)、そして、ちょっと疲れたサラリーマン(?)。。。。
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2014年2月23日(日)

いよいよ工事が始まった。トイレ、洗面所に続き、今回はお風呂のリニューアルだ。土曜日から最低5日間は、お風呂のない生活が続く。この工事のために、マンションの一階入り口から、すべての通路とエレベータに養生が施してある。部屋の中も、玄関からお風呂場までは土足域となっている。工事初日の土曜日は、すべての水が使えない時間帯もあった。結構、大掛かりな工事だ。

お風呂のない日をどう過ごすかは大きな課題だ。土曜日は近所(と言っても、歩いて10分)の銭湯に行った。東京の銭湯はどんどん数が減っているらしい。日曜日は、川崎のスーパー銭湯か、平和島のクアハウス、あるいはお台場の大江戸温泉を狙っている。問題は月曜日から、だ。会社の目の前の、楽天地スパか、あるいは、近所の銭湯か−いずれにしても、少しの間我慢すれば、真新しいバスルームが待っている(^_^
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2014年2月16日(日)

金曜日の午後から再び、大雪だった。二週連続の記録的な大雪だ。土曜日の午前中、二世とともに散髪に行く予定だったが、さすがに見送った(が、ちょっと無理して行っておけば、ガラガラの散髪屋で素早く、髪を切ってもらえたはずだ)。午後、二世は塾に出掛けて行った。水分を多く含んだ今回の雪は、気温が上がると一気に溶けた。ここのところの大雪で、都会人も手慣れたもので(?)、商店の前などの雪掻きは完璧だ。

日曜日、散髪に出掛けた。待合のための椅子5脚はすべて埋まっていた。座るところがなければ、お昼ご飯を食べに行ってから、再チャレンジと決めておいたので、近くの「松屋」へ直行。20分後、今度は1脚空いていた。迷うことなくお店に入り、予定通り、親が座り、子は立ったまま。子からの苦情は一切ない−なぜならば、「ジャンプ」という漫画が読めるからだ。二世にとっては、ガラガラの散髪屋よりも満員の散髪屋の方が良いらしい(^ ^;
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2014年2月9日(日)

土曜日は大雪の中、学校公開日だった。5年2組は「算数」、「総合」、「音楽」の三時間授業だ。「総合」とは、正確には”総合的な学習の時間”と言い、児童、生徒が自発的に横断的・総合的な課題学習を行う時間と定義されているらしい。この日は、生徒達が一人ひとり”環境”というテーマで調べた内容を発表する時間だった。森林破壊や、地球温暖化あるいは放射能汚染といったテーマが多かった。今回は7人の発表者が指名された。

驚いたのは、パソコンを使って発表する生徒がいたってことだ。パワーポイントというプレゼン用ソフトを使って発表資料を作っていた。文字の大きさや色にも工夫が見られ、アニメーションと呼ばれる機能もちゃんと使っていた。パソコンを使う生徒は2割くらいだろうか、残りは伝統的な手書きの紙芝居である。今回、発表のチャンスのなかった二世も紙芝居らしい。「絶滅危惧種」というテーマ選定は、人と違って面白いが、なんで紙芝居なの?!
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2014年2月2日(日)

人身事故、信号故障、安全確認、車両故障・・・いろんな理由でしばしば電車のダイヤは乱れる。3本乗り継がないと帰れないおがわ亭(♂)はダイヤ乱れに巻き込まれる確率も高くなる。先日、錦糸町から秋葉原に向かう総武線が止まっていた。ホームにはどんどん人が増えてくるが、電車は来ない。幸い、人の波とは逆方向(下りではなく、上り)なので、死ぬほど多い訳ではない。30分くらい待っただろうか、ようやく電車が到着した。

秋葉原から蒲田までは京浜東北線だ。これも上りなので、そんなに混んでいない。普段は座れるのだが、この日はさすがに座れなかった。蒲田からは、三両編成の東急池上線だ。JRとの待合せで、これがまたよく遅れる。最終電車はほぼ毎日、10分くらいの遅れだ。酔客が多いせいか、はたまた慣れてしまっているのか、誰も文句を言わない。この日は発車が15分くらい遅くなった。それでも誰も文句は言わない。素晴しきかな、日本国である。
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2014年1月26日(日)

右上の奥歯に違和感がある。痛みはないが、咀嚼するときに右側を自然と避けている。無理に噛み合わせてみても、力が入らない。調べてみると、2年前に親しらずを抜いたところだ。痛み出すと嫌なので、歯医者に行ってみた。先生いわく、”親しらずを抜いたときにお伝えしましたが、この歯はボロボロなので、もう抜くしかないですよ。”−そう言えば、そんなこと言われたような気もする。

”で、どうします? 今日、抜いちゃいます?”と先生は軽〜い感じで尋ねてきた。こちらも軽〜い感じで、”今日、抜いちゃいましょう”と答えてはみたものの、抜いたあとはどうするんだろう?と気になっていた。麻酔のおかげでなんら痛みも感じずに、ボロボロのその歯は抜けた。”じゃあ、明日、消毒しますから。”と言って先生は立ち去ろうとしたが、気になるので聞いてみた。”差し歯ですか、入れ歯ですか?”−先生いわく、”ほっておきましょう” エッ?!
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2014年1月19日(日)

スキーに行った。1泊2日ながら、レンタルスキーは2日間でもなく、1日でもなく5時間のみだ。ホテルのおねえさんが、16時15分までに返却してくださいね、とやや不思議そうな表情で言った。おがわ亭(♂)が、来る前から、土曜日しか滑らない、ナイターはやらないと宣言をした結果だ。16時頃、スキーを終えてホテルに戻る途中、事件は発生した。ホテルを目の前にして、今日、何歩歩いたかなぁ?、スマホの歩数計を携行している二世が言う。

さあねぇ−と応じると、二世は自分のウエストポーチの中にあるはずのスマホを探し始めたが、見当たらない。ポッケにもない。紛失!である。まだ、スキーを履いていた二人は急いでリフトに乗って、休憩した小屋に向かう。「どんなスマホですか?」と小屋のおねえちゃんに聞かれ、「こども用です」と答える。数分後・・・、「ありました!」との言葉とともに、おねえさんが笑顔で登場。隣には、ホッと胸をなでおろしている二世がいた。
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2014年1月12日(日)

神様なのか、仏様なのかよくわからない。宮島にある大願寺の秘仏厳島弁財天は弘法大師空海の作と伝えられているそうで、弁財天は現世利益の女神様。神仏習合の時代は嚴島神社の主神・市杵島姫令が理財の女神として崇められるようになり、仏教の弁財天と同一視されていたらしい。結局、仏なのか、神なのか不明であるが、その理財の女神様にお願いをすべく、「商売繁盛」と「合格」の杓子を購入した。

1月6日、会社近くの亀戸天神(社)にお参りをした。菅原道真を祀り、学問の神様として親しまれている。学問の神様に「商売繁盛」をお願いするのは筋違いではないかと思ったが、その神社のホームページによれば、厄除けのひとつとして「商売繁盛」が分類されており、『会社、家業等の益々の繁栄、職場と社員、ご来客の皆様の安全を祈願します。』とある。まったく問題ない。ただ、「合格」祈願は天神様の方が良かったかもしれない。
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2014年1月5日(日)

世界遺産である嚴島神社に初詣に行った。江戸時代の嚴島神社は社家を代表する棚守、供僧を統括する大聖院、寺社
造営修理を掌った大願寺の三者による経営体制が維持されてきたが、明治維新後の新政府は明治元年(1868年)に神
仏分離令を発令。寺院の多くは廃寺となり、嚴島神社や千畳閣(現在の豊国神社)・五重塔にあった仏像も大聖院や大
願寺に移されるなどの混乱があったらしい。

神社への入り口で参拝料(大人3百円)を支払って、長い回廊で長い行列に並んだ。30分くらい並んだところで、抜け道
があったため離脱。入場料の3百円を勝手にお賽銭とみたて、少し離れたところからお参りをした。そのまま神社を抜け
ると大願寺だ。その大願寺で、お守りの杓子を買った。「合格」と「商売繁盛」だ。30cmくらいの小さいものだが、ひとつ
千円。神様に3百円で、仏様に千円だ。今年は神仏習合思想で行こう!
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