おがわ亭バナーOGAWA−Tei

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2010年12月26日(日)

恒例の年中行事である人間ドックに出掛けてきた。毎度毎度憂鬱なのが、胃カメラである。毎回事前の問診で、喉の反射が強いことを訴え、鎮静剤を要求する。昨年は必死の訴えの結果、嫌味を言われながらも鎮静剤投与が決まったが、あろうことか薬が効きだしたのが検査終了後。検査中は例によって死ぬ思いだった。今回はその反省も踏まえなければならない。

検査台に横になり、点滴による鎮静剤投与が始まった。”まだ、まったく利いていません”−カメラを突っ込まれる前に先制攻撃だ。1分くらい経っただろうか、まだまだ、だ。すると、医者は点滴に何かを追加した。利かないので量を増やしたのか−と思った。。。。。気づくと、検査は終わっていた! なんの異常もないとのことだ。医者に聞いてみた。”(去年よりも)鎮静剤の量を増やしたんですか?” ”いえ、睡眠導入剤を追加しました。” なるほど(^_^ 来年は、その病院でも導入したという経鼻カメラにチャレンジしてみようと思う。
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2010年12月19日(日)

今年ももうすぐ終わってしまう。来年は兎年で、年男だ−なんと、48歳になる。驚きであるし、信じられない気分だ。無理の利かない年齢なのかもしれない。相変わらず、平日は朝7時に起きて、9時には会社に着き、帰宅するのは毎日午前様である。帰宅してからも、溜まっているEメールの処理をすると、寝るのは3時ごろだ。それでも仕事は片付かない。。。。

オーストラリアでは12月24日から1月7日まで会社自体がお休みらしい。ドイツでは多くの人が、2週間程度のクリスマス休暇をとる。アメリカでも、クリスマス前後に1週間から10日間の休暇をとるのが慣例のようだ。それに引き換え日本人は、29日〜3日までお休みという会社が多いと思われるが、2011年のように1日が土曜日だとまことに調子が悪い。純粋に6連休のみ。頑張って、4日を休むおがわ亭(♂)は7連休。限界か(^ ^;
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2010年12月12日(日)

ネッツトヨタ東京から電話があった。「(二世の書いた)絵がコンテストで優秀賞に選ばれたので、賞品を取りに来い」という。その留守番電話を聞いたときには何のことかわからず、正直、嫌がらせか、と思った。が、しばらくして、思い出した! 10月ごろ、ネッツトヨタで車検をしてもらっている時、二世が”空飛ぶクルマ”の絵を描いたような気がする。確かにそれは何かのコンテストだった。

ホームページで調べてみると、それは『「未来のクルマ」ちびっこお絵かきコンテスト』であり、小学生以下の子供を対象にしたものだった。その案内をみてみると、各店舗(全国267店舗)毎に最優秀賞1点、優秀賞5点となっている。その賞品は最優秀賞が商品券1万円分、優秀賞は3千円分だ。きっと、賞品をもらった二世は「今から”爆丸”を買いに行こう!」と騒ぐことだろう。こればかりは二世が”稼いだ”ものだから、止めようがない(苦笑)。
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2010年12月5日(日)

ドイツ人がやってきた。遊びに来たわけでもなく、3泊4日の出張でやってきたわけでもない。2年間の出向勤務で日本に住んで働くためにやってきたのだ。おがわ亭(♂)の直属の部下となった。普通の日本の会社は、日本語のできない人が働くための環境は何もない。社内で利用しているシステムはすべて日本語のみである。彼だけは特別に、昔ながらの紙を使って、各種申請や社内事務処理を行うことになる。

その彼から来日直前に、相談メールが届いた。「クリスマスは自分にとって特別な日なので、休暇が欲しい」ということだったので、「問題ないよ」と返信したが、よくよく確認してみると、「12月23日からドイツに帰国し、クリスマスを迎え、そのまま年末年始をドイツで過ごしたい。」ということだった。いきなりの12連休ということだ。多少のやせ我慢をしながらも、「もちろん、問題ないよ」と返事をしたのは言うまでもない。
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2010年11月28日(日)

二世が忙しそうである。本人が楽しければ、別にどうということはないし、元来怠け者である幼年期に多少の無理をさせてもやらせることに意味のあることも多い。例えば、ピアノ。幼年期に覚えた指の動きや、音の捉え方は一生の財産になる。例えば、そろばん。加減算のみならず、乗除算も暗算できるようになれば、それは財産だ。運動もそうだろう−足腰を鍛え、全身の筋力・持久力を養うには必要なことだ。

サッカー、ピアノ、コラショ(通信教育)、学研(学習塾)、水泳、ボウリング、ゴルフ・・・・・、いろいろやると忙しい。実は、おがわ亭(♀)も忙しくなる。思いつきで、二世に聞いてみた。”一生懸命やりたいものを二つだけ選ぶとすれば何?” 二世は少し考えて答えた。”ボウリングとゴルフ!” 遊びの要素の大きいものから二つって感じだ(苦笑)。元来怠け者説は大当たりである。楽しいことと少し辛いことと両方経験して欲しいと思う。
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2010年11月21日(日)

ドイツに出張に行ってきた。今回は前回(6月)の反省を活かし、電源変換プラグと歯磨きセットは鞄の中だ。飛行機の中での窮屈な思いを少しでも緩和すべく、「通路側」を事前に指定しておいたが、帰国便は座席指定の確約が取れないとのことだった。最終日、少しでも早くと思い、マンハイムから新幹線のような特急電車に乗って、出発の2時間半前にフランクフルト空港に到着した。少し焦っていたのだろうと思う。

急ぎ、カウンターでチェックインをしたが、金髪のおねえちゃんが申し訳なさそうに言う。”通路側も窓側も一杯です。” ガ〜ン。これから11時間も真ん中の席は辛いなぁ−と思いつつ、カウンターを後にして気づいた。てもとにコンタクトケースとメガネがない! ついでに、機内用のスリッパも忘れた。さらに、文庫本も預けたキャリーバックの中だ。慌てて戻ってみたが、すでに荷物はベルトコンベヤーに乗って流されていた・・・・・
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2010年11月14日(日)

品川プリンスで使える食券(6千円分)があったので、親子三人で出掛けることにした。ランチだけだと寂しいのでついでにボウリングをすることにした。品川に着いたのが13時頃だったので、まず食事にした。”ヤキニク!”という二世のリクエストに応え、ホテル内の焼肉屋に行くことにした。ランチセットを三つ頼んで、合計5千5百円。食券を残してもしょうがないので、杏仁プリンを二つ追加注文して、合計6千2百円也。

食事を終えて、念のため、食券の裏面にある注意書きを確認すると、なんと、この焼肉屋は対象外になっている! ガ〜ン。ホテル直営のレストランでしか使えないようだ。カードで支払いを済ませ、気を取り直して、ホテル内のボウリング場に行ってみると、なんと、待ち時間1時間20分! ガ〜ン。昨夜からボウリングを楽しみにしていたという二世を宥めて品川を後にした。。。。。帰り際、”何しに品川まで来たの?”と、つぶやく二世がそこにいた。
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2010年11月7日(日)

今から20年以上前、同じ会社の新入社員だったオジさんが集まった。同期入社社員は300人を超えるが、今回は3人だけのプチ同期会だ。”ぐるなび”サイトでお店を選ぶとき、予算の選択肢としては、「2千円以上」から存在する中で、オジさんの見栄を張り、「5千円以上」としてみた。もうひとつの重要な検索条件は、駅から遠くないことだ。長く歩くのはしんどい。こちらは、もっとも短い距離である「300m以内」とした。

一人は10年前くらいに転職した。一人は同じビルで今も勤めている。一人は、健康のため、週末は10km以上のウォーキングをしているといい、一人は毎日、愛犬の散歩を20〜30分しているという。果たして、おがわ亭(♂)は、5分という短い時間でも電車に乗れば、空いてる(あるいは、空きそうな)席を血眼になって探している。まったくもってダメ、ダメである。一人から、「普通のサラリーマンが2年でシングルになる方法」という文庫本をもらった(^ ^;
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2010年11月3日(水:祝)

円高である。現在の相場は、1ドル80円くらいのようだ。つい先ごろまで、1ドル100円だったので、20%OFFである。バーゲンセールとは言わないまでも、欲しかった洋モノは安く手に入れることができるようになる。ユーロも130円ぐらいだったものが、110円ちょっとの水準まで落ちてきている。こっちは15%OFFって感じだ。個人的には特に欲しい洋モノはないが、欲しいモノがある人も多いはずだ。

例えば、「会社」。これまでは、1000億円かかったものが、800億円で買えるとなれば、食指が動くのは当然だろう。バーゲンセールと同様に、その場の雰囲気で”欲しい”と思うようになり、”今を逃すと後はない”と考え、”行け!”とばかりに買い漁るとあとで後悔することになりはしないか−まあ、ゲームだと思えば、面白くなくはない。先が読めないゲームである。近くで展開されている”ゲーム”におがわ亭(♂)もほんの少しだけ関わっている(^ ^;
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2010年10月24日(日)

二世がスイミングの進級テストを受けたい、と言う。先月、5級(50mをクロールで1分20秒以内で泳ぐこと)に合格したばかりだ。その上の4級は平泳ぎで、50mを1分20秒以内で泳げれば合格だ。本人は自信満々なのだ。だからって、この積極性の裏には何かあると思っていたら、案の定、合格したら『爆丸(ばくがん)』を買ってもらう約束をしているようだ。水泳の後、当日中にイトーヨーカドーに行くことも決まっているらしい。

果たして・・・・・1分14秒。合格である。ニコニコの二世は、ニコニコで『爆丸』を手に入れた(580円也)。ベイブレードは卒業し、今は『爆丸』が面白いようだ。前者がタカラトミーで、後者はセガトーイとメーカは異なるが、いずれも、漫画雑誌、テレビとタイアップし、千円以下というお手ごろ価格の体験型・対戦型のおもちゃだ。見事にそのメーカ戦略に嵌っている二世もどうかと思うが、コンピュータゲームに比べるとマシだと思うことにした。
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2010年10月17日(日)

今日は学校公開日だった。前回、先生からの問いかけを無視して、まったく挙手しなかった二世のことを思い出した。朝、”行ってきます〜”という二世に対して、”ちゃんと、手を挙げろよ”と言っておいた。算数の授業をのぞくと、”わかる人?”という先生の問いかけに、ちょっと間をおいて、黙って手を挙げる二世がそこにいた。ハイ!ハイ!ハイ!って感じではないが、一応、挙手しているので合格にしようと思う。

教室には、児童の書いた「詩」が貼ってあった。テーマは自由らしい。『サッカーボール』とか、『なすび』とか、子供らしい詩が並んでいる。二世の書いた詩の表題はなんと『工場』。どこでどうやって思いついたのか定かではないが、その内容は、錆びていて、臭い、が主題だ。”何が臭いのよ”とあとで確認したら、”だって、ガス臭いじゃん”と言う。京浜工業地帯の近くの道を通るときに感じたようだ。ユニークなので、合格にしようと思う。
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2010年10月11日(月:祝)

三連休の直前、咳がヒドくなった。会社で頻繁に咳き込むようになってしまった。三連休の初日、予想通り、熱が出た。とは言え、37度台であり、大したことはなさそうだ。小旅行の計画があったため、病院に行って様子を見ることにした。この徒然日記にも何度かご登場いただいている近所の”おばあちゃん”病院である。正真正銘のおばあちゃんであり、噂では今年80歳だとか。聖路加の日野原先生(99歳)に続けとばかり、である。

その病院はいつも空いている。どうみても消毒液に浸かっていない器具で、喉を触られるのには抵抗がありながらも、医薬分業がなされておらず、その場で薬がもらえるので重宝だ。ダーゼン(消炎)、アントブロン(たんの除去)、クラリス(抗生物質)といういつもの処方だ。”解熱剤もいただけませんか?”と催促すると、カロナールが処方された。これで万全だ。おばあちゃん先生には長生きしてもらわないと困るのだ。頑張ってください(^_^
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2010年10月3日(日)

”床屋、一緒に行く?”と誘ってみると、二世は即座に”行く!”と答えた。先週末、借り物の最新型バリカンを使って、自宅で散髪したのだが、凸凹感は否めず、少し見た目が悪い。素人には難しい襟足と耳周りは非連続だ。まあ、小学生だからなんてことない、と思っていたし、当人も気にしていないと思っていたが、実は少し気にしていたようだ。

床屋さんで、”短いところに合わせると、ツンツン頭になりますよ”といきなりの先制攻撃を受けた。そこをプロの技でなんとかしてよ、と思いつつ、”ツンツン頭でもいい?”と、念のため、二世に確認すると、”嫌だ!”と即答。”目立たないようにお願いします。”と床屋さんに伝えた。出来上がった頭を見ると、悪くない。短いところも目立たないし、ツンツン頭でもない。さすがプロということなんだろうと思う。千円で一件落着(^_^
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2010年9月26日(日)

たばこが値上げされる。表向きは、増収狙いではなく、たばこ離れを加速させての健康増進とのことだ。マイルドセブンは1箱300円が410円になる。その差額は110円で、1日1箱吸う人にとっては、1年間で約4万円の差だ。かなり大きい。コンビニその他では、駆け込み需要で大賑わいらしい。「たばこ予約販売承ります」の看板もあちこちで見かける。いよいよ、その10月1日がやってくる。

おがわ亭(♂)も近くのコンビニでチャッカリ予約購入した。迷った挙句に、40カートン。12万円!!のクレジットカード払いだ。おまけのライターが欲しいと伝えたら、その辺にあるものを鷲掴みで袋に入れてくれた。袋は、普通のレジ袋に詰め込んで5つ。自宅まで運ぶのは大変だった。帰宅して、ライターを数えてみたら、13個入っていた。普段、1カートンに1個くれることを思うとまったく割りに合わない。もっと、要求すれば良かった(^ ^;
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2010年9月19日(日)

畳が傷んできた。10年も経つとそういうもんだろうと思い、新調することにした。近所のホームセンター[HC]で「畳替え」の広告を目にしたので、その場で申し込むことにした。「縁なし琉球畳」(19,800円/畳)を指定した。東京では、江戸間(横88×縦176cm)と呼ばれる小さめの畳が標準サイズ。西の方では、本間(京間)と呼ばれるやや大きい(横95.5×縦191cm)畳が一般的だ。なお、チラシには、古い畳の回収料も明記されており、1,890円/畳也。

さて、畳屋さんがやってきた。いきなり、”琉球畳は堅いんで加工が大変なんですよ。一晩水につけて置かないと縁がきれいに折れないんです。見た目もよくないですよ。” ムムム、明らかに嫌がっている。HCのチラシには載っていないもの(18,000円/畳)が良いと言うので、そうした。HCには、19,800円を払って、差額は畳屋さんが現金でくれるという。古い畳の回収料金が高すぎると言ったら、”HCさんで指定されていますので・・・直接であれば、千円で引き取りますよ”とのことだったので、そうした。中間業者が入っているとまことにややこしい(^ ^;
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2010年9月12日(日)

羽田空港がいよいよ国際化される。これまでもチャーター便という扱いで海外便の発着はあったが、10月21日からは定期便が就航する。その羽田で今日、大田区主催のイベントがあり、「D滑走路見学バスツアー(無料!)」を目当てに行ってみることにした。9時15分頃に会場入りし、バスツアー整理券を受け取ったのが9時45分ごろ。12時15分発のバスで、30分程度、D滑走路を走った。飛行機がいないせいか、とにかく広く感じる。

このイベント会場は新国際線ターミナルの近くで行われた。開業前のため、建物の中には入れないし、移動手段も臨時バスしかない。バスは国内線ターミナル間と、JR蒲田駅および大森駅の間で運行されているが、大行列の大混雑。13時半に蒲田駅行きのバスに乗ろうと列に並んだが、結局、乗れたのは15時。1時間半も待つはめに・・・・・・待つのが嫌いなおがわ亭(♂)も他に手段がないので待たざるを得なかった(^ ^; 暑かった。
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2010年9月5日(日)

夏休みのバリ旅行で、南十字星を見た。一度、見つけてしまうと次の日もその次の日も簡単に見つけられる。ただし、最初は大変である。てもとのパンフレットでは、より目立つ「ニセ十字星」に注意、なんて書いてあるが、そもそもそのニセ十字がどれかわからない。ニセ十字星を手がかりに探し続けたが・・・・実は、この時期、ニセ十字は見えないとのこと。南十字星も大きく傾いたクロスである。バリでは、5月頃が良いらしい。

”星座の名前ひとつ、知らないボクを笑った〜♪♪”という歌が昔、流行ったが、まさにその通りである。東京の夏、天空にひとつだけ星が見えることが多い。調べてみると、こと座のベガ(名前は聞いたことがあるような気がする)で、0等星(そんな等級があることも知らない)。これが七夕の織姫星だ(小学校で習ったのかもしれないが忘れている)。お恥ずかしい限りである・・・・
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2010年8月29日(日)

水曜日の夜だったと思う。いつものように深夜の京浜東北線で帰宅途中、酔っ払いに遭遇した。端っこの席に座っている40歳くらいの男がグラングラン揺れている。隣に座っている若い女性は、そのもたれ掛かってくる身体を避けるため、座席に浅く腰掛けている。途中駅で、20台の男が勢いよく乗り込んできて、その若い女性の前に立った。立ったままグラングラン揺れている。時々、大きく前のめりになる。身の危険を感じたのか、その若い女性は席を立った。

40台の男と20台の男は並んで座ることになり、二人してグラングラン。再び、途中駅で今度は20台の女が乗り込んできて、その二人の前に立って、立ったままグラングラン揺れている。おがわ亭(♂)の前の席が空いた瞬間、その女はへたり込むようにそこに座った。すると、三人並んでグラングラン。なんとも平和な国である(^ ^;
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2010年8月22日(日) その2

NHK大河ドラマ「龍馬伝」が盛り上がってきた。薩長同盟の成立に向けて、奔走する龍馬。このとき、彼はまだ30歳。京都で暴れていた新撰組の近藤勇や土方歳三も30歳くらいである。高杉晋作はまだ26歳で、伊藤俊輔(博文)に至っては25歳にもなっていなかった。比較的年長者である勝海舟にしても、西郷隆盛にしても40歳前後であり、皆、一様に若い。

”誰も死なん、誰も殺さん、女子供が笑って暮らせる、わしはそういう日本国を作りたいんじゃ!”と坂本龍馬は言ったらしい。そう言って、日本国中を走り回っていたのは1865年頃、寺田屋で負傷するのが翌66年。そして、池田屋で暗殺されるのが67年。明治元年を見ずにこの世を去った。”変える”ためには若者のエネルギーが必要なのだろうと思いつつ、すでに当時の勝海舟よりも年長となってしまっている自分に気づいた(^ ^;
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2010年8月22日(日) その1

15年ぶりになるかと思う。2週間の連続休暇をとった。15年前は、正真正銘の16連休。今回は、やや遠慮がちの13連休。渡航先はいずれもバリ島。前回は12泊(機中1泊)で、今回は10泊(機中1泊)。前回は一人旅で、今回は前半4日は二世と二人旅、後半は三世代旅行。ハイシーズンとは言え、午後の成田は空いている。深夜のデンパサールも混んでいない。

すでに何度もバリ島を訪れているが、今回初めて、スマトラ象に乗り、ラフティングをし、バナナボートに乗った。日本と比べるとだいたいにおいておおらかである。ゲストを喜ばすために、平気でボートを転覆させたりする。陽気な西洋人は大喜びだ。”ここは日本じゃないからダイジョウブよ”というある現地ガイドの言葉も印象的である。日本という国はかなり窮屈な国になってしまっているのかもしれない。
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2010年8月8日(日)

”おまけ”で合格した。二世のスイミング教室でのことだ。50mバタフライ完泳で6級だ。通常の進級テストは、月末と決まっているが、チャレンジテストと称して、土曜日の17時からの枠で特別に受けることができる。今回のチャレンジテストを受けるのはわずか3人。一番端っこのコースで、まずは練習だ。一回目は25mをやっとの思いで泳ぎきった。2回目は20mあたりで足を着いてしまった。次は本番だ。まったく期待できない(^ ^;

合格の可能性はほとんどないとわかっていながらも、見ていると力が入る。25m到着。折り返し後、もう手が上がっていない。身体は曲がり、まっすぐ進まない。ドルフィンキックがいつのまにかバタ足になっている・・・・・それでも、50mをバタフライもどきで完泳した。コーチは苦笑いを浮かべながら、二世の頭をさすっている。よく頑張ったね−というご褒美なんだろうと思う。ちなみに、チャレンジテスト受験料は、2,100円也。
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2010年8月1日(日)

香港駐在以来である。だから、12年ぶりということになる。芝刈りに行った。真夏のゴルフということで灼熱地獄で倒れてしまうのではないかという懸念もあったが、なんと雨。前日の夜から降り出した雨は当日の午前中まで続いた。おかげで暑くはなかった。スタートは一番手で7時44分。ハーフを終えたのが9時半頃。前には人はおらず、後ろからも人はこない。なかなか快適だ−12時半にはホールアウトした。

ドライバーを使うとあっちにいったり、こっちにいったり、空振りしたりと疲れちゃうので、使わなかった。パーセーブが1回。パットでハチャメチャになりながらも、119打。12年ぶりだとすれば悪くはない(と思うことにした)。ちなみに、会社ではゴルフはしないことになっている。ゴルフをするってことになって、土日がつぶれてしまうのが嫌なのだ。だから、一緒に会社を休んで行った同僚にも口止めをしておいた(苦笑)。
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2010年7月25日(日)

クロッキーってご存知だろうか? 全国の小学校では、インフルエンザのように広まっているらしい言い伝えがある。”クロッキーを一日に3回見ると、願い事が叶う”とかなんとか・・・・・そういえば、クロッキーを最近時々見かける。意識していなければ見つからないが、よくよく見ると時々走っている。クロッキーとは黒地に黄色の文字の自動車のナンバープレートだ。黒っ黄ーということらしい(ちなみに芸術の世界でのクロッキーとは、速写のこと)。

調べてみると、黒地のナンバプレートは「営業用」であり、軽自動車の場合は「り」・「れ」のみが使われるとある。実は、 「お」「し」「へ」「ん」の4つのひらがなを使ったナンバープレートは世の中に存在しないのだそうだ。「お」は「を」と同じ読みであり、「あ」と形が似ているから×。.「し」は縁起が悪い文字を連想させるから×。.「へ」は排気ガスを連想させるから×。「ん」は単に読みにくいから×なのだそうだ。ナンバープレートもなかなか奥が深い。
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2010年7月18日(日)

金曜日の昼下がり、携帯電話が鳴った。見ると、自宅からだ。嫌な予感がした。こんな時間に自宅から電話がかかってくる事態はまったく想定できない。「も・し・も・し・・・・・パァパァ? ワァ〜ん、ワァ〜ん」と泣きじゃくる二世からだった。どうやら、いつものように小学校から直接、学童保育に行くのではなく、予定を変更していったん帰宅してから学童に行くことにしたらしい。そんで、それを伝えようとおがわ亭(♀)に電話をしたけど繋がらず、泣いていたようだ。

「セブンイレブンでオヤツを買って、行ってもいい?」 「いいよ。お金あるの?」 「貯金箱に入ってる!」 「いくらもっていくの?」 「300円」 「いいよ。気をつけていってらっしゃい。」と、途中から会話はスムースに流れ、電話を切った。2〜3分後、再び、泣き声。「貯金箱からお金が出ない。壊すしかないんだけど壊してもいい?」 「えっ、ダメダメ」 「じゃあ、どうすればいいの?」 「昨日、おかきが届いたでしょ。そのおかきを持っていきなさい。」 「わかった!」 これでなんとか地球儀の貯金箱はその命を永らえることができた。良かった、良かった。
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2010年7月11日(日)

宿題をやるのを忘れた人には、罰として漢字の書き取り1ページが課せられるらしい。昔々、小学校2年生でそんなに宿題があったかどうか定かではないが、昨今はなんやかんやと宿題があるようだ。この週末も、宿題のプリントが1枚あると、二世は連絡帳に自分でメモしている。が、その肝心のプリントが見つからない。「ない!、ない!、ない!」と一通り騒いだのち、「う〜ん、ないなぁ」と考え込んでいる。

学校に忘れてきたのかもしれないので、取りに行ったら、とアドバイスしても「う〜ん」。じゃあ、ランドセルの中とかもっとよく探しなさいよ、とのアドバイスにも「う〜ん」。何かしないと解決しないよ、と言うと、おもむろに机に向かう二世。そして、言う。「漢字の書き取りを1ページやっておくことにした」−妙な解決策である。宿題忘れで怒られることは覚悟の上で、その先の罰を先取りしようという作戦である。普通の感性とはチト違うかも(苦笑)。
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2010年7月4日(日)

決勝トーナメントの一回戦。夜11時開始だ。二世は少し寝ておくと言って、9時過ぎに布団に入った。試合が始まった−”起きて、観るんじゃないの?”とまだ寝ている二世に問いかけると、”当たり前ジャン”との返事はあるものの、眠ったままだ。起きられない。たたき起こす必要もないので、しばらくほっておくことにした。試合はゼロ対ゼロの緊迫した展開が続く。

後半戦の開始。”まだゼロゼロだよ”と寝ている二世に問いかけると、”ふ〜ん”と寝たまま答える。延長戦を経て、いよいよPK戦が始まるところで起こすことにした。抱きかかえて、テレビ前のソファーに載せてやると、必死で目を開けようとするが続かない。一人蹴って、二人蹴って、運命の三人目。”あ〜あ”というため息の渦の中で、目が開いたが、残念ながらの敗退。四年後、二世はどこまで覚えているのだろうか?!
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2010年6月27日(日)

ワールドカップ・サッカーが真っ盛りだ。24日(木)の深夜というか、25日(金)の早朝というか、午前3時半からの日本vsデンマーク戦をライブで観戦した日本人は予想以上に多かったのではないかと思う。世界レベルでの戦いで、3点取れるのはすごいことだ。インターネット上に、「岡ちゃん、ごめんなさい」という多くの書き込みがなされているらしい。ドイツの知り合いから、「Conguratulation!!」とのメールが届いた。

目覚ましをかけて寝た二世は、午前3時半に起きた。おがわ亭(♂)は寝入りばなであり、夢うつつである。ザワザワとテレビの音がする記憶はあり、2対0になったところまではなんとなく覚えている。朝、目覚めると、”勝ったよ!”と二世の声。なんと、全部観たらしい。次の決勝トーナメント1回戦は29日(火)深夜11時頃からだ。果たして、二世はまた全部観るのだろうか? 4年に一度の”お祭り”なので大目に見てやろうと思う。
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2010年6月20日(日)

久々にヨーロッパに行った。往路はミュンヘン経由でデュッセルドルフ着、復路はハノーバー発のフランクフルト経由だ。なぜ、そうなったかというとたまたま、としか答えようがない。現地時間の土曜日の朝、帰国の途に着いた。成田に着いたのは、日曜日の朝(日本時間)だ。狭い飛行機の中で、もだえ苦しみながらの旅はかなり辛い。往路は二人がけの通路側、復路は三人がけの窓側。圧倒的に、前者の方が楽だ。

朝5時くらいから22時くらいまで明るいドイツでは、照明用の電力消費量が日本と比べると相当に少ないんだろうなぁ、と思いつつ、人々の活動が活発となり、他のエネルギー消費量が多いかな、と思ったりした。ホテルのエレベーターのボタンが押せなかったり、歯ブラシが備え付けられていなかったり、電源変換プラグがなかったり、少しずつ困ったりしながらも、無事帰国した。
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2010年6月13日(日)

家のパソコンが壊れた。どこがどう壊れたのかわからないが、ウィンドウズが起動しない。ということは、保存してあるファイルには一切アクセスできないってことだ。これは困った。唯一の手がかりは、黒い画面に表示された”リカバリディスクを使え”というメッセージである。リカバリディスクがどこにあるかわからない。リカバリディスクを使って、ファイルがちゃんと見えるようになるかどうかわからない。本当に困った。

本棚の奥からパソコンの取扱説明書が出てきた。その中に、リカバリディスクなるものが存在した! バックアップをとってからリカバリをしてください、などという今の状況からすると”あり得ない”説明に憤慨しながらも、「次へ」のボタンを押し続けた。。。。。果たして、ウィンドウズは購入時の状態に戻った。ファイルはDドライブ保存分のみOK。メールファイルはすべて死亡。ホームページ作成ファイルも死亡。難儀な日だった(^ ^;
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2010年6月6日(日)

昨日、小学校の運動会だった。今年の1年生は3クラス(昨年は2クラス)あり、さらに過剰感が高まっている。観客席はほぼない。最初から立ち見が前提である。立ち見エリアも制限されており、校舎の中を通らないと反対側には行くことができない。さらに大変なのは昼食である。開放された体育館は立錐の余地もないほど、シートが敷き詰められ、多くの家族がお弁当を広げている。

聞くところによると、一部の学校では、運動会の日、生徒は自分達だけで教室でお弁当を食べるのだそうだ。家族総出で車座になり、おにぎりを頬張る姿は都会ではそのうち見られなくなるのかもしれない。それが普通になったとしても、年寄りのノスタルジックな思いが残るだけなのかもしれない。子供達の楽しそうな笑顔は永遠に変わらないでいて欲しいと思うばかりだ。
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2010年5月30日(日)

”『かじょうし』の可能性が高いですので、専門の病院に行って下さい”と言われ、紹介状を渡されたのが1週間前。そもそも、『かじょうし』ってなんだ? 無論、『かろうし(過労死)』の言い間違えではない。漢字で書くと、一目瞭然−『過剰歯』。土曜日、二世を連れて、8時30分から受付を開始するという大学病院に行った。あらためて、レントゲンを撮ってもらうと、前歯の2本が重なって存在しており、明らかに過剰だ。このままだと調子が悪い。

歯科医によると、タイミングを見て抜くしかない、とのこと。まだ、乳歯に抜ける兆候がないので、夏休みくらいにもう一度来い、という。そして、そのときの状況をみながら、冬休みか春休みに抜歯をすることになるとらしい。帰り際、カルテを覗くと、”様子見”という文字がやや大きめに書いてある。こちらも様子を見るしかない。二本の抜歯は多少大掛かりになるような気もするが、本人はまったく気にしていない。
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2010年5月23日(日)

帰宅時の京浜東北線の電車の中で、突然大きな音がした。ど〜ん、何かが倒れたような音だ。座っているおがわ亭からは人垣でよく見えない。粘って、音がした方向を見ていると、人垣に隙間が出来て見通せた。人が倒れている。うつ伏せに倒れている−それを避けるために、乗客が移動したため、隙間が出来たようだ。誰も何もしない。倒れている人は特に、うめき声をあげるでもなく、すやすやと眠っている様子だ。時々、手足が動く。

今度は異臭がした。目の前の床の上を赤い液体が筋を描いて流れている。その元を辿ると、倒れている人の口に繋がっている。どうやら吐いたようだ。乗客は一斉に離れ、列車の片側に移動した。女性客は鼻と口にハンカチを当てている。でも、誰も何もしない。蒲田駅で下車したおがわ亭は、駅員さんに事情を伝えた。彼はさほど驚く風でもなく、”わかりました”と事務的に応じた。コンクリートジャングルの一抹の寂しさを感じた。
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2010年5月16日(日)

授業参観に行った。小学校2年生の算数の授業だ。いまどきの公立学校では小学校2年生から「習熟度別のク
ラス編成」を行っていることを知り、ひっくり返った。このときの授業では、「45−18」という繰り下げを伴う2桁の
引き算を教えていた。生徒に、ブロックを使わせて、問題を解かせる。ある生徒が、「5から8を引くためには、3
足りないから、10の位から3だけ持ってきて・・・」と答えた。正解である。

別の生徒は、「5から8を引くことはできないので、8から5を引いて・・・」と答えた。ユニークな発想ではあるが答
えは違ってしまう。そして、別の生徒が、「まず最初に10の位から10を持ってきて、15にして、そこから8を引い
て・・・」 と答え、ようやく先生の期待する回答に辿り着いた。二世は手を挙げないので当たらない。あとで聞いた
ら、”2桁の引き算はもうわかってるので、つまらない。つまらないと眠たくなっちゃうんだ。”とのたまう。叱った。
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2010年5月9日(日)

近所のパン屋さんで、小さなクロワッサンをグラム売りしていた。グラム当たり3円。普通サイズのクロワッサンを125円で売っているので、まあその半分くらいかなと思って、レジのおねえさんに渡した。ミニクロワッサンだけを計量するのかと思いきや、別のパンも一緒に秤に載せている?! ミニクロワッサンの値段を聞くと、2個で360円だとおねえさんは平然と答える。高過ぎないか!と優しく諭すと、再計量の結果、120円になった。詫びはない。

グアムのホテルで、チェックアウトの支払いを済ませて、レシートをよくよく確認すると、食べてもいないメニューが部屋付けとして記載されており、おまけに偽造されたサインまである。ホテルのキャッシャーに文句を言うと、食べていないものはRefundすると平然と答える。よくあることなのか、おがわ亭がクレーマーだと思われたのか定かではないが、50ドルの返金を受けることになった。教訓その1、偽造されないようにサインは漢字にしましょう。教訓その2、日系ホテルでも信用できません。支払いにあたっては徹底的にチェックしましょう。
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2010年4月29日(祝:木)

『子ども手当』の申請書(正しくは、「認定請求書(勧奨用)」というらしい)が区役所から送られてきた。申請書には「生計関係」を記せとあり、その選択肢は「同一」or「維持」となっている。意味不明である。注釈を見ると、”申請者自身の子の家計を負担している場合には『同一』。申請者以外の子の家計を負担している場合は『維持』”とある。要は、自分自身の子なのか否か、を聞いているのかしらん?! また、「監護の有無」などという耳慣れない言葉もある。お役所相手は難しい。

5月21日までに認定されると、6月下旬に4・5月分の手当てを振込みしてくれるらしい。申請期限は9月30日まで。案内状には、”子ども手当の全部又は一部の支給を受けずに、これをお住まいの○○区に寄附し、子ども・子育て支援の事業のために活かしてほしいという方には、簡便に寄附を行うことができる手続きもあります”とあったが、見ないふりをして(苦笑)、早々に普通に申し込んだ。
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2010年4月25日(日)

『生命の危機を感じるほど怒られたことありますか?』と新卒の採用面談で聞くことにしている。おがわ亭(♂)の職場では、お客さんに怒られる(中には、机を叩いて大声で怒鳴る人もいる)ことも少なくなく、怒られることに耐性がないと困ってしまうことがあるのだ。別に、生命の危機を感じる必要はないが、怒られた経験がゼロだとちょっと危うさを感じるのも事実だ。

9人面談して一人だけ、「あります!」と答えたツワモノがいた。その彼女はあるイベントの主催者として、芸能プロダクションとの交渉担当だった。二組のアーチストを天秤にかけて評価し、片方に決めて手続きを進めている途中、もう片方に断りを入れていないことに気づいたらしく、慌てて、出向いて謝罪したが、相手は堅気の世界の人間ではないのだろう?! そこで、まさに「生命の危機」を感じたそうだ。確かに、怖そうだ。ちなみに、二次選考は合格にした(苦笑)。
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2010年4月18日(日)

土曜日の朝、自宅の電話が鳴った。二世が取った−”ママは、ゴルフに行ってます。” 見事な回答ではあるが、教育的指導が必要である。”「ゴルフ」なんて言わなくて、「外出中です」と言えばいいんだよ” その意味が理解できているとは思えないが、”わかった”と二世の弁。おがわ亭(♀)は、仕事のおつきあいで、冷たい雨の中、早朝より出掛けている。

当日の夕食。”何がいい”と二世に聞くと、”焼肉”と言う。ほっておくとマクドナルドになってしまうので、賛成した。サミットスーパーで買出し。安売りのお肉を探すと、2115円が1700円に値引きされていた。奮発することにした。その他の食料を調達して、レジを通ると、予想よりも総額が安い。エコバックに食料を詰めながら、レシートを確認すると、『1700円値引き』の表示! なんと、4等級の牛肉212gを415円(=2,115円-1,700円)でゲットしてしまったようだ。明らかに、お店のミスだとは思いつつも・・・・・ラッキー!!と思うことにした(^ ^;
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2010年4月11日(日)

二世と散歩に行った。約1ヶ月前に、彼の自転車を購入したお店(ディスカウントストア)に立ち寄ったら、以前にもまして自転車が並んでいた。店頭だけで百台は下らないかと思う。”春になって、暖かくなると、自転車に乗ろうって人が増えるんだよね。”なんて、二世に話掛けると、”だから、いっぱいあるんだ。”と納得した風に答えた。会話はここでは終わらない。”こういうときって、高いの? 安いの?”と二世が聞いてきた。面白い質問だ。

”いっぱい人が欲しがっているときは、多少高くても売れるんだよ。”と極めて常識的な回答をすると、二世は納得したのか、していないのかわからないが、”ふ〜ん”と答えた。”ふ〜ん”と言われると、本当だろうかと疑念が芽生えた。確かに供給が一定量だとすると、高くても売れるはずだが、競争状態は激しいはず。安くしないとその店では売れない。すると、真冬よりも春の方が自転車は安いのだろうか−そんな気がしてきた。面倒なので訂正はしていない。
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2010年4月4日(日)

春休み、一週間だけ二世を「疎開」させた。昨日、迎えに行く前、何か持っていくものがあるか、と電話で聞いたら、”ベイスタジアム”を持って来て欲しい、と言う。”ベイスタジアム”とは、ベイブレードを戦わせるためのお盆のような、大きな洗面器のような代物で、持ち運びは楽ではない。紙袋というのもイマイチなので、比較的大きなカバンに入れようとしても、入らない。適当な布製の袋が見つかったので、それに入れて飛行機で運ぶことにしたが、やはりあまり格好はよくない(^ ^;

「疎開」前は、渋っていた二世だが、行ってみればなんてことはない。わがまま放題で過ごしたらしいが、パパ&ママと一週間も離れて生活するのは初体験であり、まあ、合格なんだろうと思う。ただ、飛行機に一人で乗るのはまだ不安らしく、夏休みに一人で来い、というおじいちゃんのリクエストに即答はできない。数ヶ月後のことではあるが、どこまで成長しているか、楽しみではある。と同時に、おじいちゃん&おあばちゃんの健康を願う。
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2010年3月28日(日)

学生時代にお世話になった教授が定年退官するにあたっての、セレモニーが京都であった。幹事によると、参加者は二百名以上だという。集まったのは上が60歳過ぎ、下は現役の学生。最終講義が知恩院で開催され、その後、懇親会がホテルであった。おがわ亭(♂)は講義を聴いても、理解できないだろうと早々に諦めて、懇親会から参加した。ちなみに、その講義は『共生のための脱システム論を求めて』。

もともとはシステム工学の出身であるが、ファジイ制御工学などを経て、システム論の限界に達したらしい。最近では、工学というよりも哲学の領域に入り込んでいると聞く。自ら農業体験を積極的に行い、環境問題でも発信されている。今後は、晴耕雨読を楽しむとのこと。懇親会会場でコメントを求められた奥様は、”家庭でも、「縄文に帰れ!」なんて言うんですよ”とおっしゃっていた。幸せな研究者人生のような気がする。
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2010年3月21日(日)

洗濯機が新しくなった。購入したわけではない。2009年9月18日、「三洋電機は過去に無償点検・修理したドラム式洗濯乾燥機トップオープンから発火したとして、9機種の約28万台をリコールすると発表した。このうち、4機種の約16万6000台は、部品交換などでは対応できないため、同等の新製品と交換する。」 との報道があった。おがわ亭の洗濯機はこの”部品交換では対応できない”機種だったのだ。

購入したのは6年前。途中で、リコールのため無償修理もしてもらったが、それでもダメで異例の交換となった。新しい洗濯機について価格ドットコムで値段を調べたら、17万5千円也。三洋電機は今回の一連の対応で100億円を使うらしい。今朝、交換に来た作業員はピアノ配送業者のジャンパーを着ていた。設置工事業者も足りず、あちこちに依頼しているのだろう。普段はピアノの調律をしている人が、洗濯機の試運転をしているのかと思うと、お金の面のみならずその影響の大きさに驚いてしまう。
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2010年3月14日(日)

久々にディズニーランドに行った。二世の誕生日のお祝いを兼ねて、ホテルミラコスタに宿泊した。天気に恵まれ、大勢の入園者だ。人気のアトラクションは、恐ろしく長〜い行列が出来ていて、「210分待ち」などと書いてある。並ぶことに慣れていないというか、そこまで愛着のないおがわ亭(♂)には考えられない光景である。”ファストパス”という別の入り口から入るチケットを使っても、10分〜20分くらいは待つことになる。

ファストパスを使って、二世と一緒に『バズ・ライトイヤーのアストロブラスター』に3回乗った。トロッコのような乗り物に乗って光線銃で的を射るアトラクションだ。最後に、”117cm未満の方は乗れません”という条件をぎりぎりクリアした二世とともに、『センター・オブ・ジ・アース』にチャレンジ。10分程度で乗り場まで来た。上出来だ・・・と思いきや、”やっぱり、怖い!”と言って二世がビビリ始めた。本気で嫌がる二世に無理強いするのも大人気ないと思い、しょうがないので人波に逆らって引き返すことにした。貴重な”ファストパス”3枚をムダにした(^ ^;
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2010年3月7日(日)

引き続きの水泳の話題。通常の昇級テストは2ヶ月に一回だ。ただ、追加費用(\2,100)を払えば、チャレンジテストを受けることができる。”どうしても受けたい!”と二世が言う。それは合格したら買ってもらえるベイブレードが欲しいだけなのか、純粋にリベンジしたいのか、定かではないがやる気があるのはいいことだ。土曜日、1時からの通常の練習に加えて、5時からのチャレンジテストを受けた。

いよいよテスト開始だ。25m泳ぎきった二世は満足そうだ−しかし、結果は不合格。理由は頭が沈む。バタ足はしないように気をつけたら、今度は他の欠点が出てしまったようだ。うな垂れる二世。また次の機会に頑張ろうよと思った瞬間、追試があることがわかった。自分がまだまだ下手くそだと悟った(?)二世は、慎重に泳いだ。頭を下げず、バタ足をせず、・・・・・結果は合格! 「9級」になった。早速、ベイブレードを川崎に買いに行った(^ ^;
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2010年2月28日(日)

クロールと背泳でそれぞれ50mを泳ぎきり、いつの間にか「10級」になっている二世が「9級」のテストを受けた。今度は平泳ぎ25mだ。型を別にすれば、すでに平泳ぎでも50mを泳ぐことができる二世は自信満々だった。合格したら、ベイブレードの新しいコマを買ってもらう約束をおがわ亭(♀)としていたらしく、川崎に買いにいく段取りも考えていた。”今日は受かるンでしょ?”との問いに、”うん”と答える様は相当な自信だ。

テスト前、余裕の表情だった(らしい。おがわ亭(♂)はプールには行っていない)。25mを泳ぎきった二世はテスト後も満面の笑みだった(らしい)。合格すれば、「9級」のワッペンがもらえるが、不合格の場合はその理由が書いてある紙をもらうことになる。果たして・・・・結果は「紙」だった。理由は、途中でバタ足が入ってしまうため。悔しくて涙ぐむ二世は、レベルは違うが銀メダルの浅田真央ちゃんのようだ。1年生で型はともかく、25m泳げれば上出来である(とオヤジは思う)。
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2010年2月21日(日)

先週、二世の机を買った。最近はコテコテと飾りつけをした学習机は流行らないらしい。シンプルなデザインの机が売り場には多く並んでいる。どれがいい?と二世に聞くと、売り場の中でも一、ニを争うのではないかと思われる超シンプルな机を選んだ。お店の人いわく、”普通は親御さんがこれを薦めて、お子さんは嫌がるパターンが多いのですが・・・・・” ただし、デスクマットだけは拘りのポケモンである。

リビングにその机を置くために、コーナーラックを廃棄処分し、スペースを確保した。これまではダンボール製の小さな簡易机で宿題をやっていたが、これからは普通の木製の机だ。机に向って、宿題をやっているとなんだか一丁前である。宿題を覗いてみると、漢字(”白”、”青”、”赤”)の練習と算数(1桁の足し算・引き算)だ。こればかりは覚えなければしょうがない−頭が柔らかいうちにちゃんと覚えるべし。
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2010年2月14日(日)

アイロボット社という人工知能搭載のロボットを開発・販売している会社がある。マサチューセッツ工科大学の教授とその教え子が1990年に設立した会社で、お掃除ロボットの『ルンバ』は有名である。世界中で300万台以上、活躍しているらしい。モノにぶつかると自動的に向きを変えて、あっちに行ったりこっちに行ったりする。電池がなくなると自分で充電器のところに戻る。優れものである。

そのルンバがおがわ亭にお目見えした。床上の障害物を除去し、ルンバのスイッチを入れて、外出し、帰宅すると部屋がキレイになっているという算段だ。その予定だったが、週末、ルンバのスイッチを入れて、おがわ亭全員でルンバの後を追いかけて、観察している。ほらほら、こっちにゴミが落ちてるよ! そっちはもう掃除したじゃない! ぶつかる〜! そんなに気になるんだったら、手動掃除機で自分でやれ、という話もある(苦笑)。
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2010年2月7日(日)

「世界記憶力選手権」なるものがある。そこでは、ランダムに並んだ大量の数字を1時間かけて覚えて、2時間かけて書き出し、その数を競うというマラソンのような競技もある。人間の脳は鍛えると、数千個の数字の羅列を正確に覚えることができる。また、トランプ一組(4×13=53枚)の並び順を覚えるまでの時間を競う短距離走のような競技もある。用意ドン、で捲り始め、覚え終わったところで時計の針を止める。そこから、別のトランプを使って再現する。世界記録はなんと、25秒。

翻って、おがわ亭(♂)。ここのところ、ますます”覚え”られない。人の名前が出てこない。電話番号なんて覚える気もしない。歌もダメだ。二世を師と仰ぎ、「いきものがかり」のYELLを特訓中だが、”・・・枯葉を抱き、秋めく窓辺にかじかんだ指で夢を描いた”なんて歌詞は意味がありそうで、なさそうでなかなか正確には覚えられない。「記憶力選手権」の猛者達は訓練だと言っていたが・・・・・訓練を怠るとどんどんその能力は低下するのかもしれない(涙
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2010年1月31日(日)

二世がベイブレードに夢中だ。子供達が自分の好きなように改造できるようにしたのが大ヒットの要因だと思う。コマを4つの主要部品(フェイス、ウィール、トラック、ボトム)で構成し、この組合せで、アタック、ディフェンス、スタミナの3要素を表現する。子供達は思い思いに部品を組み替えて、オリジナルのコマを作る。そして、バトルする。完成品の最新のコマは、「ロックエスコルピオT125jB」(定価682円)である。すごいネーミングだ。

軽井沢に遊びに行くとき、二世はいつものようにオモチャを自分のリュックに詰め込んでいる。ベイスタジアムは大きくて持っていけないので、ホテルでバトルはできない。にも関わらず、せっせと詰めている。ホテルに着くと早速、遊び始めた二世は、そこに11個のコマを並べて、いきなりバラバラにし始めた。”大改造大会”の始まりである。我が家にあるコマ全部をわざわざ運ばなくてもいいだろうと思うが、全部を並べないと落ち着かないらしい・・・・(^ ^;
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2010年1月24日(日)

二つの新年会があった。ひとつは大学時代のサークルの同窓会、いまひとつは同期入社組の懇親会だ。前者は出会ってから四半世紀という仲間であり、後者にしても出会ってから20年が経過した。たわいもない昔話が中心だが、居心地は良い。大学時代のオジさん達とは、”会合はこれまでの1年に1回ではなく、半年に1回にしよう!”で意気投合し、会社のオジさんとオバさん達は、”今回の懇親会はプレであり、本番はまたやろう!”と気勢をあげた。

こういう集まりは大切にしたいと思う。だんだんと50歳の大台が見えてきて、参加者のほとんどが同じような気持ちになったのではないかと思う。その結果が、”半年に1回にしよう!”、であり、”本番はまた(すぐ)やろう!”なんだろうと思う。3月には大学の研究室の集まりが関西である。また昔話に花を咲かせつつ、”(東京でまた、すぐ)会おう!”などとなるのではないかと思う。人とのつながりの中で生きている/生かされている、と歳とともに思う。オジさんの証拠?!
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2010年1月17日(日)

「ご精算申し上げます」って、正しい日本語だろうか。「精算」は辞書を引くと、『仮払金を計算して過不足を処理する事』とあり、事務的な手続きのイメージが強い。「運賃精算」などはよく使う表現だ。ここに、丁寧語の「ご」を付けて、謙譲表現の「申す」がくっつくと違和感がある。Googleで検索すると、合致する表現はわずか30件という点からしても、怪しい。誤請求に伴う返金を行う場合、「ご精算申し上げます」はやはり変だ、と会社で指摘した。

では何と表現するのが正しいのだろうか。『相互の貸し借りを計算して、きまりをつけること』という意味を持つ「清算」を使って、「ご清算申し上げます」とすると、The End的な感じがありイマイチだ。検索してもヒット数はわずか8件であり、一般的ではない。とすると、やや直截的な表現ではあるが、「ご返金申し上げます」か。Googleでは20,000件以上ヒットする。きっと、これが一般的だと思い込むことにしたが・・・・一抹の不安が残る。日本語は難しい。
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2010年1月11日(祝:月)

スキー人口は極端に減っているらしい。年末の那須もさほど混んでいなかったが、9日からの三連休の蓼科も全く込んでいなかった。蓼科東急スキー場はシングルリフトが1本しかない小さなスキー場だが、リフト待ちは最大で20人程度、時間にして数分。人気のスキースクールの生徒達はそのほとんどがスノーエスカレータを使うので、あまり気にならない。三連休の初日、二世はスキーはせずに、チュービングで遊びまくった。

二日目、スキースクールのジュニアBクラス(リフト利用なし)に入るか、Cクラス(リフト利用あり)に入るかで大いに悩んだ二世は結局、Bクラスを選んだ。まだ、那須のトラウマがあるようだ。その後、スクール開始までの間に少しスキーに慣れた二世は、”やっぱり、Cクラスにする!”と言い出した。慌ててクラス変更のお願いをした結果、オーライ。午前中のスクールを終えて、午後はリフトでガンガン滑った。三日目、”今日もスキーしたいなぁ。”という二世を宥めて、とっとと帰宅した。おがわ亭(♂・♀)の体力が持たない(^ ^;
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2010年1月1日(祝:金)

年末から元旦にかけて那須に出掛けた。大雪になったのは大晦日の夜からで、スキーに出掛けた日は穏やかな晴天だった。マウントジーンズスキー場はゴンドラ1本、リフトが4本程度の小さなスキー場で、難易度の高い斜面はほとんどない。全長1,850mの8人乗りのゴンドラリフトで山頂まで行って、下りてくるのが”楽”だ。昨シーズン中になんとかボーゲンが出来るようになった二世だったが、用心深い彼はいきなりのゴンドラは嫌がった。

初級者用のコースを三本滑って、ゴンドラにチャレンジ。若干、急な斜面を見た二世はいきなりビビってしまい、ヘッピリ腰になり、何度もこけた。靴が脱げようものなら、大変な騒ぎになる。挙句の果てに、”歩いて下りる!”と言い出し、小さな歩幅でストックを手にコースの端を慎重に下りた。山頂で昼食を取ったとは言え、ゴンドラに乗ってから下りてくるまでに3時間もかかったのは相当、異常である。リフト1日券(3,200円)を買っていたものの、本日のスキーはこれでおしまいとなった。もったいな〜い。
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