おがわ亭バナーOGAWA−Tei
ライン
2012年12月23日(日)

「かけはぎ」もしくは「かけつぎ」を英訳すると、"invisible mending"となるらしい。要は、傷ついた布(服)をわ
からないように修復することだ。今夏、スーツの左袖に直径、1cmくらいの穴が開いた。かなり目立つの
で、もう着ることはできないと半ば諦めていたが、インターネット上での宣伝を見て、修復を依頼してみること
にした。大きさによって料金は規定されており、今回は2cm×2cmというサイズで注文した(送料込みで約
6000円)。

出来上がりは、・・・見事!である。ほとんどわからない。わからないが故に、ここに穴が開いてましたとばか
りに修復箇所に糸で印が付けてある。さらに、共布(トモギレ)をどこからとったのかもわからない。宣伝で
は、目立たないところから共布を取り、それを使う、と書いてあったが、まさにその通りである。捨てられてし
まう運命にあった服が生き返った。これこそ、日本人の繊細かつ精密な技術なのではないかと思う。
ライン
2012年12月16日(日)

インドからグループ会社のお偉いさんがやってきたので、その懇親会に参加した。ベジタリアンなので、とい
うことでインド料理屋が予約されていたが、実はそのインド人は100%ベジタリアンではなかった。来日して
から、「寿司が食べたい」と言ったらしく、急きょ、懇親会会場は銀座の高級寿司屋に変更になった。創業7
5年というそのお寿司屋さんはカウンター席がわずか11席で、あとは奥座敷(やはりカウンター)8席という
こじんまりとしたお店だ。

そのインド人に、”ベジタリアンではないのか?”と聞いてみたら、自宅では100%ベジタリアンだと言う。肉
はもちろん、魚も卵もNGで、もちろんアルコールもタバコもご法度らしい。しかし、一歩外に出ると、酒もタバ
コも魚も卵もOKらしい。さすがに肉は食べないらしいが、その寿司屋でも、"I will try."と繰り返し言いなが
ら、タコもイクラもウニもアナゴも完食していた。大間のトロは本当に美味だった。高級だけあって、一人二
万円以上するらしい(^_^
ライン
2012年12月9日(日)

会社の産業医から突然メールが届いた。「人間ドックの総合判定が『精密検査要』となっているにも関わら
ず、所見データにはそれらしいものが見つからない。総合判定の記載ミスではないかと思うが、心当たりは
あるか?」 心当たりは、ある、のだ。会社が標準で用意しているメニューの人間ドックでは全く異常なし、
だったが、同時にオプション(自費)で行った肺ドックで引っ掛かったのだ。だから、所見には異常なしで、判
定は精密検査要。

昨年の人間ドックで、「(オプションの)脳ドックは高いし、毎年受けなくてもいいですよ。」という、心優しい
(?)ドクターの助言もあり、脳ドックと肺ドックを隔年で行うことにした。肺ドックは今年が初めてだ。小さな
小さな影があるらしい−ドクター曰く、「大丈夫だとは思いますが、3ヶ月後にもう一度、CTスキャンを受けて
ください。」 そんな会話をしてから早3か月が経過しようとしている。クリスマスが再受検=被ばくの日にな
る。
ライン
2012年12月2日(日)

さらに引き続いて、病院の話。二世が肩が痛いと言い出した。木曜日に、友達の顎と本人の頭を激しくぶつ
けて、友達の歯が欠けたらしい。その影響か、首が回らず、肩が痛いと言う。近所の整形外科に連れて行く
ことにした。出掛けるとき、おがわ亭(♀)いわく、「あそこの整形外科は、予防接種もやってるはずだから、
受けてきてよ。」−えっ、整形外科でインフルエンザの予防接種?!

その整形外科の問診票には、外科を受診するのか、内科を受診するのかの択一形式の問いがあった。確
かに内科もあるらしいが「外科」にした。二世の診断結果は、レントゲンの写真も見ながら「軽〜いムチウチ
症状」。な〜んの問題もない。帰宅途中、耳鼻咽喉科(!)でインフルエンザの予防接種を受けた。子供15
00円(ただし、二回接種要)、大人3600円。予防接種は自由診療らしいので、儲かるんだろうなぁと思っ
た。。。。(^_^
ライン
2012年11月25日(日)

先週に引き続いて、病院の事後請求の話。23日(金)は勤労感謝の日で、祝日であり、ここのところ、朝晩
を中心に咳き込むことが多いので、医者に行ってみることにした。近くに祝日でも開いている内科があるの
で、便利だ。インフルエンザの予防接種のシーズンで、受付は多くの親子連れでごった返していた。診察を
する人は奥の別室に通され、そこで検温したり、問診票に記入したりして待機となる。待ち時間は20分程
度。

問診票を見ながら、先生いわく、「咳が出て、痰がからみ、咽喉が腫れて、・・・気管支炎ということにしてお
きましょう。3日分お薬を出しますが、う〜ん、たぶん3日では治らないので、薬だけ取りに来てください。」 
診察時間は2分間。そして、請求書を見ると、「初・再診料」が520点で、投薬が70点(6種類!)。窓口支
払い額は1,770円。「休日等加算」の記載がありながらも、不思議なことに、事前説明も事後説明もない。
ライン
2012年11月18日(日)

歯の被せモノが取れた。最初は驚いたが、もう何度も経験済みなので驚かない。詰めてから、30年以上も
経つと寿命なのだろうと思う。大田区下丸子というところには歯医者がたくさんある。500m四方のエリアに
10軒はあるのではないかと思う。日曜日に開いているところを狙って電話した。「明日なら空いているんで
すが・・・」−明らかに疎んじられている−「じゃあ、結構です。他をあたります」 こんなにたくさんあっても繁
盛しているようだ。

「12時に来てください」。二件目の電話でヒットした。ガラガラである。「歯垢がたまっているので取っておき
ますね。」「大きな穴なので、レントゲンを撮っておきますね。」「痛いでしょうから、麻酔を使いますね。」−ど
んどん治療費が嵩んでいく。結局、麻酔は利かず、痛かった。レントゲンは治療のためよりも、他の虫歯の
発見に使われた。不思議なことに、医者だけは実費精算・事後請求である(^ ^;
ライン
2012年11月11日(日)

「くそ、くそ野郎!」、「くっくっそ野郎!」−パッと見、ヤクザのようなちょっと恐い顔をしたおじさんがつぶや
いている。吠えているのはでない。帰宅中の電車の中でのことだ。例によって、おがわ亭は座っている。そ
のおじさんの身体の半分はおがわ亭の前だ。酔っ払いが、悪しき記憶を甦らせて、天に向かって文句を言
っているのかな、と思った。とは言え、目の前で長い間、文句を言っているので、気持ちはよくない。

10分くらいほぼ同じフレーズだったが、次のフレーズを聞いて、凍った。「おまえのことだよ!」−えっ、オレ
のこと? 疲れた頭がフル回転し始めた。この見ず知らずのおじさんに文句を言われるとしたら・・・ちゃん
とスーツを着ており、どこからどう見ても普通のサラリーマンのはずだ。まずいとすれば、優先席に座ってい
るということか−もしかして、見かけは恐いそのおじさんは身体障害者?? 席を譲るか−と思ったそのと
き、おじさんは「何かいいたいことあるのか?」とおがわ亭(♂)の隣に座っているおじさんに顔を近づけて言
った。ほっ。
ライン
2012年11月4日(日)

「そんなに勉強して、どうするの?」「東大に行くの。」「東大に行ってどうするの?」「う〜ん、トラックの運転
手になる!」なんて笑い話が昔、あったことを思い出した。都会では、”お受験”モードである。公立の小学
校から、”お受験”を経て、中高一貫校へ入り、希望する大学に進学する。その”お受験”のために、小学4
年生くらいから塾に通って、勉強を始める。土日も予習やら復習やら、試験対策やらで忙しいこと甚だし
い。

ちょうど今、四年生の国語では慣用句の勉強だ。手を結ぶ、手がない、顔が利く、顔が広い、・・・・・例文を
作って、使い方を覚える。知ることは面白いらしい。算数では、小数や分数だ。計算用紙に汚い字でひっ算
をしている。小数点の位置を間違えたり、自分の字でありながら、6を0と勘違いしたり、0が6に見えたり。
勉強というよりは、練習だ。練習してうまくなればそれはそれで楽しいようだ。息切れしないように、ボチボチ
と頑張って欲しいと思う。
ライン
2012年10月28日(日)

「神社」は、果たしてどうやって生計を立てているのだろうか。厄神祭での祈祷料とお札の売上、賽銭やお
みくじやお守りと言われているが、実は境内を利用した駐車場収入がNo.1らしい。「寺」にある檀家制度
のような、氏子からの決まった集金制度もない。「寺」にありがちな拝観料収入もない。奉納は酒類であるこ
とが多く、奉納金は少ないらしい。補修工事の寄進はあるが、工事そのものを行うことが多いらしい。

建物その他の維持のために結構、お金がかかるようだ。そのため、宮司(神社に仕え、祭祀・造営・庶務な
どをつかさどる者の長)は兼職であることも少なくない。また、神職(神社に仕えて神事をつかさどる者の総
称)も同じである。おがわ亭(♂)の同僚が一人、家業の神社を継ぐため関西に旅立つ。生計問題もあり、
土日「神主」からスタートするとのこと。その中で、家業の立て直し(?!)を図ると言う。有馬稲荷神社に行
ってみようと思う。
ライン
2012年10月21日(日)

土曜日、朝早くからサッカーに出掛けた二世が、今日はプールには行かないと言う。耳が痛いらしい。右の
耳たぶの下が切れて、赤くなっている。水に入るとそこが染みてヒリヒリするようだ。さて、耳鼻咽喉科に行く
べきか、皮膚科にいくべきか。土曜日午後に診察している病院を探してみると、近所では皮膚科はなく、耳
鼻咽喉科しかない。早速、出掛けてみた−看護師は5人くらいいるが、ガラガラである。

「子供はよくこういう症状になりますね。薬を出しておきましょう。2〜3日で治ると思いますよ。」というのが
医者の見立てだ。診察時間は2分くらい。大田区の乳幼児医療費助成制度により、タダであるが、実はお
よそ4千円かかっている。さらに、薬局では先発品の「ゲンタシン軟膏0.1%(10g)」が処方され、約2千
円。個人負担がないので文句も言わないが、明らかに税金の無駄遣いだな、これは。
ライン
2012年10月14日(日)

11日、ホテルニューオータニ「鳳凰の間」でパーティを開いた。会社の設立披露パーティだ。社長挨拶から
始まって、来賓からの祝辞に続き、恒例の『鏡開き』だ。本来、鏡開きとは、正月に神仏に供えた鏡餅を下
げて食べる行事で、神仏に感謝し、無病息災などを祈るものだ。他方、祝宴などで菰を巻き付けた酒樽の
蓋を木槌で割って開封することは、鏡抜きと呼び、鏡開きとは本来、異なるらしい。その昔、酒屋では酒樽
の上蓋のことを鏡と呼んでいたことに由来して、鏡抜きと言うらしい。

閑話休題。『鏡開き』に引き続いての乾杯。ここで、おがわ亭(♂)の登場。最近、こういう局面で緊張しなく
なった。枡酒を片手に、お偉いさんがたくさん居並ぶ150人以上の前で、新会社にかける意気込みなどを
語った。つつがなく終えたものの、次から次へと挨拶廻りの2時間の立食パーティはツライ。ほとんど飲食で
きないまま、2時間が過ぎた。パーティ会場から帰宅途中、仲間と居酒屋で握りずしを食べた。
ライン
2012年10月7日(日)

確かに、社内での会議など集まりは悪い。開始予定時間を過ぎてから、三々五々集まってくる。会議のオ
ーナーが遅れて、取り巻きが10分以上も待たされることもある。ただ、それはおがわ亭(♂)の勤める会社
での話であり、日本の工場は今も厳格である。遅刻は厳禁、あらゆる面で時間厳守。秒単位で正確な運行
をしている鉄道は、時間に正確な日本人という国民性の象徴だろう。

日本人はどちらかと言うと、やはり時間に煩い国民なのだろうと思う。特に、暖かい(暑い)地方の国民とは
大きな差がある。そんな暖かい地方出身で、日本に住む外国人が「日本人は時間にルーズである」とツィー
トし、インターネット上で話題になっているらしい。始業時刻には厳しいが、終業時刻にはルーズだと言う。
出社が遅れると怒られるが、退社が遅れても怒られない、というかむしろ褒められるという。なるほど、目か
らウロコの指摘だ。

ライン
2012年9月30日(日)

「受付にお客様がいらっしゃってます」というメッセージをもらい、いつものように1F受付に下りていくと、一
人のハズが二人だ。しかも、想定外の一人は女性である。「家内ですが、一緒でもいいですか?」と男性が
問う。こういう局面で、ダメと言えるはずもなく、32Fまでエレベータで上がった。シニオリティの高い夫婦で
あり、設計打合せ室に通す訳にもいかず、慌てて、本部長応接室を用意した。

今回が入社前の最終面談である。殿方の再就職にあたって、その奥方が自分の目でチェックしにいらした
のではないかと思う。長期の海外勤務を経ての久々の日本での就職、給与はダウン、会社は出来たての
ホヤホヤ−心配もご尤もである。現在、日本での住まいを探すべく、不動産屋を回っていらっしゃるとのこ
と。「落ち着いたら、遊びに行きますよ」と言ったら、間髪入れず、「私はいませんけど」とは奥方の回答。海
外との二重生活は大変だろうと思う一方で、殿方を唆した犯人と思われているのかもしれないと感じた(^_^

ライン
2012年9月23日(日)

社員にとって、「出向」という言葉の響きはあまりにも悪く、ネガティブモード満載だ。在籍出向であり、給与
や身分は保障されているにも関わらず、ちょっとした服務条件のマイナスは大きくモチベーションを引き下
げてしまう。夢を語り、ゴールを共有できれば、とも思いながらも、目指すものは千差万別であり、当然、反
対意見もある。前向きな者だけを「出向」という訳にはいかないところが組織のツライところだ。

30人との個人面談を一日でこなすのはさすがにシンドイ。一人あたり15分としても、6時間半かかる。その
間、文句(?!)ばかり言う人間がいたりすると、15分の予定が30分を超えたりする。結局、途中途中でイ
ンターバルはありながらも、朝9時15分から開始して、終わったのは24時を回っていた。ヘロヘロである。
その後、面談結果のとりまとめやらなんらや済ますと、午前3時を過ぎていた。ふ〜。

ライン
2012年9月16日(日)

私立中学の学園祭のシーズンだそうだ。都会にはたくさんの私立中学があるのだから、近所にひとつやふ
たつあってもよさそうなものだが、ない。電車を使って、30分は近くて、1時間くらいかかる。まさに、通勤
(痛勤)と変わらない。通学は小学校から大学まで、歩いて10分の経験しかないおがわ亭(♂)には俄かに
は信じられないし、想像できないのだ。ともあれ、二世は学園祭にせっせと出掛けている。

まだ4年生なのに!、と思うのは素人(=おがわ亭(♂))だそうだ。小学4年生だからこそあちこち参加でき
るのだそうだ。5年生になると自分の実力がある程度明々白々となり、逆立ちしても届かないような中学校
の学園祭にはいかないのだそうだ−なるほど。そして、6年生になると、受験勉強に忙しくてそれどころでは
ないのだそうだ−なるほど。だから、小学4年生のときに私立中学の学園祭をハシゴするのだそうだ−なる
ほど。 

ライン
2012年9月9日(日)

最近の子供は忙しい。土曜日、朝起きてすぐに勉強だ。30分のテレビアニメを見てから、早めの昼食を取
ってからサッカークラブの練習に行く。帰宅すると、Wiiで遊ぶ。45分間格闘した末、今度はスイミングクラ
ブに出掛ける。家に帰ると、ピアノの練習に加えて、再び、勉強だ。友達と遊ぶ時間などない。おがわ亭
(♂)の時代とはまったく違う。その昔、土曜日は学校だった。家で昼食を取ったあとは、夕食まで友達と外
で遊んだ。

”どこの中学行くの?”と聞いても本人から答えはない。仲の良い友達は「麻布中学」を狙っていると教えてく
れたが、たぶん「麻布中学」がどういう中学校なのかまだわかっていない。勉強にしても、スポーツにしても、
音楽にしても、とりあえず”できた!”という喜びはあるようだ。楽しければいいけど・・・日曜日はサッカーの
試合に、ピアノのレッスンだ。。。予定を聞いただけで疲れてしまう(苦笑)。

ライン
2012年9月2日(日)

東京プリンスホテルのプールに行った。驚くなかれ、休日は大人一人5千円。東京タワーのすぐ隣で、増上
寺が目の前というロケーションなので高いのは致し方ないが、5千円はチト高すぎる。お得なパッケージプラ
ンはないかと探していると、ビュッフェディナーとセットで大人一人5千円の、「サマーエンジョイパック」が見
つかった。それにしても、5千円と5千円では辻褄が合わない。?!?!?!

よくよく見ると、パッケージではプールの入場時間に制限があり、午後4時〜6時となっている。一方の、ビ
ュッフェディナーは大人一人4400円である。プールのお客さんが減る時間を利用して、少しでも集客でき
れば、という作戦のようだ。ビュッフェはOKだが、プールは施設がイマイチ。プールだけで5千円なら苦情
だが、5000円−4400円=600円なら、まぁそんなもんかって感じ。昔、通った田舎の市営プ−ルを思い
出した。

ライン
2012年8月26日(日)

ノンアルコールビール市場が盛り上がっている。キリンでは「キリンフリー」に続いて、「休む日のアルコール
0.00%」もメジャーになりつつある。この後発品は”健康”によいとされる成分を含むことを特徴にしてい
る。しじみ900個分に相当するオルニチン酸400mgが配合されているらしい。このオルニチン酸はサプリ
メントとしても流通しているが、肝臓の働きを保ち、疲労回復を助けるアミノ酸のようだ。

先日、飲み放題とは言え、7千円という決して安くはない懇親会に参加した。自腹懇親会である。そのお店
のメニューにそもそもノンアルコールビールが記載されていないので、諦めていた。ウーロン茶を注文しよう
としたその時、念のため、お店の人に聞いてみたら、ある!という。飲み放題プランには含まれていないの
で、別料金になるがが良いかと問うので、勢いでOK!と言ってしまった。他の参加者は7千円ポッキリだっ
た一方で、おがわ亭(♂)だけ、7千円プラス2100円=9100円! 安くない・・・(涙  

ライン
2012年8月19日(日)

「闔」という漢字がある。「累代闔家(コウカ)」と先祖の墓石に彫ってあることに初めて気づいた。調べてみ
ると、累代の全家ということらしい。おがわ亭(♂)の出身地である山口県にあるお墓だ。100年以上前(お
がわ亭(♂)の祖祖父の時代か?)、島根県から瓦職人として山口県に出てきたらしい。その島根県にはす
でに縁者は誰もいない。わかっているのは、江津出身らしいということだけだ。確かに、島根県江津市は石
州瓦(赤瓦)で有名な所のようだ。

島根県江津市の瓦造りは、良質な陶土と来待(きまち)という名の釉薬の存在がそれを支えてきたようだ。
このコンビネーションで石州独特の赤瓦を生み出したらしい。それまで黒一色だったところに、赤瓦がこれ
までにない街並みを作っていったようだ。さらに調べてみると、江津市和木町には室町時代に作庭された
「小川家雪舟庭園」がある。江津では小川というのは古い名前のようだ。
ライン
2012年8月12日(日)

帰省ついでに周防大島に出掛けてきた。目の前が海で、露天温泉があり、室内プールもあり、食べ物も美
味しいし、室内屋外ともにキレイだ。それでも、プライベートビーチの賑わいはない。都会近郊の海とは全然
違う。南の島の海に近い・・・・・が、残念ながらサンゴはいない。海水はキレイだが、魚はハゼくらいしか見
当たらない。あと一歩だ。そして、如何せん、遠い。山口宇部空港からだと車で2時間以上かかる。あと一
工夫だ。

釣り舟をアレンジしてもらい、サビキ釣りに行ってみた。恐ろしげな漁師さん(たぶん)が案内人だ。いきなり
ホテルの人に文句を言っている。”子供がいるなんて聞いちょらんぞ。大人4人と思っちょったけぇ。”−「よ
ろしくお願いします。」と挨拶しても無言。サビキ釣りのやり方は機械のように教えてくれる。参ったなぁと思
った瞬間、二世の竿に大物が掛った。30cm級のメバルである。これを見た船長は大喜び−”こんなん、滅
多に釣れんよ。1匹で3千円くらいするいね!”−これ以降、船長はずっと機嫌が良かった。やっぱり、彼は
漁師さんだと確信した。
ライン
2012年8月5日(日)

ロンドンオリンピックが真っ盛りだ。体格差がハンディキャップになるような気もするが、競泳は男女ともに頑
張っている。逆に、体重制で体格差を言い訳にできない柔道は振るわない。チーム競技では、サッカーを
中心に盛り上がっている。金メダル2個という現状は少々寂しい。アメリカは26個、中国は25個だ。その
中国が、メダル至上主義を修正?という報道がなされている。

競泳で銀メダルを獲得した中国人選手が次のようにその心情を吐露したらしい−『合宿生活をした豪州の
選手が皆リラックスしていたのに対し、「中国では練習し、練習を続けるために休み、また練習。趣味や自
分の時間を持つこともない」』。”練習”のところを”仕事”と置き換えると、多くのワークホリック日本人も同意
見かもしれない。サマーバケーションのシーズンだ。オリンピックはまったく関係ないが、リラックスして、少し
休もうと思う(^_^
ライン
2012年7月29日(日)

病院に泊まった。もしかしたら初めてかもしれない。いや、たぶん初めてだ。病気で入院したわけでも、怪我
をしたわけでもない。二世の入院に付き合ったのだ。小さな個室に備え付けられた簡易ベットは、その名の
通り、”簡易”だった。寝返りを打とうとすると軋み、打つと落ちる。とは言え、日頃の睡眠不足のためか、夜
10時過ぎには眠りについた。エアコンのお陰もあり、快眠だった。

過剰歯を外科手術で取り除いた二世の顔は、”お岩さん”のようになった。唇は腫れあがり、頬っぺたまで
腫れは広がり、目蓋も普段とは違う。薬のせいか痛みはないようだ。早々に退院した二世は、マスクをして
外出する。いつものクリーニング屋さんで、”どうしたの? 風邪引いたの?”と問われた二世は、”ハ
イ!!”と即答。なんでウソをつくのかと聞いたら、”だって、説明するの面倒じゃん”−気持ちはわかるが、
なんとも子供らしくない(^_^
ライン
2012年7月22日(日)

久々にシンガポールに行った。トランジットで、チャンギ空港には時々寄るが、入国したのは久々だ。香港と
よく似ているその街は、香港同様に英語が通じるようで通じないことがある。タクシーの運転手は大概それ
があまり得意ではない。ホテルから空港に向かうタクシーでのこと。車内にはボリューム一杯で、中国語の
ラジオ番組が流れていた。”Airport”と告げると、そのタクシーは進み出した。

しばらくして、”タミナ”と運転手が言うのが聞こえた。タミナって名前なのかしらん?−自己紹介をするなん
て変だな、と思っていると、”Which タミナ?”と言い換えてきた。そうか!、”タミナ”は”Terminal”だ。”どこで
もいいよ、時間は十分にあるから”と英語で伝えたら、安心したようだ。シンガポール航空の日本行きはタ
ーミナル3だったが、タクシーが着いたのはターミナル2だった(^_^
ライン
2012年7月15日(日)

湯沢フィッシングパークに行った。幅4〜5mの普通の川を釣堀として利用している(権利関係はわからな
い)。いくつかのブロックに分かれており、魚はそこから移動できない。ずっと、そこで飼っている訳ではな
く、別の養殖場から運んできた魚をそこに放り込む。ニジマスが中心だ。入漁料が2300円で、エサ代(イ
クラ)が400円。釣り上げた魚は自分で捌いて、炭火で焼く。焼くときに利用する串代が1本40円である。

釣れなくてイライラすることもなく、釣れ過ぎて興ざめということもない。8匹まで釣ってもよいらしい。二世が
大きなニジマス(30cmオーバー)を釣り上げた−面白くなってきたらしい。2時間くらいやって、二人で一本
の竿を使いまわして、6匹釣った。そろそろ上がろうとしていたとき、二世いわく、「エサがなくなるか、ボクの
気が済むまでやる!」。だが、気が済む前にエサがなくなった・・・・夕食前だったので、25cmくらいのニジ
マスを二匹だけ焼いて食べた。美味しかった。もっと焼けば良かった−とは二世の弁。
ライン
2012年7月8日(日)

そこはノンアルコールビールを置いていないお店だった。新橋と有楽町の間に位置し、ちょっと高級な感じ
の、そのお店のシェフは、フランスで修行を積んだ国際派だ。懐石料理屋さんでありながら、ワインセラー
がある。が、しかし、ノンアルコールはいわゆるソフトドリンクしかない。しょうがないので、一杯目のみビー
ルで、二杯目からはウーロン茶だ。料理には、まさに旬の食材である「鱧」が出た。

「鱧」ってその形はウナギやアナゴやウミヘビに似ている。調べてみると、ウナギ目という分類の中に、ウナ
ギ亜目、ウツボ亜目、アナゴ亜目という小分類があり、そのアナゴ亜目の中に、ウミヘビ科、ハモ科、アナゴ
科と分類されている(無論、爬虫類のウミヘビは別分類となる)。素人的な見分け方は、尾びれがないのが
ウミヘビで、ハモには犬歯があり、下顎が突き出ているのがウナギで、そうでないのがアナゴって感じかしら
ん?!
ライン
2012年7月1日(日)

早いものでもう7月だ。2012年も半分終わり、もうすぐ、梅雨も明けるのだろう。今の、Myブームはノンア
ルコールビールと言えるかもしれない。「龍馬1865」が比較的安い。日本ビール株式会社という聞いたこと
のない会社が販売元だ。「龍馬1865」の先祖は、2004年に宝酒造が発売した「バービカン」。2007年にそ
れは日本ビールに委譲され、その改良製品「バービカン」がアルコール0.000%として2009年に登場した
らしい。

深夜帰宅すると、晩酌よろしく、ノンアルコールビールで喉を潤す。自宅には、350ml×24缶入りの箱が
並んでいる。一本飲んだら、一本補充する。冷蔵庫には常に、4〜5本のノンアルコールビールが鎮座して
いる。最近では飲み会でもノンアルコールビールだ。多くのお店でなにがしかのノンアルコールビールを置
いている。問題は、ノ・ン・ア・ル・コ・ー・ル・ビ・ー・ルという長い長い名前だ。どこかの会社で呼びやすい短
い名前を付けておくれ。
ライン
2012年6月24日(日)

先日、二世と鰻屋さんに行った。おがわ亭から歩いて行けるところにあるものの、入るのは初めてだ。小さ
なお店ながら、伝統を感じる古さだ。その店の名は「日吉」。お店に掲示してある調理師免許によれば、ご
主人はなんと昭和10年生まれ。おがわ亭(♂)のオヤジと同い年だ。壁には、今は亡き立川談志師匠のサ
イン色紙が飾ってあった。調度品は特注だ。椅子の背もたれには、大きな字で「日吉」と彫ってある。

お品書きに目を遣ると、『シラス不漁により、値上げ』の旨が書いてある。松・竹・梅の三種類で、一番高い
松は、2800円だ。一瞬の迷いも見せずに、松を二つ注文した。二世もおいしそうにパクついている(結局、
彼は全部キレイに食べきった)。そこに、学生と思しき男性が一人で入ってきた。何を注文するのか、耳を
そばだてていると、「松、ください」と聞こえた。こっちは”大人買い”をしたつもりだったが、この店では「松」
がポピュラーなようだ。
ライン
2012年6月17日(日)

忙しいと気が短くなる。気が短くなると判断は早くなる一方で、モノを考えなくなる。忙しいと睡眠時間が減
る。睡眠が足りないと、日中眠たくなる−会議中、意識を失ってしまう。意識を失った上に、モノを考えない
ときその判断が正しいはずがない。酷い時には、1対1の打合せのときでも気を失ってしまう。しゃべりなが
ら、意識は遠のいていく。焦って、言葉は絞り出すものの、自分でも何を言っているのかわからなくなる。

ドイツ人と面談をした。いまだに日本語は通じないので、英語だ。イライラしているときに、英語だとさらにイ
ライラする。何度言ってもわかってくれないので、面倒くさくなり、”もういい! わかったからお前の好きなよ
うにやっていい。出てけ。”などと怒鳴って、席を立った。その後、”もう少し話をしたい。”と彼が近づいてき
たが、”あとで。”と冷たくあしらった。なんとも大人げない対応である。あれもこれも”忙しい”せい−結局、自
分のせい−反省(^ ^;
ライン
2012年6月10日(日)

今年もおがわ亭(♂)の部署に新入社員がやってきた。昨年に続き、外国籍の人間に、部署紹介を全部英
語でやらせたら、多くの新入社員がビビってしまったようだ。それでも、本部配属の17人の中で希望者は1
倍を超え、3人のフレッシュマンを迎え入れた。意識をした訳ではないが、3人ともに理系の修士。男2、女
1。日本人2、中国人1という構成だ。

早速の歓迎会があった。新人が一人ひとり挨拶した。”私の名前は、○○××です。苗字はありきたりの○
○です。”−確かに、多い苗字だ。50人強のおがわ亭(♂)の部署でも3人目になる。新人君は続けた。”
苗字がありきたりな上に、名前も××でありきたりです。”−ここで先輩達が反応した。確かに、比較的多い
名前だ。多いが故に、その場に同じ名前の先輩がいた。その先輩いわく、”ありきたりで悪かったなぁぁぁぁ
−” 気づくと新人は土下座していた・・・・・酒の席で、笑いの中での失敗だ。
ライン
2012年6月3日(日)

土曜日の日中帯はほぼ意識がない。朝は普通に起きるものの、食事をすると眠たくなる。眠たくなると、マ
ッサージチェアで寝てしまう。目が覚めて、録画しておいたドラマを観てると、またいつの間にか寝てしまう。
目が覚めると、巻き戻して再び、そのドラマを観る。また寝てしまう。そしてまた、巻き戻して・・・・・こんなこと
を繰り返しながら、1日かけて2時間ドラマを見終わる。

マッサージチェアで寝てると腰が痛くなるので、昨日は、床の上でくたばっていた。うつらうつらしながら、午
後を過ごしてしまった。夜、二世に”晩御飯、どうする?”と聞いたら、”いらない”と言う。いらないんなら、し
ょうがないので、お昼の残りを適当に食べた。しばらくすると二世が、”これ焼いて”とおがわ亭(♀)が買っ
てきたお肉を持ってきた。”いらないって言ったじゃん。”と軽くあしらったら、二世はそのままフテ寝sulked
in bedをした。
ライン
2012年5月27日(日)

出張でドイツに行った。エットリンゲンという町は初めてだ。ずっと日本人一人きりという海外出張も初めて
だ。現地では、ドイツ人二人、イタリア人一人、インド人一人というメンバーで二日間打合せを行った。激論
が始まると、口を挟み込む余地がない。極めて自己主張が激しい人々である(苦笑)。違う人がしゃべろうと
すると、上から被せるようにしゃべり続ける。こういう状況には慣れていない上に、言語力の差は大きい。

エットリンゲン到着が想定よりも遅れたこと以外は特段のトラブルもなかった。フランクフルトから特急電車
で1時間のところにカールスルーエという比較的大きな町がある。そこで電車を乗り換えて、エットリンゲン
に向かったはずが・・・・・検札のとき、ドイツ人のおばちゃん係員が怪訝な顔をして指摘してくれた。”次の
駅(Kandel)で降りて、反対方向の電車に乗りなさい”。のちに調べてみると、真逆の方向である。1時間以
上のロス(^_^
ライン
2012年5月20日(日)

二世と二人で帰省した。昨秋に続いての、お見舞いだ。蒲田からバスに乗り、羽田空港第2ターミナル(AN
A)で降りるところを、乗り過ごしてしまい、第1ターミナル(JAL)まで行ってしまった。国際線ターミナル→第
2→第1という順に停まる。いきなりのチョンボである。第1から第2までは歩くと結構時間がかかったが、何
にもない時なので、空港は混在しておらず、余裕で着いた。最新鋭機ボーイング787の快適な旅だった。

帰りは羽田で武蔵小杉行きのバスに乗った。当然のようにANAなので、第2ターミナルからの乗車だ。第2
の次は、国際線ターミナルかと思いきや、第2の次は第1である。第2→第1→国際線→武蔵新田と停ま
り、羽田を出るまでに15分、出てから20分の合計35分だった。不公平感のないように、行きはANA優
先、帰りはJAL優先となっているのかもしれない−そうだとしたら、なかなかの配慮である。考えすぎ?!
ライン
2012年5月13日(日)

すでに1ヶ月以上経過した。楽天市場のあるショップにて、レーザーポインター(希少なグリーン!)を注文し
たが、まだ届かない。もともと「4月中旬入荷予定」とのことだったが、それがいったんは「ゴールデンウィー
ク明け」になった。そのショップから適宜、経緯の連絡はあるので、決済だけして商品は送らないという悪質
な業者ではなさそうである。が、しかし、モノはまだ届かない。再び、そのショップからメールが届いた。

そのメールのタイトルは「お支払い方法のご変更をお願いいたします」−???である。クレジットカード決
済はすでに終わっているところで、「代金引換」にしろ、と書いてある。???である。よくよく読むと、「メー
カーより商品金額の値引き販売に対する警告が以前よりあり、そのことが原因で只今、商品の入荷が出来
ない状況となってしまいました。」−他のショップから同じ金額で納品できるので、「代金引換」に変更してく
れと言っている。やっぱり、???である。速攻でキャンセルした(^ ^;
ライン
2012年5月6日(日)

JALシティ田町−夜勤のときに利用したホテルだ。会社のルールで一泊当たりの上限が定められており、
それを超えるといろいろと面倒だ。海外などでは「お客さんと同じホテルに泊まるため」というような理由が
高額理由の筆頭かと思うが、国内ではそういう理由も使えない。ゴールデンウィーク中だし、東京の真ん中
だし、きっと安くはないよな、と思いながらのホテル探しだった。

ホテルヴィラフォンテーヌ田町はお客さんのところからたぶん一番近いが、高級感あふれる感じでちょっと
手が出ない。JALシティ田町は楽天トラベルで9千円/泊だった。社内規定では8500円なので、あと一息
と思いきや、日によって値段が変わることがわかった。初日は9千円だが、二日目と三日目は8千円だ。と
すると、平均すれば、社内規定以下である(^_^ これで面倒な事務処理をしなくて済む。小さいことながらな
んとなくハッピー。
ライン
2012年5月3日(木:祝)

風邪をひいたようだ。ひどくはないが、鼻水が垂れてくる。先月28日から今月1日までの夜勤で調子が狂っ
たのかもしれない。日本からマレーシアまでモノを運び、マレーシアでセットアップして、お客さんの確認を得
てOKとなった。これまでリハーサルを4回ほど行っており、電車や飛行機の乗り方やセットアップの方法な
ど練習に練習を重ねてきた結果なので、素直に喜びたいし、関係者の労を労いたいと思う。

極めてスムースに事が運んだので、夜勤中、特段することもなく”平和”な時が過ぎた。近隣のホテルに部
屋を確保しつつ、お客さんの事務所に詰めての作業(?!)だった。難点は昨今の風潮からか、お客さんの
事務所ではタバコ部屋が遠く(=ビル全体にひとつ! しかも一番奥まったところ)、深夜の誰もいない廊下
を非常口を示す緑色の光だけを頼りに歩いていくのは、なかば肝試しのようだった(苦笑)。
ライン
2012年4月22日(日)

不思議なもので、ポイントアップ+1%!!という宣伝を見ると、”今、買わなきゃ”という気になってしまう。
1000円買っても、10円しか変わらないのに、その冷静な計算ができない(苦笑)。楽天市場で、クリーニング
のセールをやっていた。ちょうど、衣替えの季節であり、試しに頼んでみることにした。所定のバックに詰め
放題で、8,550円が50%OFFである。ボストンバックもどきに、衣類を詰め込んで、4,300円(送料、消費税
込)である。悪くない。

結局、4バッグ注文した。数日後、そのバッグが送られてきた−思ったよりは小さいが、詰め込むと結構入
る。ネクタイ(近くのクリーニング屋さんでは、400円!)などはいくらでも入る。冬物スーツは5セットが限界
だが、上下で800円程度と思えば、高くはない。むしろ、安い。自宅まで取りに来てもらい、自宅まで配送し
てもらうので楽チンだ。本日、1箱だけ先にできあがったものが届いた。1バック分だ−残りの3バック分は
いずこへ?
ライン
2012年4月15日(日)

小学4年生になった二世は、サッカー、ピアノに加えて日々勉強が忙しいようである。SAPIXという今、大盛
況の学習塾に通い始めた。SAPIXなんて聞いたことがなかったが、大学受験の「代々木ゼミナール」の、
中学受験版である。学力別クラス編成となっており、二世の通う校舎では、20を超えるクラスがあるよう
だ。入塾テストをかろうじてパスした二世は最下層のクラスだ(苦笑)。

慣用句を勉強中、「かぶとを(   )」という問題で、二世は、(とる)!と答えた。日本語としてはおかしくは
ないが、それでは慣用句にならない。間違いを指摘すると、あ〜でもない、こうでもないと二世がつぶやいて
いるがなんだか様子が変だ。二世の中では、”かぶと”はカブトムシであって、”冑”ではないのだ。『あ、そう
なんだ、”かぶと”ってこどもの日に飾るやつなんだ』とようやく理解した二世であったが、肝心の答えはわか
らない(^_^
ライン
2012年4月8日(日)

火曜日、爆弾低気圧がやってきた。会社では比較的早くに、帰宅勧告が出た。震災時の反省からか、ま
だ”爆弾”が本格化にやってくる前だ−15時から三々五々と帰宅していく。が、しかし、風に弱い鉄道路線
はこれまた早々に止まっている。京葉線やゆりかもめはダメだ。おがわ亭(♂)も頃合いを見計らって帰ろう
としていたら、京浜東北線が止まった! が〜ん。風雨が強くなってきたようだ。

19時、会社を出た。雨は降っていないがとにかく風が強い。京浜東北線は相変わらず止まっているので、
山手線で五反田まで行って、東急池上線をいつもとは逆に乗ることにした。予想に反して、激混みではな
い。最寄りの駅に着いたら、少し雨が降っていた。傘を差したら、その風でいきなり傘の骨が折れた。もう使
いものにならない。少しの雨なら、走って帰れば良かったのだが、後の祭りである。しかしながら、凄まじい
風だった(^ ^;
ライン
2012年4月1日(日)

おがわ亭は、二線三駅利用可能だ。一番近いところは徒歩5分以内。残りの二つは10分前後だ。一番近
い駅の目の前に中華料理屋さんが出来た(深夜12時まで営業)! 以前は本屋さんだった。反対側に以
前はオリジン弁当という惣菜屋さんがあったが、今はマッサージ屋さんだ。ファミレスもなければ、ファストフ
ードもない。どうも、食べ物屋さんにとってここは調子が悪いようだ。

深夜の帰宅時、遠い方の駅を利用する。そっちには、複数のラーメン屋もあるし、牛丼屋さんもある。通勤
定期は使えないので、120円の運賃を毎回支払っている。週2〜3回、遠回りをして帰るとして、通勤定期が
お得なのだろうか、あるいは、回数券がお得なのか気になってきた。回数券だと1回あたり109円。通勤定
期は6か月で22,680円。回数券だと、109×2[往復]×20[日]=4,360円/月。定期だと、22,680/6=3,780
円/月。その差は、580円。月に5回(120円×5=600円)寄り道をするか否かが閾値のようだ。今回、当然
のように定期購入は見送った(苦笑)。
ライン
2012年3月25日(日)

シフト勤務中の、20日(火:祝)に二世のピアノ発表会があった。ソロで一回、連弾で一回だ。予想では、1
0時30分頃と12時30分頃になる。出演時間は各々3〜4分。田舎からおがわ亭(♂)の両親もやってき
て、”晴れ舞台”を観に行くことになっていた。シフト勤務を真面目に行うと、一回目には間に合わない予定
だったが、ちょっと早めに引き上げて、少し急いで、なんとかその出番には間に合った。ラッキーである。

”奇跡”の演奏(=練習よりもうまく弾けること)とはいかなかったが、緊張している風でもなく、まあ合格であ
る。戻ってきた二世は、”聞いている人が少なかったので、全然緊張しなかった。”と感想を述べた。”奇跡
は起きなかったね”と聞くと、”うん”とこちらも同じ感想である。さて、二世の出番が終わると睡魔が襲ってき
た。次の登場まで二時間近くある。シフト勤務明けなので座席で一眠りすることにした−気づいたら、二回
目の出番を終えた二世がそこにいた(涙)。
ライン
2012年3月18日(日)

これまで仕事で何度徹夜したかわからない。それが連続するとさすがにキツイ。今、担当しているプロジェ
クトで、ゴールデンウィーク中に”引越し”本番を迎えるものがある。これまでは徹夜で対応してきたところ、
今回はシフト勤務を組んでみた。おがわ亭自身も組込んだため、人生初の「夜勤」となった。本日よりその
リハーサルを行う。本番さながら3日間、20時出社の10時帰りだ。二交代シフトで、引き継ぎ時間を設け
るため、14時間勤務となる。

計画は綿密であり、順調に行けば、何の問題もない。1日14時間勤務は普段よりも短い(!)。ただ、そう
は行かないのがプロジェクトである。何が起こるかわからない。そして、実際に起こってしまう。シフト勤務を
予定していても結局、24時間勤務になることが容易に予想される。リハーサルと異なり、本番は逃げられ
ない。綿密な計画よりも勘に基づく予想の方が当たる可能性が高いので、ゴールデンウェーク中は現場近く
のホテルを3泊予約しておいた(^_^
ライン
2012年3月11日(日)

ちょうど東日本大震災から1年だ。あの日、おがわ亭(♀)は入院中であり、おがわ亭(♂)は職場から動け
ず、小学校2年生だった二世のことを思うとヒヤリとする。たまたま、田舎から両親が来京しており、自宅で
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒だった二世はラッキーボーイである。本人もそう思っているようである。
お風呂場で、そのラッキーボーイにこれまででラッキーだったと思うことは何?と聞いてみた。

二世曰く、「一番はねぇ、この世に生まれてきたこと。」−なかなか面白いことを言う。「二番はねぇ、大地震
のとき、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒だったこと。」−ふむふむ。「三番はねぇ、ピアノの発表会で、超
まぐれでスラスラ弾けたこと。」−確かにそうである。あのとき、練習でできないことが本番でできた。二世は
さらに続けた。「ボクって結構、”運”を使っちゃったよね。だから、テストで失敗するんだぁ、きっと。」−それ
は断じて関係ない(苦笑)。
ライン
2012年3月4日(日)

炊飯器ネタのつづき。購入製品はえぃやぁで決めたものの、次はどこで買う(=いくらで買うか)かが問題
だ。価格ドットコムで調べてみると、最低価格が44,000円。ヨドバシカメラでは、64,800円(10%のポイント還
元付)。この価格差はどこから来るのだろうか−ちなみに、メーカー希望小売価格は10万円以上する。発
売日は2011年秋なので、型落ちでもない。

価格ドットコムに掲載されているお店は”怪しさ”が漂う。中には納期1ヶ月というショップもあり、販売商品自
体の”怪しさ”も加わる。通常、電化製品を購入しているヨドバシとの価格差は無視できないので、楽天市場
にてゲットすることにした。クレジットカードは使えないが、46,960円は安い。早速、銀行振込を行った。お店
の名前すら思い出せないが、今度の土曜日の午前中に届くはずである。
ライン
2012年2月26日(日)

炊飯器の調子が悪くなった。10年前に購入したハイエンド炊飯器だ−二世誕生前の購入である。調べてみ
ると、2002年6月発売でメーカー希望小売価格が65,000円。当時の売込み文句は、”「清潔」で「使いやす
い」のがうれしい。新銅釜と5つのIHで、ふっくら均一に炊き上げる「5段IH自在加熱」”。ブランド名は今は
亡きNationalだ。黄金のように光る銅釜が印象的だった。が、炊き上がりにムラがでるようになってしまっ
た。

ハイエンド炊飯器を中心に物色した。家電各社に加えて、タイガー魔法瓶、象印が競って新商品を開発して
いる。最近の流行は、立方体型の蒸気レスタイプのようだ。いずれも7〜8万円以上する。購入したのは、”
史上最高峰のおいしさを求めて。”というキャッチフレーズでありながら、ハイエンド(=南部鉄釜)ではない
ものにした。ちなみに、ハイエンド商品には”ごはんの国が磨きあげた、おいしさが目覚める「極め羽釜」”と
いうキャッチフレーズがついている(^_^
ライン
2012年2月19日(日)

パソコンを買い替えた。WindowsXPから、Windows7への乗り換えだ。乗り換えのとき、いつも問題になるの
は、古いパソコンの中身をどうやって新しいパソコンに移すか、だ。今回は、『パソコンデータ引越し7』とい
うソフトウェアを購入してチャレンジした。クロスケーブルの付属しているそのソフトを使うと、3ステップで手
間暇かけずにファイルが移せるらしい。ただ、Windows7に対応していないアプリケーションは新しいものを
買うしかない。

これまでホームページ作成は、イーフロンティア社(従業員80名)のNinjaというソフトを使っていたが、なん
と「販売終了」となっていた。しょうがないので、ソースネクスト社(従業員74名)のホームページZeroという
ソフトに乗り換えることにした。操作方法など違うと覚えるのが面倒だなぁと思っていたが、購入してみると、
見かけも機能も同じソフトである。イーフロンティア社がソースネクスト社に売り払ったとしか思えない・・・・・・
弱肉強食?!
ライン
2012年2月12日(日)

あまりに素直だと驚いてしまう。二世と買い物に出掛けたときのこと。マンションそばの道路脇に、赤色のト
ラフィックコーンが転がっていた。二世は何も言わずに、そのコーンを起こして微笑んだ。”イイことしたよ
ね。” 確かにそうである。転がっているコーンは道路の真ん中まで転がっていくかもしれないし、そもそも、
注意喚起の役割を果たしていない。二世は続けて言う。”じゃあ、お手伝いシール1枚ゲットだね。” 

お手伝いシールとは1枚10円の”報酬”である。お金目当ての善行というわけだ。”イイことは、お金をもらう
ためにするんじゃないよ。今のキミの行為は、お手伝いシール1枚プラスではなく、マイナスかもよ。”と諌め
た。その夜、二世は総括した。”今日、失敗したことは、お手伝いシールをもらおうと思って、転がっていたコ
ーンを起こしたこと。”−どこまで理解しているのか不明だが、素直な子供にいい加減なことは言えないと肝
に銘じた。
ライン
2012年2月5日(日)

近所のラーメン屋でのこと。カウンターが10席ほどの小さな店だ。狭い入り口に、所狭しと食券の販売機が
置いてある。千円札を二枚入れて、○○ラーメンと××ラーメンと、小ライスに餃子のボタンを押した。ジャ
リジャリとお釣りが落ちてきたので、むんずと掴んで、二世と二人、カウンターで並んだ。二つ隣の親子連れ
がなにやら言っている。”さっき、お釣り取った? えっ、取ってないの? 後から来た人が取っちゃったんじ
ゃないの!”

後から来た人とはおがわ亭のことである。気まずい空気の漂う中、”すみません、お釣りが残ってませんで
したか?”とお隣さんが聞いてきた。”ガバッと取ったのでわからないですが、いくら残っていたのですか?”
と尋ねると、早速、計算を始めた。580円です!と言うので、訳も分からず、580円を渡した。しばらくする
と、”すみません、計算間違えてました。800円でした。”と言ってきた。その若干厚かましい奥方に追加で
お金を渡した。その隣には若干恥ずかしげな殿方がいた。
ライン
2012年1月29日(日)

”昔は・・・・”なんて言うと、若者に嫌われちゃうのかもしれないが、昔は、ペットボトルなどという便利なもの
はなかった。紙パックや、缶もあまりなかったのではないかと思う。また、水やお茶を買うなんて習慣なども
なかった。今では、お茶といえばペットボトルだ。350mlから2000mlまで様々な容量のものが売られている。
重いので、おがわ亭ではインターネットで買うことが多い。大量買いをすれば、送料無料だ。

”喉が渇いた・・・・”と二世が言う。たまたまペットボトルのお茶が切れていた。”お茶を入れて飲めばいいじ
ゃん”、と言うと、”やったことないもん。”と暗に手伝いを要請された。”お湯を沸かして、お茶葉を急須に入
れて・・・・”と丁寧に教えてやったが、最後の最後で躓いた。急須から湯呑に注ぐとき、ガチャン! 急須の
蓋が落ちたのだ。”蓋は指で押えないと落ちちゃうよ”、と教えてやると、”そうかあぁ。こうすればいいん
だ。”−8歳児はまたひとつ賢くなった(苦笑)
ライン
2012年1月22日(日)

"karoshi(過労死)"は英英辞典にも載っている。"(in Japan) death caused by overwork"とある。な
ぜ、死ぬほど働くのか、外国人には理解できないそうだ。理解できなくて当たり前だ。当の日本人にも理解
できないのだから。午前8時前には自宅を出て、午前9時から24時頃まで会社。午前1時頃、自宅に戻って、
午前3時頃まで風呂敷残業という日常は確かに尋常ではない。

会社の若者が夜になると時々騒ぐ。”あ〜、(家に)帰りたい!” 寂しいのかと思って反応してやる。”帰り
たんだったら、帰ればいいじゃん。” すると、若者いわく、”帰れれば帰りますよ。帰れないんっすよ。” 単
なる愚痴かと思いつつも、”じゃあ、ブツブツ言わずにやればいいじゃん。(おまえの愚痴は)周りを不愉快
にしてると思うよ。”と反応すると、”エッ、そうすっか。なんで、不愉快になるんですか?” これ以上は付き
合ってられないので、無視することにした(^ ^;
ライン
2012年1月15日(日)

人間ドックの更なる続編。毎年、オプションで「脳ドック」を受けている。会社負担があるとは言え、個人負担
額は2万1千円。安くはない。2日間の検査が終わって帰ろうとしたとき、呼び止められた。”脳神経科の先
生が話をしたいと言ってるのですが。急ぎではないようなのでご都合のよろしいときに。” 急ぎではないと
は言え、脳ドックの結果について話がしたいとは由々しき事態だ。

1月6日の朝イチに病院に行った。若干の不安を抱きながら、診察室に入った。先生は開口一番、”全く異
常はありません。”−じゃあ、なんでわざわざ呼び出したんだ?! と思っていると先生いわく、”毎年、脳ド
ックを受けてもらっているようですが、毎年は受けなくてもいいですよ。安くはないですしね。” えっ−、それ
を聞くために、朝イチでドキドキしながら来たかと思うと、力が抜けた(苦笑)。
ライン
2012年1月8日(日)

スキー人口が減っているらしい。ブームの時には、リフト待ち1時間なんてこともあったようだが、三連休中
の上越国際スキー場では、長くて10分。ほとんどの場合、待ち時間は数分以内だ。とは言え、並んでいる
と、時々不埒な連中が割込みをしてくる。二世と二人で並んでいるとき、二度ほどそのような場面に遭遇し
た。二世がこっそり言う。”あの人達、「横入り(ヨコハイリ)」だよね!” どうやら、8歳児でもムッとするらし
い。

割込みされた後、二世は必死で先に進もうとする。一度は横入りの連中を見事に追い抜いた。リフトに乗っ
て二人になってから、話をした。”「横入り」されても、お先にどうぞ、と思うのが大人なんだよ。そのくらい大
きな心を持って、余裕を持っているのが大人だと思うよ。” −二世は”ふ〜ん”と反応したが、余裕は持ち
つつも、マナー違反をちゃんと注意するのが大人なのかもしれない、とも思う。ただし、逆ギレ注意だ(苦
笑)。
ライン
2012年1月1日(日)

昨年末の人間ドックの続編。詳細な検査報告はまだ手元にないが、血液検査の速報ベースで異常(?!)
が見つかった。「ケトン体」という項目だ。ケトン体検査とは糖尿病の確定診断に重要なもので、主に糖の供
給状態や糖コントロールの状態を調べるものらしい。血糖値が高くて、ケトン体が陽性だと最悪。おがわ亭
の場合、血糖値は普通で、ケトン体が陽性だった。


普段は、糖からエネルギーを得るため、体内にはケトン体はほとんど存在しないが、何らかの異常で糖を
エネルー源として得ることができなくなると、糖の代わりにケトン体が増加し、代わりのエネルギー源として
利用するらしい。これは飢餓状態でも起こるらしい。『親知らず』の腫れのため、しばらくまともに食べられな
かったため、身体は”飢餓”に近い状態だったのかもしれない(^_^
ライン