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2015年12月27日(日)
「古都京都の文化財」は17箇所まとめて世界遺産に認定されている。先々週、久々に訪れた京都で、そのうち4箇所を巡
った。天龍寺、龍安寺、鹿苑寺、仁和寺だ。JR京都駅にて山陰本線線に乗り換えて嵯峨嵐山駅で下車。天龍寺を経由し
て渡月橋まで歩いた。嵐山駅にて一両編成の嵐電に乗車して、帷子ノ辻駅で乗り換えて龍安寺駅にて下車。龍安寺拝観
後は歩いて鹿苑寺へ。鹿苑寺から宿まではタクシーだ。
宿に着いたら、二世が”(自分の)スマホがない!”と言う。電話を掛けてそのスマホを探そうとしたおがわ亭(♀)は、”(そ
のスマホから)着信が入っている。”と言う。電話を掛けたが応答はない。GPS機能を使って、その所在を探すと、ここから
20km以上離れた醍醐にあるようだ。タクシーの中で落としたのだ。その後、タクシーの運転手さんと連絡が取れ、翌朝、
宿まで届けてもらった。感謝である。御礼は二世のお小遣いから二千円也。
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2015年12月20日(日)
先日、珍しくコンサートに行った。2007年の年の瀬に行った「中島みゆき」(1952年生まれ)以来だ。今回は「玉置浩二」
(1958年生まれ)。いずれも学生時代によく聴いた。ちょっと上だがほぼ同世代だ。「大友直人」(1958年生まれ)の指揮す
る東京フィルハーモニー交響楽団が伴奏をする。贅沢なフルオーケストラコンサートだ。会場は有楽町の東京国際フォー
ラムのホールA。その座席数は5千を超える。これまた贅沢だ。
開演前、辺りを見回すとやはり、ちょっとだけ上の同世代が多い。要するに、おじさんとおばさんばかりだ。ステージの上に
もおじさん、観客席にはおじさんとおばさんってことだ。二部構成と言いながら、途中にしっかり休憩時間が取られている。
50分の一部のあと、20分の休憩。そして二部が50分。おじさんとおばさんには丁度いい時間配分なのかもしれない。特
に、ステージのおじさんにとっては極めて重要なんだろうと思う(^ ^;
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2015年12月13日(日)
手洗いをした後、指先に違和感がある。痛いのではない。痒いのでもない。引っ掛かる感じがするのだ。爪が汚れているのだろうかと思って、洗ってみた。片方の指の爪を、もう片方の手のひらでこすり洗いをしてみたが、結果は同じ。なんか引っ掛かる感じがする。数週間経っても、違和感があるので、インターネットで調べてみた。
「爪のでこぼこは身体からのSOS」という記事に行き着いた。爪は「健康のバロメーター」だと言う。
よくよく自分の爪を見てみると、どの指も縦線がくっきりと出ており、触ると、でこぼこしている。縦線は以前からあったように思うが、こんなにハッキリとはしていなかったような気がする。滑らかではないのだ。これが引っ掛かりの原因だ!と喜ぶのもつかの間、縦皺の原因は、乾燥と老化!だとのこと。爪も肌と同じように乾燥に弱く、乾燥することで老化を早めるらしい。こんなところにも”老化”がやってきていたのか・・・・(^ ^;
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2015年12月6日(日)
それは、金沢にある不室屋が元祖らしい。慶応元年創業以来、加賀麩を扱ってきた不室屋のホームページによれば、「留学中の息子を訪ねた時に家内が思いつきました。いくら一人の食卓とはいえ、インスタントみそ汁は寂しいものです。懐中汁粉の形状にヒントを得て、楽しくおいしいお吸い物を考えました。」 ”お吸いもの最中”と呼ばれている商品だ。まさにモナカに見える包み紙の中に、モナカに見える具と、お吸い物の粉が入っている。
その”お吸いもの最中”がお歳暮で届いた。学校帰りのお腹を空かせた中学生が目ざとく見つけて、「あっ、モナカがある。食べちゃおう!」と思ったらしい。箱からひとつを取り出して、包み紙を開いて、パクリ。。。餡子が入っていないと気づくまでに時間はかからない。新種のモナカか、ということでパクパク。甘い訳はなく、酸味が不味かったらしいが、「それ、お吸い物だよ。」と指摘されるまで、新種のモナカだと思っていたらしい(^ ^;
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2015年11月29日(日)
結局、家を出てから、ハイデラバードのホテルの部屋に入るまで丸一日かかった。朝7時30分過ぎに家を出て、羽田発の飛行機に乗り込み、バンコクにてトランジットで、ハイデラバードへ。飛行機はほぼ予定通りに到着した。ここまでで20時間以上経過。入国審査の長い列に並び、ようやくたどり着いたカウンターでパスポートを提示したら、入国申請書を書けとの指示。その紙を探し回って、再び、最後尾に並んだ。
荷物の引き取り場に急いで駆け付けると、荷物がない。。。。遅くなったので、誰かがどこかに保管してくれたのかと思い始めた頃、流れたきた! 着陸から1時間経過。空港出口で、現地で手配してくれた運転手が待っているはずが、いない。。。。深夜なので、どこへも連絡できず、待つこと1時間。結局、タクシーにてホテルへ向かった。その移動に1時間。なんやかんやで、ほぼ丸一日、ストレスてんこ盛りの旅の始まりになった(^ ^;
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2015年11月22日(日)
11月23日(月)は勤労感謝の日で祝日だ。普通は、土曜日から三連休になる。ところが、おがわ亭(♂)は今日から出張だ。今回の目的地はタイだが、なかなか行く機会を作ることができなかったインドにも立ち寄ることにした。が、これが結構大変だ。まずはビザが要る。写真を用意して、申請書を書いて、インド大使館に行かないといけない。次の面倒は直行便がないことだ。往路でハイデラバードのグループ会社に立ち寄ることにした。
10:45羽田発で、15:50(日本時間では17:50)バンコク着。空港で6時間20分待ち、その日の22:10バンコク発で、翌日00:25(日本時間では3:55)ハイデラバード着。約17時間の旅だ。インドでは、ホテル一泊のみで、大きな荷物を持って、昼過ぎに打合せに向かい、当日の夜行便にてバンコクに入る。早朝、アーリーチェックインにて、ホテルで休憩。バンコクからの帰国もまた夜行便で、日本時間27日(金)の6:30に戻ってくる予定だ。大変そうだ(^ ^;
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2015年11月15日(日)
どぶねずみルックと揶揄されるビジネススーツにも実は流行がある。この数年の間に、ズボンのタックは消えていった。ツータックでラインを綺麗に見せていた時代は完全に終わった。物持ちの良い(=捨てるのが苦手とも言う)おがわ亭(♂)は昔のスーツも多く持っている。ある日、間違えて古いスーツを着て出社してしまった。上着を脱いだときには結構な恥ずかしさを覚えてしまった。今の流行は、ノータックで細身のズボンだ。
週5日、同じスーツは着たくない。とすると、最低5着必要だ。冬用の細身のスーツが足りないので、早速、インターネットで注文した。いつもの店で、いつものサイズで、いつもの股下だ。これで完璧と思っていたが、品物を受領してヒヤリ。昨年、購入したものと同じかも?! 恐る恐る、クローゼットに持って行って並べてみたら、、、、柄の大きさと、色合いと裏地がちょっとだけ違っていた。ちょっとだけだけど、同じでなくて良かった、良かった(^ ^;
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2015年11月8日(日)
インフルエンザの予防接種を受けた。今年は、ワクチン製造会社の一社である「化血研」の供給体制が整わず、10月下旬までは全国的に品不足状態が続いていた。さらに、3価ワクチンから4価ワクチンに変更されたため、ワクチンそのものの値段もあがっているらしい。そんな中、末端価格が上がらない訳がない−という気はしていたが、昨年が3千円だったので、今年は4〜5千円かな、と思っていたが、甘かった。
あとから思うに、その病院には、インフルエンザ予防接種できます、という宣伝はあれど、料金についての情報は一切なかった。ここで怪しむべきだった。インターネットで検索してみると、自由診療であるインフルエンザ予防接種は、下は1千円から上は6千5百円まで幅があるらしい。地方自治体の助成がある場合はかなり安い。残念ながら、ここ大田区では高齢者のみが補助の対象で、一般にはない。で、その病院では6千5百円也。高い!
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2015年11月1日(日)
日曜日もクラブ活動が頻繁にある。二世は今日も、いつもと同じように朝7時には出掛けて行った。他校との練習試合だそうだ。おがわ亭(♂)の中学校時代に、日曜日にクラブ活動があったのは、年に数回の公式試合の時だけだったような気がする。他校との練習試合という習慣はなかったと思う。二世の卓球部には1年生が23人もいるので、練習試合といっても出られる人は限られてしまい、今回は12人。
2年生が7人いるので、試合に出られるのは30人のうちの12人(上位40%)ということになる。果たして、二世は。。。。。校内の予選会にてベスト16に入ったらしい。が、しかし、ベスト12には入れず、諦めていたところ、補欠枠が二つあることが判明。最後の最後に、ベスト16の下4人で試合をし、なんとかベスト14に滑り込んだようだ。補欠でも参加できれば、ユニホームを着ることができるので本人は満足そうだ(^_^
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2015年10月25日(日)
”報告がある。”と二世が言う。”報告”とはなにやら大袈裟だ。この週末は、通っている学校の学園祭があり、そこで何か刺激を受けたのかもしれない。”マジドウに入ることにしたから”−マジドウって何だろう?と思っていたら、”マジック同好会に入ることにしたから”と言い直してくれた。そう言えば、友達がマジック同好会に入ったとか言っていたような気もする。
”卓球はどうするのよ?”と聞くと、卓球部の練習は週3日なので、マジドウには週1日参加をするつもりらしい。友達の輪を広げて、いろんな人とつきあって、社会性を身に着けていくのは悪くない。とは言え、学業もちゃんとやってもらわないと後で困ることになる。本人は期末テストで赤点を取ったことなど忘却の彼方のようだ。本人いわく”勉強した”にも関わらず、英語は赤点だった。。。。いったい、どういうことかしらん(^ ^;
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2015年10月18日(日)
がん検診に行った。人間ドックではケアされていない喉頭がんの検査だ。区がその費用を補助してくれる。初診で行くと、5千円くらいかかるそうだが、その制度を使うと5百円だ。時期も時期なので、インフルエンザの予防接種も一緒に済ませようと思った。こちらは会社が全額補助してくれるので、タダだ。が、今シーズンのワクチン不足のあおりを受けてその耳鼻咽喉科には今、在庫がないらしい。10月下旬まで入荷の見込みがないらしい。
がん検診の結果は『異常なし』。結果はオーケーだが、検査は痛い。経鼻内視鏡での胃カメラでは、これほど痛くはなかった。鼻から突っ込んだその瞬間から鼻の奥に痛みが走った。さらに挿入、さらに痛み。映像を見ながら、”キレイですねぇ”とその医者は言っているが、こっちは目を開ける余裕もなく、しかも涙が出てきた。耳鼻咽喉科のその医者は、ファイバースコープの扱いに慣れていないとしか思えない−もっと練習してよ!
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2015年10月11日(日)
呑気である。誰に似たのか、呑気である。二世のことだ。神経質よりはよっぽど良いと思うが、呑気も度を超すとヒトに迷惑をかけることになる。先週の日曜日、”(月曜日の)学校の準備はできているか?”という繰り返しのチェックに対して、”宿題も終わったし、大丈夫。”と言っていた二世が夜になって、”古語辞典ってウチにあるよねぇ−”と言ってきた。古語辞典?! あったような気もするが、何十年も使った記憶はない。
結果、見つからず。高校時代に使っていたので、捨てたってことはないはずなので、きっと、実家だ。何かのついでに送ってもらおうかと思い、”いつ要るのか?”と二世に確認すると、いけしゃあしゃあと”明日”と言う。今からでは、近くの本屋で調達って訳にもいかない。”で、どうするの?”と聞くと、”う〜ん、、、、他のクラスの友達に借りる!”−どうやら、その国語の授業中だけ卓球部の友達に借りる気らしい。呑気である。
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2015年10月4日(日)
先週、マレーシアに出張した。何度か来ているが、これほど酷いヘイズ(煙害)は初めてだ。空は厚いガスに覆われ、太陽はその姿が見えない。雨が降るでもなし、風が吹くでもない。PM2.5騒ぎの北京の空を思い出す。北京よりも酷い状況の日もあるようだ。原因は、海を隔てた隣国であるインドネシアにおける焼畑、および森林火災。プランテーションを増やすとき、山を燃やしちゃえば、木を切り倒す手間が省ける上に腐葉土となるのだ。
その煙が偏西風に乗って、マレーシアやシンガポールを襲う。隣国からの抗議に対して、インドネシアは「プランテーションの運営会社はシンガポールやマレーシアの会社だ。」と抗弁してきたようだが、いよいよ耐え切れなくなってきて、人工降雨で隣国への離散を防いだりしているらしい。効果てきめん、青空が見えたりするらしいが、地球規模で見れば、何の解決にもなっていないような気がするのは気のせいだろうか。。。。
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2015年9月27日(日)
シルバーウィークに熱海に行った。釣りに行った。海の上の釣堀(5m四方くらいの生け簀)なので、そこまではボートで行く。岸から約二百メートル。一人4,500円という結構な値段には、釣り上げた魚の代金が含まれている。とは言え、釣り放題、持帰り放題ではなく、鯛は2尾まで、鯵は5尾までという制限付きだ。時間制限は2時間。ちなみに、ボート代が往復5百円別にかかる。鯛の生け簀では、20〜30cmの真鯛がすぐに釣れた。
3尾目からは追加料金がかかるので、早々に鯵の生け簀に移動。こちらは難しい。1時間半を経過しても、二世と二人で三匹だ。ちょっと焦った。聞き耳を立てると、”針先が見えたら釣れない”、”深いところを狙え”という声が聞こえる。その通りに実践したら、立て続けに釣れた。先人(?)の教えには従うべきである。結局、二人で、鯛4尾、鯵8尾を釣り上げて、クール宅急便にて自宅に送った。届いてからのことはあんまり考えていない(^ ^;
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2015年9月20日(日)
先週、台湾に出張した。台湾は初めてだ。台北の街並みは香港によく似ている。騒々しくて、ちょっと汚くて、でも活気に溢れている。到着した日の夜、どういう訳か串焼き屋さんに行った。ほとんどが日本人だったにも関わらず、である。その店は、台湾では人気店らしく、台湾の若者が多く来店しており、満席だった。日本の回転寿司のチェーン店も台湾に進出しており、日本の食文化の強さを感じた。
翌日は終日、打合せ。台湾人が十人以上、そこに日本人が五人と中国人二人が加わる。台湾人も英語をしゃべるのはあまり得意ではないようだ。中国語でしゃべって、それをトリリンガルの中国人が英語に訳す。会話の長さからすると、情報量は十分の一だ。英語を聞くことはできるようだが、しゃべる段になると中国語の場合が多い。飛び交う言語は中国語が6〜7割で英語が3〜4割。日本語はゼロだ。疲れた。。。。(^ ^;
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2015年9月13日(日)
12日土曜日の早朝、比較的大きな地震があった。震度4だったらしい。さすがに、目が覚めた。ドン、ドーンと突き上げるような縦揺れののちに、ガタガタと横揺れだ。揺れた時間は長くはない。ほんの1分くらいではないだろうか。物が落ちてきたり、倒れたりという被害も一切なかったが、ビックリするような揺れであったことに間違いない。首都圏直下型地震が来て、震度6だとどうなるのだろう、と思ってしまう。
気象庁によれば、震度4のとき屋内では「ほとんどの人が恐怖を感じ、身の安全を図ろうとし始める。睡眠中の人のほとんどが目を覚ます」とある。まさにその通りだ。同じく震度6強では「立っていることができず、はわないと動くことができない。」とある。いつかは来る、必ず来る直下型地震。いったい、いつどこでどのような形で遭遇してしまうのか、咽喉もと過ぎれば・・・とならないように常に想定シミュレーションが必要だ。
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2015年9月6日(日)
故あって、そのビルの4階と6階を借りていた。社長は4階の住人で、おがわ亭(♂)は6階だ。4階と6階の移動はエレベータではなく、階段を使う。4階にはコーポレートスタッフがおり、6階にはタバコ部屋がある。そこはおがわ亭の席からは20mくらいのところにだった。8月下旬、社員の数が増え、手狭になったため、5階を新たに借りることにし、おがわ亭は5階に移った。ところが、なかなか慣れない。
1階からエレベータで上がるとき、6階のボタンを押してみたり、6階のタバコ部屋を出て、自席に戻ろうとするとき、6階の昔の席に向かってみたり、慣れないこと甚だしい。どうやら、人間は相対的な記憶で動くものらしい。社長に用があるとき、階段を2階降りると目的地、とインプットされている。5階に引越しした後、なんとなく3階まで下りてしまう。3階の扉を開けて、その風景の違いに驚いたことは一度や二度ではない(^ ^;
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2015年8月30日(日) その2
ラスベガスからグランドキャニオンへは、1泊2日の小旅行だ。朝早くに、比較的大きなバスに乗って、5時間くらいかけてようやく到着。その昔、大都会ラスベガスは砂漠の中のオアシスだったらしい。その郊外はすぐに岩石砂漠だ。山を上がっていくと次第に草木が見えてくる。と言っても、森という感じではない。標高2千メートルを超えるグランドキャニオン周辺では夏場、雷雨が多いらしい。あちこちに黒焦げになった樹木がある。
”見納めをしようよ”と二世が言う。グランドキャニオン二日目、マーサーポイント付近でのこと。巡回バス乗り場からそのポイントまでは歩いて5分くらいだ。今少し時間があるので、もう一回、行ってみた。”やっぱ、凄いわ!”と二世は大きく頷いている。最大幅約30km、長さは400kmを超え、その深さも1km以上の峡谷は確かに圧巻である。帰国後、二世は自由研究レポートを、”何度でも来たい”と結んで、なんとか書き上げた。
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2015年8月30日(日) その1
昨年は二世がお受験だったため、夏休みの遠出は見送ったが、今年は、一昨年のカンボジアに続いて、世界遺産の旅をした。行先はアメリカの世界遺産グランドキャニオンだ。折角、アメリカまで遠出をするので、ナイアガラの滝(ちなみに、ここは世界遺産ではない)も訪れることにした。近くはない二つの目的地を訪問するルートは、羽田→トロント(カナダ)→ラスベガス→グランドキャニオン→ラスベガス→バンクーバー(カナダ)→成田だ。
飛行機は初めてのエアカナダ。20日(木)の午前中、出勤して、午後からお休みにした。同日午後3時過ぎに、羽田に着いたら、なんと飛行機は遅延。いきなりのトラブルだ。結局、羽田空港に着いてから、出発するまで6時間近くかかった。遅延の理由を確認したら、カナダを出発して直後に機内で急病人が発生し、最寄りの空港に緊急着陸したため、とのこと。ボーイング777の設備はイマイチで、日本語の映画は二本しかなかった(^ ^;
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2015年8月16日(日)
二世の夏休みは忙しい。7月には学校のサマーキャンプ(2泊3日)があり、8月には卓球部の合宿(3泊4日)があり、追い打ちをかけるように15日(土)からは週末も含めて、5日間のサマースクールだ。その間は、朝7時に出掛けて行く。午前中だけだが、普通に授業があるようだ。サマースクールがないときは、朝から卓球部の練習だ。これには6時半過ぎに出掛けて行く。目覚まし時計を3つ用意しても一人では起きられない(^ ^;
20日からは6泊8日で世界遺産めぐりの旅に出る。今年は、ナイアガラの滝とグランドキャニオンに行く予定だ。夏休みの宿題の最大の難関である自由研究は、グランドキャニオンをテーマにするらしい。どのようにしてあの地形が生まれ、今後、どうなっていくかを考えるらしい。事前に80%くらい完成させておけ、という年長者のアドバイス通りに事は運ばす、帰国後の土日で片付けることになりそうだ。まさに、”夏休みの宿題”状態である。
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2015年8月9日(日)
二世の夏休みの宿題に付き合った。ひとつは国立西洋美術館(上野)を訪れ、気に入った作品をスケッチし、感想文を書くこと。もうひとつは、博物館を訪れ、その展示物についての感想文を書くこと。前者は美術の宿題で、後者は国語の宿題だ。博物館は両国国技館の隣にある江戸東京博物館に行ってみることにした。特別展として『徳川の城 〜天守と御殿〜』という催しものをやっており、歴史の勉強にも丁度良かった。
西美では、ドラクロアのライオン狩りという迫力満点の絵画が印象的であった。火事で一部が欠落しているにもかかわらず、その存在感は圧倒的だ。ただ、よくよく見ないと、どこがライオンで、どこが人間なのかよくわからない。そんなよくわからないものはスケッチできないと言って、二世は本作品をパス。迷った挙句、ピエール・ラクールの『ボルドーの港と河岸の眺め』と作品を模写していた。選択理由はパンフレットに載っているから(苦笑)。
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2015年8月2日(日)
複数の路線が乗り入れている駅では、通常、路線によってホームが分けてある。例えば、1番線および2番線が京浜東北線、3番線および4番線が山手線といった具合だ。通常、同じホームに違う路線の電車がやってくることはないが、例外もある。JR新木場駅では、武蔵野線と京葉線が同じホームを使っている。新木場から千葉方面に向かうとき、葛西臨海公園−舞浜−新浦安−市川塩浜までは同じで、そこから先で分岐する。
武蔵野線は、西船橋−船橋法典−市川大野と続き、京葉線では二俣新町−南船橋−新習志野−海浜幕張と続く。先週、新木場駅で京葉線に乗るべきところ、武蔵野線に乗ってしまった。海浜幕張に行くべきところ、市川大野まで行ってしまった。慌てた。焦った。タクシーに乗ったら、30分以上かかると言われ、”とにかく急いで”とお願いした。裏道と高速を利用し、目的地には9時31分到着。1分遅刻で済んだ。運転手さんに感謝である。
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2015年7月26日(日)
高校の同窓会があった。東京かたばみ会と称して、今年で30回目。地方の高校なので、田舎を離れて首都圏に住んでいる人が集まる会だ。今年は、椿山荘にて約500人が集まった。田舎からは現職の市長も参加し、お願いがあります、と連呼されていた。Uターンでも、IターンでもJターンでもなんでも良いので帰ってきてください! まだ帰れないって方は、ふるさと納税をお願いします! 田舎町の財政の切実さが伝わってくる。
昭和57年卒の同窓生は13人だった。高校時代、帰宅部だったので、同じクラスの人しかわからない。その同じクラスの人が見つからないので、しゃべる相手がいない(涙)。たまたま座った席の両隣は、ともに昭和59年卒。高校時代の2年差は圧倒的だ(今となっては、誤差)。先輩面にならないように気を付けながら、当たり障りのない会話をしていると、離れたところから声が聞こえた。”お・が・わ!”−呼び捨てにされるのは新鮮だ。
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2015年7月19日(日)
久々に卓球をした。”温泉卓球”ではなく、汗をかくほどにやったのは20年ぶりだろうか。卓球部に入った二世との手合せだ。数か月前、世界卓球で盛り上がっているときに行ってみて、そのときは満員で諦めて帰った。どのくらいの待ち時間だろう、と思いながら同じところに出掛けたところ、4台ある卓球台はガラ空きだった。日曜日のお昼にこの調子だと、いつまでそこに卓球台があるかしらん、と心配になってしまう。
少しずつ勘を取り戻せたものの、思い通りに身体は動かない。まず、目が見えない。中近両用眼鏡をかけてやったが、慣れるまでには時間がかかりそうだ。普段はレンズの上部で遠方を、下部で近くを見るが、動くボールを追いかけるのにレンズの位置を意識することはできない。それよりも驚いたのは、身体が反応しようとしないことだ。足を動かさないと取れないようなボールにはまず身体が反応しない。足が動かない。。。ジジイである(^ ^;
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2015年7月12日(日)
最近また、連ドラを録画して観ている。ちょっと前に、「半沢直樹」がとっても流行った。すっかり人気作家となった池井戸潤氏の作品だ。この7月から、同氏の原作で、日テレ系で「花咲舞は黙っていない」をやっており、テレ朝系で「民王」が始まる。また、脚本家が当たる場合もある。「ドクターX」(テレ朝系)で大当たりした中園ミホ氏は、「ドクター倫太郎」(日テレ系)で再び、視聴率を稼いでいるらしい。
フジテレビ系で「リスクの神様」という連ドラが始まった。企業を守る危機管理専門家たちの活躍を描く、硬派な本格社会派ドラマという建付けだ。ずっしりとした感じではなく、軽々とした感じでもなく、テイストは良い。トップに登場するスポンサーは「日本大学」だ。同学に2016年4月、危機管理学部を開設するそうだ。そのプロモーションでこのドラマを作ったのか、テレビ局が営業してスポンサーになってもらったのか、いずれにしても興味深い。
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2015年7月5日(日) その2
株主総会が終わって、会社の幹部送別会が毎週のようにある。過去に社長や副社長を務めた人は最高ランクで、その会場は「帝国ホテル」と相場が決まっている。その次のランクは「ホテルオークラ」や「ホテルニューオータニ」といった老舗の高級ホテルが使われることが多い。会費もランクによって異なり、最高ランクの場合は1万2千円、次のランクで1万円。その下だと8千円って感じだ。
3日(金)、社長を退いた後、取締役相談役を経て、顧問だった人の送別会(実際の呼称は、「○○さんを囲む会」)があった。会場は当然のように「帝国ホテル」だ。その高級な雰囲気はやはり超一流だ。帰りに、手土産が用意されていたのもやはり最高ランクの為せる業だ。ホテルエントランスからタクシーで帰る人はこれまたランクの高い人々であり、一般ピープルは、大雨の中、有楽町駅まで歩いてビシャビシャになった(^ ^;
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2015年7月5日(日) その1
傘寿のお祝いのため、一族が集合した。山口と大阪、そして東京から、山陽新幹線新神戸駅に集まった。有馬温泉で一泊し、翌日曜日は姫路に向かった。お目当ては白鷺城だ。その天守閣は国宝に指定されている。日本全国で4つしかない国宝天守(*)のひとつだ。姫路城は昨年、リニューアルをしたばかりなので観光客に大人気だ。外から見えるところはみごとに白い。見えにくいところは実は黒ずんでいたりする。
お城の敷地に入ると、「天守までの待ち時間1時間」というお知らせが出ていた。天守の建物に辿り着くまでは、ディズニーランドの待ち行列のようだ。ちょっと進んでは止まり、また進む。建物の入り口で入場制限をしているのだ。いざ天守に入ると、急な階段が待っている。手をつかないとキツイくらいの階段だ。こんなところには住めない。お殿様は一度くらいは天守最上階に上がったことがあるのだろうか、とさえ思う。御姫様には無理だ。
(*)松本城(長野県)、犬山城(愛知県)、彦根城(滋賀県)、姫路城(兵庫県)
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2015年6月21日(日)
数か月前、二世が”ヒトクイ町ってあるよねぇ?”と聞いてきた。人食い町? さすがにそんな町名はないだろうと思いながら、二世も自信がなさげだ。”人食いじゃなくて、馬食いじゃない?”と返すと、”そうそう、ヒトじゃなくて、ウマだった。” ”だったら、馬喰町(ばくろうちょう)だね。」と確認すると、”そうそう、それそれ。”と二世は満足そうである。総武本線に「馬喰町」という駅がある。正式な所在地は、東京都中央区日本橋馬喰町。
馬喰という地名の由来は、徳川家康が関ケ原出陣の際、馬工郎(馬喰)高木源五兵衛に命じて、厩舎を作らせ、数百頭の馬を飼うために、配下の馬喰(馬方)を住まわせたことによるという説もあるらしい。イメージが良くないので、同音で博労となったらしい。馬喰・博労・伯楽はいずれも、牛馬の仲買人のことを言い、牛馬の良否を見分けることに巧みな人、または、牛馬の病気を治す人という意味があるようだ。
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2015年6月14日(日)
二世が卓球部に入った。一年生は300人弱のはずだが、20人以上が卓球部に入部したらしい。野球とか、サッカーとか、テニスとか・・・陽の当たるスポーツの方が良さそうなもんだが、太陽の当たらない室内球技の卓球が結構な人気だ。実は、おがわ亭(♂)もちょうど40年前、卓球部に入った。ー年生は5〜6人だったし、二年生、三年生も同じくらいの人数だった気がする。おがわ亭(♂)はいつもいつもグランドを走っていた。
ちょっとでも気に入らないことがあると、二年生の先輩が「一年生はグランド5周!」などと叫び、反発するでもなく走りに行っていたような気がする。グランドをトボトボと走っていたとき、「お〜い、そこの陸上部! ボールを取ってくれ。」などと野球部から声を掛けてもらったことがある。いつもいつも走っていたので、陸上部と間違えられてしまったのだろう。遠い昔の懐かしい思い出だ。
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2015年6月7日(日)
言い訳をいろいろ考えていた。「チャイムが鳴ったので慌てて、玄関に行こうとしたとき、足が痺れていて、右足の小指をタンスの角に引っ掛けてしまいました。」とかなんとか−が、そのお医者さんは怪我の原因については一言も聞かなかった。聞いてもらえないのでこちらから言い訳を披露する機会もなかった。足を見せると、淡々と、「レントゲンを撮りましょう。」。現像したレントゲン写真を見ながら、淡々と「折れてますね。」
先々週の金曜日の朝、リビングの床にぬいぐるみが転がっていたので、蹴飛ばそうとしたら、食卓の椅子の脚を蹴ってしまった。右足の小指だけがその脚に引っ掛かり、立ってられないほどの痛みを感じた。その日は、足を引き摺りながら会社に行ったが、一向に腫れは治まらないので、土曜日に外科に行った。人生初の骨折である。完治まで1ヶ月くらいかかるそうだ。。。。。格好悪すぎ(^ ^;
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2015年5月31日(日)
92年に公務員の週休二日制が導入されるまで、土曜日は普通に勤務の会社も多かったのではないかと思う。今でこそ、土曜日は休みというのが当たり前だが、ちょっと前までは普通ではなかった。公務員の週休二日制と時を同じくして、”ゆとり教育”が導入され、学校も土曜日が休みになった。一方で、最近は”脱ゆとり”と称して、土曜日も半ドン授業をする学校も増えているようだ。
二世の通う私立中学校では、土曜日は普通に半ドンである。さらに、土曜日には早朝座禅というイベントもある。特定の土曜日だけのようだが、その日、二世は朝5時に起きて、5時半には家を出る。授業が始まるまでの間、座禅をするそうだ。月に一回は親が参加できる会もあるとのこと。いい経験だとは思うが、土曜日の朝5時にけたたましい目覚ましを鳴らすのは勘弁してほしいと思う。。。。(^ ^;。
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2015年5月24日(日)
珍しく、会社の若手数人と飲みに行った。若手と言っても、年齢は30台前半から後半だ。おがわ亭(♂)とは、一回りは違うけど、二回りは違わない。その中の一人が聞いてきた−”おがわさんは、もうお孫さんとかいらっしゃるんですか?” えっ−、確かに、すでに孫のいる大学時代の同級生もいるにはいるが・・・・・例外である。大きくなったとは言え、実際のところ、二世はまだ中学一年生である。
何故に、孫がいるように見えてしまったのか?−ちょっと気になる。いや、かなり気になってしまう(苦笑)。急速に、外見が老けてしまったのか? 心当たりはなくはない。50の大台を超えると疲れがたまりやすくなったのは否定できない。あるいは、発言その他が温和になってしまっているのか? 怒ると疲れちゃうので自己防衛のひとつとして怒らないようにはしているが・・・・・あるいは、年相応だと、すでに孫がいてもおかしくないってこと?!
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2015年5月17日(日)
国際線には通常、ファースト、ビジネス、エコノミーの三つのクラスが設定されている。あるキャビンアテンダントのブログによれば、ビジネスクラスに乗る人のほとんどは、機中で”仕事”をしているらしい。一方、ファーストクラスに乗る人はゆったり過ごす人が多いという。クラスによって値段の差は歴然としており、エコノミーが10万円台でも、ビジネスになると50万円とか60万円。ファーストクラスになると百万円したりする。
企業幹部は、なぜ、高いお金を払ってビジネスに乗るのか? ”俺は偉いんだぞ”という自己顕示か、稼いだお金を流通させるための経済効果狙いか、あるいは、身体に過度の負担を与えないための自己防衛か、はたまた、格安チケットでは対応できない旅程変更対策か、それとも、移動時間に生産性高く仕事をするためか。会社の規程に従っているだけというヒトもいるかもしれない。おがわ亭は貧乏性なので、エコノミーに乗っている(^ ^;
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2015年5月10日(日)
今年のゴールデンウィークは米国出張だった。4日(月)に出発して、9日(土)に帰国した。まさに、普通の週となんら変わらない。目的地はオーランド。往路も復路も、シカゴ経由だ。成田−シカゴはおよそ12時間の旅。機内では映画を観たり、本を読んだり、ウトウトしたり、そして二度の食事だ。手元を負担なく見るためには、お気に入りの赤い眼鏡(中近両用)が必須だ。あろうことか、出張中、その眼鏡を紛失してしまった。大ショックである。
バスで移動中、車中でメールをやっていたところまでは確実だ。そのとき、遠くを見るための別の眼鏡は胸ポケットの中。ホテルの部屋に戻ると、赤い眼鏡がない。いつの間にか、遠くを見るための眼鏡をしている。バス会社に連絡をしてもらって探したけどない。バスに乗る前に食事をしたところも探してもらったけどやっぱりない。大ショックである。帰国早々、眼鏡屋さんに行って、同じフレームで同じレンズの眼鏡を作った。大出費である(^ ^;
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2015年5月3日(日)
覚えたつもりでもすぐに忘れてしまう。「還暦」の次はなんだっけ? と毎回調べることになる。「喜寿」、「米寿」、「傘寿」と「白寿」は一度覚えれば字体から想像がつくが、「古希」が70歳で、「卒寿」が90歳であることはなかなか思い出さない。『人生七十古来稀也』。中国盛唐の人である杜甫の詩がその由来だという。杜甫は、国を憂い、民の苦しみを詠じた多数の名詩を残し、後世、詩聖と称された人物だ。
「御仏前」と「御霊前」。お通夜にはどっちを持っていくんだっけ? 仏教では人は亡くなると霊になり、49日の旅に出て仏の元に行くとされているため、お通夜では「御霊前」であり、四九日が終われば、「御仏前」となる。ややこしいのは、浄土真宗や日蓮正宗では霊の存在を認めていないため、葬儀でも「御仏前」となるらしい。ややこしいので、先日の同僚の不幸に際しては、「御香典」としておいた(^ ^;
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2015年4月26日(日)
オールハンズミーティングと称して、四半期に一回、全社員集合の会合をやっている。4月の回は、事業年度初めのキックオフだ。最近は、会社の近くの結婚式場でやる。平日の結婚式場は空いているのだ(空いている=安い)。同窓会の会場だったり、会社のミーティング会場として使われる。結婚式場なので、見たことはないがチャペルもあり、外観や内装は凝っていて悪くない。
今回は20分の持ち時間だった。キックオフではあったが、数字の話はせずに敢えて事業コンセプトだけを語った。20分では語りきれずに、しゃべっている方が消化不良。聞いている方はさぞかし解り辛かっただろう−反省。最後に、1メートルの箸の話をした。1メートルの箸を使って、自分が熱いうどんを食べようとすると難しく、火傷をするが、相手に食べさせることは比較的容易だ、という地獄と天国の話だ。全くウケなかった(^ ^;
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2015年4月19日(日)
自転車の鍵(ロックではなく、キーの方)は通常、二本である。二世の自転車にも二本の鍵があった。一本なくしてしまったので、合鍵を作った。やっぱり、二本である。ところが、あろうことか今度は同時に二本なくした。ゼロ本である。これでは自転車に乗れない。その自転車はすでに小さく、大人用に買い替えることにした。動かない自転車を車に積んで自転車屋さんに行き、無料で下取りをしてもらった。
古い自転車を動かせない時、二世はおがわ亭(♀)の自転車を借りた。春休みに友達と一緒に図書館に行くためだ。しばらくしたある日、またしても鍵がないことに気付いた。これで合計4本の鍵を紛失したことになる。ちょっと異常だ。新しく買った自転車の鍵はやはり二本だ。すぐに合鍵を作った。最初から3本で運用開始である。果たして、いつまで三本あるのだろうか?!
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2015年4月12日(日)
4月8日は入学式だ。二世の中学校は曹洞宗の学寮がその源であり、その学園は当然ながら仏教色が濃い。校長先生は見るからにお坊さんであり、釈尊のお言葉「天上天下唯我独尊」を引用しながらの挨拶があった。唯我独尊とは、「この世界で、私には私だけがもっているかけがえのない価値がある。それと同じように、私だけではなくすべての人々にその人だけが持っているかけがえのない価値がある」という意味だそうだ。
その学園では、「唯我独尊」を英訳したものを学園の理念としているという。辞書を引くと、"self-centered"(自己中心的な)といった単語が出てくるが、これは解釈の誤りだと言う。"Think & Share"と訳して、共存共栄を理念としている。旃檀林(せんだんりん)から生まれたその学園の理念が英語であることに新鮮な驚きを感じた。そんな話をしていたら、”その学園って、宗教法人なの?”と聞く人がいてこれまた驚いた(^ ^;
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2015年4月5日(日)
4月1日は入社式だ。今年もバラエティに富んだ新入社員が集まった。中国人、台湾人はこれまでもいたが、ポーランド人は初めてだ。ポーランドにいながら日本語を勉強したというその女性は、何年も日本に住んでいるかのように流暢な日本語を操る。ほぼ全員が英語は堪能だ。そんな新人を見て、ひとりの中堅社員がつぶやいた−「英語はもう当たり前なんですねぇ。英語が出来るだけでチヤホヤされる時代は終わっちゃいましたね。」
Welcomeスピーチでは、「微差が大差を生む」という言葉を贈った。二世の小学校卒業式にて校長先生が使っていた言葉だ。1週間ほど前に会社をサボって、卒業式に参列した成果だ(笑)。日々の積み重ねが大切だ、という意味に加えて、一人ひとりは微差であっても、それが結束したチームになれば大差を生む可能性がある、という意味を追加して説明してみた。若干日本語が不自由である新人達に通じたかどうか定かではない(^ ^;
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2015年3月29日(日)
なんとなく後ろめたさを感じながら、オフィスを出た。金曜日の18時15分頃だ。これから行くのは親会社の「幹部送別会」であり、なんらやましいところはない。ほぼ同年代の部長さん達が親会社を退職して、子会社への転籍となる。毎年恒例の行事だが、今回のこの送別会は、おがわ亭(♂)にとってはカモフラージュ的要素もある。19時に到着して、挨拶廻りを行うと20時15分頃、そそくさと会場をあとにした。向かう先は、熱海だ。
二世の卒業祝いのため、三世代が熱海に集合した。土曜日の朝、フロントの掲示版を見ると、「オオシマザクラが見頃」とある。他の公園では「一分咲き」などとなっているので、ここに行かない手はない。姫の沢公園だ。ホテルからタクシーで20分ほど。迎えてくれた階段の中ほどに大きな桜が一本、見事に咲いている。ただ、これ一本であり、それ以外の多くの桜(ヒメノサワザクラ)は「一分咲き」にも至っていなかった。が、今年のお花見は終了。
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2015年3月22日(日)
なんとなく後ろめたさを感じながら、オフィスを出た。金曜日の18時20分頃だ。すでに就業時間は終わっており、なんら問題はないのだが、なんとなく落ち着かない。そそくさと駅前のバス乗り場に向かった。目的地までの直行バスがある。二世の中学合格祝い兼誕生祝いをやるために、会社帰りにディズニーランドに向かっているのだ。土曜日はホテルが取れないため、金曜日夜に入り、お誕生日会は土曜日のランチだ。
ディズニーランドホテルのロビーで待合せ。ここは別世界であり、スーツ姿でネクタイをしているオジサンは見当たらない。子供が走り回り、お父さんもお母さんもそれっぽい格好だ。大学生とおぼしき若者達は男も女もカチューシャと呼ばれるヘアバンドを付けていたりする。ところが、柱の陰でスマホを見つめているオジサンを発見。スーツ姿(さすがにネクタイは外していた)の彼は明らかに場違いだ。お仲間だぁ−なんとなく嬉しさを覚えた(^_^
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2015年3月15日(日)
山口県出身でありながら、長州のことを知らない。戊辰戦争のことはさらに知らなかった。1986年に、山口県萩市から福島県会津若松市へ友好都市提携を申し入れたことがあるそうだ。このとき、会津若松市民の間から、「時期尚早である」「恨みを忘れてはいない」「まだ孫が生きている」「ならぬことはらなむ」などの声が上がり、その申し入れを拒否している。傷つけた方は覚えていないが、傷つけられた方はずっと忘れない。
2011年の東日本大震災後、萩市は義援金や支援物資を会津若松市に送った。さすがにこれは受け取ってもらったようだ。2013年の萩市集中豪雨被害に対して、今度は会津若松市が義援金を送った。”恩返し”らしい。ただ、ここでも、会津若松市長は「歴史は変えられない」と明確に伝えたという。松陰、晋作と博文の上辺のことしか知らない長州についてもっと勉強しようと思う。松陰に妹がいたなんて、『花燃ゆ』を観るまで知らなかったし(^ ^;
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2015年3月8日(日)
先週、今シーズン初となるスキーに行った。今シーズンはこれが最初で最後だ。良い天気に恵まれ、暑いくらいだった。折角行ったのだから週末は滑り倒す!、という元気もなく、1泊2日で半日だけ滑るのが恒例だ。土曜日の朝、出掛けて、昼前から夕方まで滑って終わり。リフト券もレンタルスキーも「半日」だ。1時間滑って、昼食休憩。1時間滑って、おやつ休憩。最後に1時間滑って終わり。だいたい、こんな感じだ。このくらいが丁度いい。
だったら日帰りでも良いのだろうが、土曜日の夜、ホテルのブッフェにてたらふく食べて、温泉に浸かって、リラックスだ。翌朝も朝風呂に浸かって(今回は入らなかった)、ゆっくり過ごして、とっとと帰る。昼過ぎには自宅だ。おがわ亭(♂)と二世はスキー&温泉旅行であるが、おがわ亭(♀)にとっては完全な温泉旅行である。スキーをして物理的に疲れた身体を温泉で癒すのも一興、ストレスフルな日常から離れて温泉三昧とするのもまた一興だ。
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2015年3月1日(日)
朝、珍しく、東急池上線の最寄駅がざわついていた。掲示版を見ると、人身事故だ。珍しい。三両編成の電車しか走っていない池上線は路面電車みたいな感じで、なんとなくノンビリしている。ノンビリしているが故かどうかはわからないが、人身事故は滅多にない。滅多にないので、心の準備も出来ておらず、対処方法も不定だ。とりあえず、京浜東北線の蒲田駅まで辿りつかなければならない。
まだ自宅にいるであろうおがわ亭(♀)に、池上線が止まっていることを伝え、蒲田までタクシーで行くことを提案。環八にてタクシーを探すも見当たらず。東急多摩川線の最寄駅まで歩いていくと、こちらもざわついていた。東急東横線で事故があったらしく、接続している多摩川線も遅れて、混んでいた。なんとか到着した蒲田駅にて、今度はJR京浜東北線が病人救護のため、遅れており、混んでいる上にノロノロだった。こんな日もある。。。(^ ^;
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2015年2月22日(日)
5000円をゲットした。おまけでもらえると妙に嬉しいものだ。食事一回につき、1ポイントで、雨の日はそれが2ポイントになる。50ポイント集めて、完成だ。週平均2.5回通ったとして、20週。およそ5カ月。実際には半年以上かかっているのではないかと思う。5000円の金券もしくは現金がもらえるのかと思っていたら、ペラペラのそのスタンプカードが金券になった。残額は、手書きだ。今、そこには残2884円と書いてある。
残り5つくらいになった頃から、店長がソワソワしだした。支払の度に、「あと少しですね」と嬉しそうに言う。あと2つとなっていたその日、白ゴマ担担麺と中華丼の半々セットを食べた。支払のとき、「あっ、あと2つですね。うーん、今日は雨なので、2つ押しちゃいますね。」と言って、店長は、雨の上がったその日の食事を金券払いにしてくれた。歴史の浅いその店に50回も通っている人はそんなにいないのではないかと思う(^ ^;
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2015年2月16日(日)
1年に1回、大学時代のサークルの同期で集まっている。通った大学は関西にあるが、働いている職場は関東にある仲間が多い。同期8人のうち、ずっと四国にいる1人を除いて、7人は関東だ。今回、その関東の7人が集まる予定だったが、ドタキャンが2人あり、結局、5人で集合した。当然ながら、みんな一様におじさんだが、今のところ、みんな元気だ。未だに学生時代と変わらず、元気すぎて困る奴もいるが・・・・・(^ ^;
大阪に単身赴任している一人のおじさんは、毎晩、東京の自宅とスカイプをやっているそうだ。本人いわく、「忘れられると困るから」。二時間接続してはいるが、会話はほとんどなく、お互いの日常生活をカメラ越しに確認し合っているようだ。便利な世の中になったものだ。その彼の息子は大学受験真っ最中であり、これから東大を受けるそうだ。別のおじさんの息子は京大に通っている。優秀な仲間に囲まれているってのは、有難いことだ。
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2015年2月8日(日)
お受験の一週間が終わった。戦績は、3勝3敗。第一志望×、第二志望×、第三志望×○(二回受験)、第四志望○、第五志望○。志望はいわゆる偏差値順になっているので、実力通りの結果と言えるのかもしれないが、第三も第四も近年、偏差値が上がっているので実は危なかったのかもしれない。まあ、とりあえず、インフルエンザにもかからず、当日、不慮の事故もなく、手続きの不備もなく、合格できたので良かった、良かった。
第三と第四のどっちに行くか、本人はかなり迷っていた。通学時間はほぼ同じくらい。偏差値もそれほど変わらず。違いは、男子校と共学校。また、第三は小学校の仲良しが行く予定だが、第四にはいない。ただし、第四は英語教育がとても充実している。普段から英語はしゃべれないとダメだ、と言っているので気になったようだ。最終的には、友達が一緒という理由で第三志望校を選択したが、実は、男子校というのがお気に入りのようだ(^ ^;
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2015年2月1日(日)
今日は、二世のお受験だった。4年生から学習塾に通い、いよいよその成果が問われる時だ。午前中に第一志望校の試験があり、午後は滑り止めの学校の試験だ。滑り止めの合格発表は本日22時。第一志望は明朝9時だ。第一志望に合格すれば、明日の午後以降の受験はなし。不合格だと、第二志望の試験が3日なので、まだまだ続く。明日も明後日も午前・午後の連チャンで試験となる。まさに天国と地獄(?!)。
午前の試験が終わる頃、その学校まで迎えに行った。受験番号が若かった彼は早々に出てきた−思ったよりもイイ顔をしている。午後の受験に向けてエネルギーは残っているか、と問うと、大丈夫!との力強い返事。試験の出来栄えは、と問うと、”算数の計算問題で何度やっても違う答えになっちゃった・・・・・なんどもなんどもやっていたら、一回だけ同じ答えになったのでそれを回答しておいた。”−結果は非常に怪しい(^ ^;
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2015年1月25日(日)
深夜二時まで開いている近所の定食屋での出来事。会社の帰り、深夜0時を過ぎてからその店に行く。お客さんは多いときで10人くらい、少ない時はゼロ。お酒を飲んでいるグループもいる。中華もイタリアンも、和食もなんでもありのその店では、お酒も出してくれる(下戸のおがわ亭(♂)には関係ないが)。その日はカウンターで、白ゴマ担担麺を食べていた。
お客さんが一人来たようだ。「酒をくれ。日本酒!」と大きな声で喚いている。明らかに場違いだ。若いマスターは「すみません。今、ちょっと時間がかかりますけど。」と応じた。「どのくらいかかるんだ?」と酔っ払い。「10分くらいですかねぇ。」とマスター。「なんで、酒を出すのに10分もかかるんだ?」、「すみません、かかるんですよ。」と見事な客あしらい。「なんで、そんなに時間がかかるんだ・・・」とつぶやきながら酔っ払いは店を出て行った(^_^
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2015年1月18日(日)
昨日は学校公開日だった。「英語」の授業があるというので行ってみた。小学校で「英語」をどう教えているのか、外人さんとどのくらいコミュニケーションできるようになったのか、ちょっと興味があった。どんな先生なんだろうと思いながら、開始時間を待った。が、教室内にはおがわ亭(♂)と同じ歳のおじさん担任先生がいるだけだ。む、む、む、まさか、おじさん先生が教えるのか・・・授業が始まった。(後日談:2回に1回は外人先生だそうだ。)
黒板にあらかじめ、1〜60までの数字が書いてあり、これを繰り返し発音する。13と30は繰り返し、繰り返し発音させるものの、子供達はなかなか覚えない。なぜ、60までなのかと訝しんでいると、次は時刻の言い方だ。大きな時計の模型を使って、”What time?”と問う。なるほど、だから、60までなのかと納得していると、次は動作の言い方だ。”I [go to school]at [8:10]”−時刻を変えてこれも繰り返し。なかなかよく考えられている(^_^
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2015年1月11日(日)
昨年は会社の近くの「亀戸天神」にお参りをした。今年は幹部総出で「神田明神」に行った。JR御茶ノ水駅から歩いて向かうと、数百メートルはある長ーい列が見えてきた。神社を取り囲むように、どぶねずみルックのおじさん達が並んでいる。牛歩で1時間。ようやく境内に辿り着いたが、どうも様子がおかしい。社運隆昌祈願を予約しており、昇殿するはずが、この先は巨大お賽銭箱のみだ。。。。。どうやら並ぶところを間違えたらしい。あ〜あ。
気を取り直して、熊手を買って、会社に戻った。早速、若者に熊手を飾ってもらった。机のそばの柱に、強力両面テープで取り付けたが、あろうことか、一瞬のうちに落下。縁起が悪いこと甚だしい。柱がたまたま鉄製であるので、強力磁石を利用することにした。完璧だ。神田明神の熊手に加えて、雪谷八幡(おがわ亭自宅の近所)の木札、琴崎八幡(おがわ亭実家の近所)の木札も飾ってある。今年のご利益は大きいはずだ(^_^
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2015年1月4日(日)
我が家の受験生は東京に残し、今年は一人で田舎に帰った。2日の羽田空港は空いており、山口宇部行の飛行機は3割程度の搭乗率だった。マイレージを使ったので、タダだ。ただ、搭乗口が直前に変更になり、随分と遠くに泊めてある飛行機までバスで移動し、タラップを上って乗り込んだ。離陸後通常は、1時間もすれば、着陸態勢に入るが、この日は、雪雲の影響で、宇部上空で旋回して晴れるのを待ってから降りた。10分遅れ。
帰りは、飛行機の予約が出来なかったので、新幹線で帰京した。新山口から4時間半。鉄道で山口と東京間を移動するのは久々だ。長旅を覚悟していたが、気づけば、新大阪だった。新大阪−東京は2時間半のよく使うルートだ。いつものパターンで、関ケ原付近の積雪のため徐行運転。途中駅の乗降混雑も相まって、名古屋で10数分の遅れ。そこから少し盛り返して、品川に着いた時には5分強の遅れ。富士山がキレイに見えた。悪くない。
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