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2011年12月25日(日)
20日から二日間の人間ドックだった。(先週報告した)口が開かないことと人間ドックには何の関係もないと思っ
ていたが、実は関係あった! 胃カメラのとき、マウスピースが咥えられないのだ。しょうがないので、鼻からやる
ことにした。あの死ぬ思いの、”おぇ、おぇ”がないと聞いていた経鼻内視鏡には興味がある。ただ、看護師の話
によると、鼻を通過できなかったり、細いが故によく見えなかったり、良いことばかりではないようだ。
鼻の奥に麻酔を噴霧し、いざ出陣。検査医はまだ若いおねえちゃんだ。”よろしくお願いします”とお互いに挨拶
をし、いよいよ管を鼻から突っ込む。イタッ! いきなりの痛みである。鼻の奥を通過するとき、物凄い痛みが生
じる。”下手くそぉ”と心の中で悪態を付くと、”申し訳ありません。”と先生は言う。確かに、”おぇ、おぇ”はない。た
だし、相当に痛い。”おぇ、おぇ”vs”痛さ”−鎮静剤を使わないとすると本当に迷ってしまう。 |

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2011年12月18日(日)
口が開かなくなった。以前にも似たような症状になったことがあることを思い出し、調べてみると、2002年だった。
当時の徒然日記によると、抗生物質と鎮痛剤を処方してもらい、口が開くようになってから、元凶の”親知らず”を
抜いてもらったようだ。それから10年。まだ残っている”親知らず”が原因で再び口が開かなくなった。日曜日診
療を行っている近くの歯科で診てもらった。
やはり、同じだった。抗生物質のプロモックス錠と、鎮痛剤のロキソニン錠が3日分処方され、口が開くようになっ
たら、”親知らず”を抜歯しましょう、という見立てだ。”口さえ開くようになれば、この”親知らず”は簡単に抜けま
すよ”という先生の力強い言葉を信じ、早速、24日(土)に抜糸の予約をした。まずは、二つの薬によって、口が
開くようになり、普通に食事ができるようになることを祈るのみだ。 |

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2011年12月11日(日)
【訃報連絡】という社内メールがある。若者の場合は、故人は祖父母であり、壮年の場合、その故人は父母とい
うケースが普通だ。あるとき、顔を知っている若者が掲載された−おじいさんかおばあさんがお亡くなりになった
のかな、と思ったが、故人の欄には「実子」とあった。聞くところによると、出生時から障害があり、長くはないと言
われていたそうだ。ご愁傷様である。
今度は同僚が掲載された−故人は「実母」である。お葬式に行った。その後、会社でその同僚と話をしたら、「明
日退院ですね」という日に突然お亡くなりになったそうだ。自宅で転げて、頭を打ち、救急車で運ばれたとき、頭
の治療は数週間で完治したが、見えないところで心臓の血管が破れていたらしい。『こんなに寂しいとは思わな
かったよ。』とその40台後半のおじさんは寂しげにつぶやいた。 |

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2011年12月4日(日)
グループ会社から要請があり、京都のお客さんのところを訪問することにした。「東京から始発で向かっても構い
ません。」とやさしくグループ会社の担当者に返信したら、京都の聖護院で朝9時半からの打合せが設定された
(^_^。当日、始発ではないが、品川駅6時23分発の「のぞみ号」に乗り込んだ。起床時刻は5時前(就寝時刻は3
時頃)。このまま行けば、京都駅には8時半頃、到着予定だ。
携帯電話のアラームをセットし、胸ポケットに仕舞った。新横浜を過ぎたところから記憶がない。爆睡のはずだっ
たが、途中駅の名古屋で社内放送の音量に負けて、目が覚めた。無事、京都駅で降りて、待ち合わせ場所の西
口改札に向かった。すでに、グループ会社の人達(4名)は到着済みだった−むむむ??? 一本前の電車で
来たのかな、と思ったが大間違い。皆さん、千葉の奥の方に住んでいるため、前泊でないと間に合わないのだ。
紅葉の京都では宿が取れず、大津に前泊したらしい。 |

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2011年11月27日(日)
「西遊記」(福音館文庫/呉承恩作、君島久子訳、瀬川康男画)を読んでいる。上中下の三巻でそれぞれが4百
頁以上ある。土日だけだが、寝床で二世に読み聞かせている。全部で千数百頁にも及ぶため、1年計画だ。文
章はかなり難しい−恥ずかしながら読めない漢字もあれば、意味のわからない言葉もある。人名(というか妖怪
名)、地名はさらに難しい。どこまで理解しているのか定かではないが、それでも二世は楽しみにしているらしい。
最近、読み聞かせていると二世は覗き込んで来て、間違いを指摘することがある。昨日も、”・・・芭蕉洞の入り口
に、”というところをどういう訳か、”・・・芭蕉洞の前に”と読んだら、”いりぐち、でしょ”との突っ込みがあった。聞
き手はどんどん進化している。一方の読み手は退化との戦いだ。読み間違え・突っかかりゼロ作戦を展開する
も、口が回らなかったり、勝手に意味を解釈して別の言葉を発していたり、なかなか1頁をノーミスではこなせな
い。次こそは頑張るぞ! |

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2011年11月20日(日)
仕事で、西新宿のとあるビルに行った。最寄駅は「西武新宿(西武線)」。その次が「新宿西口(都営地下鉄)」、
その次が「西新宿(東京メトロ)」と「新宿(JR)」だ。もっとも遠い駅からでも、500mちょっとのはずだ。到達しや
すさから「西新宿」に着いたが、期待していた看板がない。駅構内の地図を見ても、目的地は圏外になっている。
しょうがないので、駅員に聞いた。とりあえず、出口と方向だけはわかったが、一抹の不安がよぎる。
果たして、出口から地上に出ると、そこは高層ビルが立ち並び、太陽の方角さえよくわからない。5分程度歩く
と、JR新宿駅らしきものが見えてきたものの、そもそも自分の位置がよくわからない。打合せの時間が刻々と迫
っており、焦りを感じるようになってきた。次の瞬間、道路に出て、右手を上げているおがわ亭(♂)がいた。タク
シーに乗ったのだ。そのビルまであっという間の、710円也。悠然と打合せに向かった。 |

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2011年11月13日(日)
金曜日、あるソフトウェアベンダーのパートナー・エグゼクティブ戦略会議に参加した。成田空港近くのホテルで
開催された。なぜ、成田なのか−別に海外からの参加者のためではない。翌日にゴルフ大会がセットされている
のだ。週末にゴルフはやらないことにしているおがわ亭(♂)は不適と判断し、社内を探し回ったが適任者の予定
が確保できず、結局、ゴルフ不参加で会議参加とすることにした。
名だたる企業がパートナーとして参加していた。小さな会社は社長が、中堅どころでは執行役員クラスが、大手
では事業部長クラス。総勢26名と言っていた。会議後のディナーはさながら結婚披露宴のような会場でのブュッ
フェだった。各社挨拶の中で、ある人が”ここにいらっしゃる方々とは、左手で握手しながら、右手でボクシングを
していますが、・・・”などとうまいことを言う。主催者から見ればパートナーだが、パートナー同士はコンペティタで
ある。どこか妙な感じを抱きながらも、たらふくブュッフェをご馳走になった(苦笑)。 |

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2011年11月6日(日)
たぶん、40年ぶりだろうと思う。毎年、秋に田舎で開催される「宇部まつり」に行った。大通りに沿って、露店が
並ぶ様は昔と変わらない。ただ、露店で売っているものは様変わりだ。昔は、金魚すくい、お面、綿菓子、ヨーヨ
ー風船釣りなどがメインであったように思うが、今は、B級グルメ(シロコロホルモンなど)、唐揚げなどの食べ物
に加えて、くじ屋が非常に多い。その中に、ポケモンカードを景品にしているくじ屋があった。
お目当てのカードをそこに目ざとく見つけた二世はやりたい、と言う。当たる訳ないと諭すも、社会勉強のためや
らせてみることにした。1回300円。500円を渡してお釣りをもらおうとしたら、”100円オマケしてあげるから、2
回やんな。”と的屋のおやじが言う。ツワモノである。案の定、2回ともハズレを引いたが、”特別に、ポケモンカー
ドあげるよ”とおやじ。無論、それは二世が欲しいカードではなく、いわゆるカスのカードだ。500円投資して、カス
カードを4枚だけゲットした二世にはいい社会勉強になったはずだ。 |

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2011年10月30日(日)
ハイデルベルグは四半世紀前に訪れたことがある。ワルドルフという相手先本社から車で20〜30分のところ
だ。ネッカー川沿いの小高い丘に古いお城が今も残っている美しい町だ。市街地にある宿泊先からはほんの5
分程度のところに古城がある。そのお城から街を見下ろすと、高い建物がほとんどないため、古い町並みと川
と、遠くに山が見える。優雅である。
思いのほか、寒くはなく、雨も降らず、天候には恵まれた出張となった。がしかし、ハイデルベルグからフランクフ
ルトを経由して、ハノーファーに飛んで、そこからビーレフェルドに向かうという旅程は複数の現地の人から”あり
得ない”と指摘された。東京から名古屋に行くのに、大阪まで飛行機で行って、新幹線で名古屋に向かうようなも
のだと・・・・・ただ、現地人お勧めのコースだと、ハイデルベルグからビーレフェルドまで電車で3時間以上、ボス
の隣の席になる(苦笑)。 |

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2011年10月23日(日)
26日(水)からドイツに出張する。自身は三度目の出張だが、ドイツに行ったことがないというボスと一緒なので
少々気がかりだ。彼はビジネスクラスであり、私はエコノミー。彼はラグジュアリーであり、私はスタンダードである
ものの、飛行機やホテルは心配ない。問題は現地での移動と、打合せのときの通訳だ。英語の達者な若手を鞄
持ちで同行させるべきだったか、と後悔先に立たず。後の祭り(苦笑)。
訪問先のひとつであるビーレフェルドは、最低気温が2度、最高気温が10度くらいのようだ。寒さ対策も必要だ。
持ち込む資料作りもまだまだ不十分だ。困ったことだらけでありながらも、現地での夜の会食だけは全日程ちゃ
んと決まっている。いずれもゲストだ。無論、メインゲストはボスであり、おがわ亭ではない。この点は唯一気楽
だ。ボスに対する粗相がないように、現地でそれなりの成果が得られるように準備しようっと。 |

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2011年10月16日(日)
今日は「学校公開日」だった。昔は、父兄参観日などと言っていたような気がするが、「父兄」という”差別語”はよ
ろしくないらしい。「父兄」がダメなら、「父母」ならどうか−お父さんやお母さんがいない子供が可哀相ということで
「保護者」と呼ぶのが一般的なようだ。ただ、保護者参観日とは言わずに、授業参観日あるいは冒頭の学校公
開日と呼んでいるようだ。
5時間目は道徳の授業だった。”とにかく、手を挙げて発表しろ!”と二世には伝えてあった。頑張って手を挙げ
ていたものの、とりあえず手を挙げている感は否めず、あてられると、しどろもどろ。それでもいい。積極的に参
加し、アピールして/できるようになって欲しいと思う。帰宅後、”当たったときは、もっと大きな声で前を向いて答
えろ!”と伝えた。次回の「学校公開日」が楽しみである。 |

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2011年10月9日(日)
またしてもここのところ連日、終電である。午前1時前に帰宅した後、すぐにパソコンを立ち上げ、1時間くらいは”
風呂敷残業”をする。2時を過ぎると少しずつ焦ってきて、2時半になると、途中でもパソコンを閉じて、お風呂に向
かう。寝るのはだいたい3時前。7時前に起きるので、平日の睡眠時間は4時間ということになる。昔は、3時間で
もなんとかなったが、今はダメだ。日中、ボーとしている時間が多くなり、帰りの電車が非常につらい。
その反動が週末に来る。長時間の連続睡眠はできない身体になってしまい、いつものように7時に目が覚めて、
朝食を取ってまた寝る。昼食をとってからまた寝る。午後はずっと、うつらうつら。至福の時だ。昨日は16時半か
ら、スイミングクラブで二世の表彰式(50kmのラリー完泳)があった−折角なので重い身体を引きずって、出掛け
た。夜、昼間あれだけ寝てても、不思議なことにまた欠伸がでる。どうやらお疲れ模様である(^_^ |

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2011年10月2日(日)
仕事中、ドイツ人に国際電話で30分、文句を言われた。英語を30分聞き続けるだけでもシンドイのに、これが
苦情だとするとさらにツライ。どうやら、文句の中身は、”やり方を勝手に変えるな。俺たちを信用しろ。日本メン
バよりも経験豊富だ。”ということのようだ。どこまで真実かわからないので、無闇に謝ることはせず、”日本のお
客さんはわがままなんだよ−”と切り返してみたものの、”拒否できなから、ダメなんだ!”と言われる始末。
ヘロヘロになりながら、”わかった。わかった。とりあえず、関係者と相談するよ”と言うのが精一杯。電話だと身
振り手振りもできず、絵も書けないのでコミュニケーションは難しい。聞き役に徹しながら、怒り(?!)が静まった
と思われるところで電話を切った。その後、また電話で文句言われるのは嫌なので、長文のメールで回答した−
今のところまだ、返事はない(苦笑)。 |

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2011年9月25日(日)
台風が来た。おがわ亭の勤める高層ビルはその大風で揺れた。震度3くらいの地震ではないかと思うほど、揺
れた。その日、会社は割りと早くに、終業時間繰上げの周知をした。15時には、基本的には帰れ、との指示だ。
ただ、15時を過ぎてもおがわ亭の周りでは多くの人間が仕事を続けていた。そんな中、「有楽町線が止まっ
た!」「京浜東北線も多摩川が渡れないみたい」・・・続々と交通マヒのニュースが入ってきた。
夕方、さらに運転休止の範囲が広がり、各駅は多くの人で溢れていたようだ。まるで、3.11の再来のようだった
が、決定的に違うのはビルのエレベータが動いているってことだ。エレベータさえ動いていれば、31階からの買
出しも容易である。お泊りも覚悟したが、夜になって、今度は運転再開のニュースが入ってくるようになった。22
時過ぎ、もう雨も降っておらず、何事もなかったかのようにおがわ亭は帰宅した。ラッキーだったかも(^_^ |

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2011年9月18日(日)
”帰りにお魚屋さんに行くのは嫌だから、絶対、一匹は釣るよ!”と意気込む二世。漫画サザエさんの見過ぎであ
る。”坊主”のままの帰宅を嫌い、波平さんとマスオさんが帰りに魚屋に立ち寄る場面がある。三連休の中日、東
京湾の船釣りに出掛けてみた。この時期、初心者にはシロギスが簡単らしい。羽田にある釣り船(&屋形舟)屋
さんで乗船し、30〜40分かけて横浜沖まで行く。調子のよい日は一人で100匹くらい釣れるらしい。
水深20m弱のポイントをゴカイで狙う。ゴカイを初めてみた二世はそれを”ムカデ”と呼んだ。サメ=怖いという固
定観念を持つ二世は、体長30cm程度のドチザメがかかったときは大騒ぎ。果たして、多くの外道(メゴチ)を釣
りながらも、二人で本命のシロギスを10匹以上ゲットした。が、その寂しい釣果を哀れんで、帰りに船頭さんがお
土産をくれた。20cm級のシロギス10匹くらいくれた−結構、美味しかった(^_^ |

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2011年9月11日(日)
9日(金)午後8時をもって、電力利用制限令が解除になった。当初は22日までの予定だったが、需給バランス
の見込みが改善したため前倒しとなった。自動販売機業界では、自販機の夜間の照明を復活させるという。これ
で街が少し明るくなるかもしれない。また、間引き運転をしていた鉄道各社は通常ダイヤに戻すという。ただ、多く
の各企業は節電(=コスト削減)を継続するらしい。
おがわ亭の勤める会社では、オフィス閉鎖を当初予定の22日まで継続すると決定した。休日変更をしたりして
いるところへの影響が大きいためらしい。いったん作成した勤務計画を途中で変えるのは確かに面倒だ。ただ、
オフィス閉鎖の継続により、各フロアの自販機はそのままとなる。そのまま=常温販売である。これは結構辛い
−いちいち、31階から近くのコンビニに通うか、あるいは、生ぬるい缶コーヒー/缶ジュースを飲むか・・・・ |

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2011年9月4日(日)
台風が来る、来るといって来なかった。正確には、東京には来なかった。その台風は、北緯20度ライン(フィリピ
ンの北端。日本最南端の沖ノ鳥島付近)から北緯30度ライン(種子島の南端付近)に移動するまでに1週間かか
った。北に向かう平均時速を計算してみると、1週間は、24時間×7日=168時間、移動距離は約1,000キロメート
ル(地球の周は約4万キロメートルなので、10度分の周は約千キロメートル)なので、時速10キロ以下となる。こ
れは相当に遅い。
あるとき天気予報で、「台風は時速15キロで北に向かっています」と言っていた。二世に聞いてみた、”台風は時
速15キロなんだって。” 二世はすかさず答えた。”はやっ!”−”時速15キロって、自転車と同じくらいなんだ
よ。”と教えてやると、再びすかさず答えた。”おそっ!” ”キミは何も考えてないよねぇ”と諭すと、”うん、テキトウ
星人なんだもん”との答え。几帳面で真面目過ぎるのも困るが、いい加減過ぎるのも困ってしまう (^ ^; |

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2011年8月28日(日)
蚊が大嫌いだ。こっちは嫌いでもあっちは好きらしい。刺されるのは、おがわ亭マンションの近くであることが多
い。半ズボン半袖に素足という軽装が原因のひとつであるが、東京はなんだか蚊が多い。南の島でも、北海道で
も、信州でもほとんど刺されないにもかかわらず、ここでは刺される。振り返ると、植え込みのあるマンション1階
が危険地帯だ。エレベータをぼ〜と待っているとやられてしまう。
今日は8階の居室で蚊に遭遇した! 非常事態である。エレベータに”同乗”してはるばるやってきたのかもしれ
ない。何度か、素手で立ち向かってみたものの、空振り。すぐに逃げてしまう−逃げられるとどこにいるかさっぱ
りわからない。殺虫剤などという便利なものは常備していないので、南の島用に購入してあった蚊取り線香を焚く
ことにした。狭い部屋では、においはきつく、目が痛い・・・・・・・それでも刺されるよりマシだ(^_^ |

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2011年8月21日(日)
ここのところ毎年、三世代旅行に出かけている。昨年の夏休みにはバリ島へ出掛けたが、今年は日本復興のた
め(?!)北海道に行った。摩周湖の星空観賞がひとつの目玉だった。それは、一日一組限定の専属ガイド付き
のプライベートツアーで、満天の星空の下、コーヒーを飲みながら、星座解説を聞くというものだ。リーフレットに
は”澄んだ空気の中、何万光年の星の光が手に取るように迫ってくるのを体感できます”とある。
6月には予約が入れてあった。8月15日(月)−生憎の曇天のため、中止。延期した8月17日(水)もダメ。”曇り
のち晴れ”という予報だった8月19日(金)に賭けることにした。当日は朝から比較的天気は良かったが、夕方か
ら厚い雲が覆ってきた。18時半、電話があった。”今、摩周湖に下見に来てますが、すでに霧がかかり、残念な
がら今日も星空は望めそうもありません。”−結局、滞在した1週間の間、一度も星空にお目にかかることはなか
った。天候に左右される商売というのも辛いものだ。 |

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2011年8月14日(日)
先週、二世と二人で映画を観に行った。ディズニー映画の「カーズ2」だ。宣伝によれば、”圧倒的なスケール感と
ダイナミックなアクションが加わった「カーズ2」は、誰もが夢中になる、まさに無敵のエンターテイメント・ムービ
ー。この夏、彼らの《友情》が世界を救う!”。だが、寝てしまった。”パぁパぁ、起きてる?!という隣人の声で目
が覚めた。あらすじさえわからない。観賞料は最新式3Dのため、大人2200円、子供1400円。安くない。
金曜日午後、中小企業診断士理論政策研修に行った。3時限あったが、それぞれの最初の20分くらいはちゃん
と起きていた。が、しかし、そのあとの記憶はない。1時限目は午後イチであり、しょうがない(?!)としても、2時
限目も3時限目も同じとは、やる気がないとしか思えない。研修費用は6千円。これまた安くはない。普段の睡眠
不足が解消できた!との強引なポジティブシンキングもかなり苦しい(^_^ |

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2011年8月7日(日)
二世がひぃひぃ言っている。夏休みの宿題が多すぎるのだそうだ。学校からも自由研究や読書感想文という定
番に加えて、一行日記に漢字ドリルに計算ドリルが出ている。それに、学習塾の夏期講座の宿題、さらには学研
教室の宿題、さらに加えて、通信教育(ベネッセ)。ここにピアノの練習が加わり、サッカー(クラブチームと学校
のチーム)と水泳教室だ。確かに忙しそうだ。
『”30分やって3分休憩”ならわかるけど、キミの場合は”3分やって30分休憩”じゃん。』と指摘をしてみたもの
の、実際には3分の集中力もない。小学校低学年だと、そんなもんだったかもしれないと思いつつ、ちゃっちゃっ
とやって遊べばいいじゃんと思ってしまう。今日もひぃひぃ言って、”1分やって30分”休憩している。いつになった
ら、終わることやら・・・と少しだけ心配していると二世いわく、『ボク、野球チームにも入りたいんだけど』。 |

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2011年7月31日(日)
眼がひりひりするので、いよいよコンタクトレンズを替えることにした。どうやら前回購入したのが2007年らしい。
すでに4年目という計算になる。”ハードレンズの寿命は最大3年とお考えください”とのっけから注意されてしまっ
たが、実は、前回購入したものは両眼ともこの世には存在せず、今使っているのはその前に購入したものだ。お
店のカルテによると、2003年。対応してくれた店員さんは呆れて、空いた口が塞がらない状態になった。
その古いコンタクトを装着したまま、眼科医の診察を受けた。先生いわく、”う〜ん、眼に傷があるねぇ−。その傷
を治療してからでないと新しいコンタクトの処方は出せないよ。” マジですか?! おがわ亭(♂)の懇願に負け
た先生は、”処方はしますが、必ず、経過報告に来てくださいよ。” 数十分後、新しいコンタクトをして再び診察を
受けた。”あれ、あれれ、・・・”と先生。もしかして、眼の傷って気のせいだったんじゃないですか−というやさしい
突っ込みをしてみると、”レンズの傷を眼の傷と見間違えたようです。大丈夫です。”−相当にいい加減である(^_^ |

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2011年7月24日(日)
毎週金曜日は「オフィス閉鎖」だ。先週の金曜日はジプシー生活。自分のオフィスは、暗〜く、人の気配はほとん
どない。とは言っても、何人かは”違反”して自席で仕事をしていた。当初は、該当フロアの電源ブレイカーは落と
す!ということであったが、直前になり、いくつかのコンピュータなどどうしても通電が必要なものがあることがわ
かり、乱暴なロックアウトは回避されている。
今週の金曜日、ジプシー生活を覚悟の上、出社してみると、結構、人がいる。はは〜ん、実は電気が使えるの
で、”違反”者が続出だな、と思ってみた。共用スペースには、さらに多くの人がいる。堂々と、照明をつけて、投
影機を使っている人もいる。なんだか変だ。堂々と”違反”している奴に聞いてみた−”えっ、今日はオフィス閉鎖
日じゃありませんよ。月曜日が海の日で休日だったので、総量規制の観点からはこの金曜日に閉鎖する必要な
いんです。”−なるほど。 |

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2011年7月17日(日)
今年は『ドンキーコングバナナキングダム』というメダルゲームが設置されていた。昨年とは異なるタイプながら、
プッシャーゲーム(※)であり、ジャックポット(大当たり!)という仕組みがあり、大型筐体なのは同じだ。パチンコ
と違って、景品には換えられないが射幸心を煽る。ホテルの部屋に、これ見よがしに置いてあるメダル無料引換
券1枚を持って、いそいそとホテル内の遊技場に行き、無料メダルを10枚ゲットした。
二世と一緒に、そのゲーム機にメダルを投入する。メダルが特定のスロットを通過すると、ルーレットが回る仕組
みだ。ルーレットが揃うと、場にメダルがジャラジャラと落ちてくる。場に落ちただけではダメで、うまく、押し板が
当たり口に落としてくれないと手元には来ない。千円(70枚)を追加投資し、ジャックポットの途中でメダル切れと
なり、慌てて三百円(15枚)をさらに追加。まんまとホテルの罠に嵌っている(苦笑)。
(※)Wikipediaによると、日本ではメダル落としとも呼ばれ、メダルゲームの一種として扱われるエレクトロメカニカルマシン(エレメカ)である。メダルをマシンの中に
投入すると、内部にある押し板によりマシンの中に入っているメダルが押し出されて、当たり口の中に落ちたメダルを獲得する事が出来る。 |

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2011年7月10日(日)
「オフィス閉鎖」に先立って、「スーパークールビズ」が始まっている。ちなみに、「クールビズ」という言葉はグンゼ
による造語だそうだ。ノーネクタイ、ノージャケットから始まった「クールビズ」であるが、アイロンのかかったワイシ
ャツでなければならなず、ズボンには折り目が付いていなければならず、そうすると、靴は必然的に革靴になっ
た。シャツの裾はズボンの中にキッチリしまうのが掟である。
今年はそれを、”超える(スーパー)”軽装である。おがわ亭の勤める会社では、散々議論した挙句、半ズボン、
サンダルはNGとなった。ポロシャツはOKだが、TシャツはNG。綿パンに、いわゆるズック、ポロシャツという出
で立ちで出勤してみた。もちろん、シャツの裾は開放されている! Goodである。涼しく感じる。とは言うものの、
何故に男どものみがこの対象になるのか−短いスカートはさらに涼しそうである(^_^ |

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2011年7月3日(日)
本社ビルでは「オフィス閉鎖」が始まった。週休日変更により、木金を休みにして、土日を出社にしている会社も
あるようだが、おがわ亭の勤める会社では、フロア毎に「オフィス閉鎖」を実施することになっている。7月1日
(金)がその初日だった。あらかじめ、パソコンその他の電源はコンセントから抜いておき、当日は基本的に当該
フロアへの立ち入りは禁止だ。しからば、どうやって過ごすかと言うと・・・・・・
一番わかりやすいのは、有給休暇とすること。ただし、強制ではないので個人依存となる。二番目はテレワーク
である。自宅から会社のコンピュータにアクセスして、メールのやりとりや資料の作成などを行う。三番目はジプ
シー生活である。別のフロアにお邪魔して席を借りたり、別のフロアで開催される打合せに参加したり、あっちに
行ったりこっちに行ったり、落ち着かない。ちなみに、その初日、おがわ亭(♂)は午前中テレワーク、午後はジプ
シーだった。 |

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2011年6月26日(日)
毎朝6時53分に起きて、7時45分に家を出て、7時53分の電車に乗る。蒲田駅で人の列に並んで、8時15分
蒲田始発の電車に乗る。有楽町に着くまでの20分間は熟睡だ。例外的に「直出(チョクデ)」のときは家をゆっく
り出て、直接、客先その他に向かう。その日は「直出」で、8時半に家を出ればよかった。二世はいつも8時頃、
家を出るらしい。通常、おがわ亭(♂)が出てから、15分間は一人でお留守番だ。
二世は「行ってきま〜す!」と8時に出て行った。5分後、「ピンポーン」。二世だった−手提げ袋を忘れて取りに
帰ったらしい。再び、「行ってきま〜す!」と言って出て行ったが、8時10分、同じく、「ピンポーン」。今度は水泳
着を忘れたことに気づいたようだ。そして、あろうことか、8時15分、再び、「ピンポーン」。今度は、手提げ袋の
中に入っていると思っていた上履きがないことに気づいたらしい。隣が学校というのも考え物だ(^ ^; |

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2011年6月19日(日)
水曜日放課後は、校庭でサッカー教室がある。一方、水曜日はスイミング教室の日でもある。どっちに行くか、な
かなか事前には決められないらしい。友達が多い方に行くなどと言っているから難しい。二世からちょくちょく相
談の電話がある−最近、購入した「みまもりケータイ」は一箇所にしか発信できないので、宛先は必然的におが
わ亭(♀)だ−”みんな、サッカーの服、着てる。ボクも今日はサッカーにするね。水筒はどこにある?”
”やっぱり、今日は水泳にする。いいでしょ。・・・・(中略)・・・・だって、みんなが水泳に行くって言うんだも
ん。・・・・・(中略)・・・・・サッカーの服、着て水泳に行くんだって。” どこまで本当の話かわからない。で結局、み
んなで水泳に行ったようだ。そして、帰りのスクールバスで忘れ物をしてしまうというおまけ付き。一番大変なの
は、仕事中にこうした電話を何度も受けなければならないおがわ亭(♀)かもしれない(^_^ |

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2011年6月12日(日)
最近、お疲れモードである。であるが故に、朝にはサントリーセサミンを3粒、夜にはキューピーコーワゴールドα
を1錠かかさずに飲んでいる。しかしながら、気づいたら連日の飲み会である。ドイツ人来日歓迎パーティ、職場
異動に伴う壮行会、新人歓迎会、旧友との懇親会、鬱診断を受けた後輩との会話・・・・・。1軒1杯のルール
(?)を守ることも辛くなってきた。最初からノンアルコールビールやウーロン茶のことも多い。
飲み会が終わり、帰宅してすぐさまパソコンの電源を入れて、メールをチェックする。すると山のように未読メー
ルが溜まっている。EXCELなどの添付ファイルがくっついていると開く気がしない。が、そのまま未読メールを放
置するのはもっと嫌なのだ。結局、帰宅後2〜3時間はメールと格闘だ。電子メールのなかった時代、さらには携
帯電話のなかった時代は、ある意味”平和”だったのだろうと思ってしまう(^ ^; |

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2011年6月5日(日)
そのゴルフ場は東京から非常に近い千葉にある。おがわ亭からだと、アクアラインを通って、1時間かからない。
立派なクラブハウスを有する本格的なゴルフ場だ。カートにはGPSがついており、そこからピンまでの距離を教
えてくれる。スコアの記録機能jもついている。平日にもかかわらず、キャディなしで、昼食代やらなんやらで一人
二万円くらいかかる。結構、高い。
あるホールで、ティショットがスライスし、林の中に打ち込んだ。奥の方だったら、そうそうに諦めて、「前進4打」を
選択するところだが、もしかしたら、という思いもあり、林の中にちょっと入ってみた。そこにはロストボールが一杯
だった。OBラインからほんの数メートルのところだ。結局、自分のボールは見つからなかったが、手近なところで
8個ゲット! Tourstageと刻印された高級ボールも多い。お金持ちが多いゴルフ場とみた(^_^ |

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2011年5月29日(日)
下手くそにとっては、7番アイアンだろうと6番だろうと結果はあまり変わらない。久々のゴルフに出掛ける前、お
がわ亭(♀)のクラブと、おがわ亭(♂)のクラブの中から、使いそうなものだけをピックした。ドライバーは最近中
古で買った。フェアウェイウッドは5番のみ。ウェッジは、ピッチング、アウローチ、サンドの三種類。これはいずも
おがわ亭(♀)のものだ。あとは、奇数番のアイアン。これで完璧だ(な〜んて)。
金曜日の朝、6時に出掛けた。7時前には千葉のゴルフ場に到着し、早々にラウンド開始だ。最近買ったデカヘ
ッドのドライバーがたまたま当たって、残り百ヤードちょっと。9番アイアンを使おうとしたその時、ナイことに気づ
いた! 出掛ける前に確認したそのアイアンは「6」番だった。「9」番は持ってきていないのだ。ピッチングウェッ
ジにしようかとも思ったが、面倒なので、そのまま「6」番で軽く打った。まぐれのドンピシャ、だ。やはり、下手くそ
にはクラブはあんまり関係ないらしい(^_^ |

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2011年5月22日(日)
モンスターペアレントが増えているらしい。「給食費はちゃんと払っているから、うちの子どもに『いただきます』
と言わせないでください。」という親がいたりするらしい。こんなことだと学校側も余計な気を遣うことになる。先
日、二世の通う小学校の授業で、グループに分かれてお店に出向いてその仕事内容をヒアリングしたらしい。二
世の向かった先はお豆腐屋さんだ。まじめに質問しないその小学生連中をお豆腐屋さんが叱りつけた。皆、泣
いた。
学校に戻ったら、今度は校長先生に怒られた。再び、皆、泣いた。校長先生からおがわ亭(♀)の携帯に電話が
かかってきた−”○○君(二世である)が尋常でないくらい泣き続けています。おうちでよく話を聞いてあげてくださ
い。学校の指導方法に問題があれば、遠慮なく言ってください。” 完全に余計な気を遣っている。キョービ、先生
も難儀な商売である(^ ^; |

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2011年5月15日(日)
今夏はオフィスをロックアウトするらしい。おがわ亭(♂)の勤める会社では、6月下旬より毎週金曜日と、7月お
よび8月にはそれぞれ一週間まるまるオフィスを閉鎖すると言う。会社全体で一斉にやるといろいろと支障が生
じるので、フロア単位の実施となる。総電力規制騒ぎの顛末である。ピーク時電力の抑制という話がいつの間に
か総電力抑制という話にすり変わっている。
そもそもこの電力不足は電力が東西間で融通できない仕組みによるところも大きい。東は50Hzで、西は60Hz、一
国で綺麗に分離している国は珍しいらしい。1893年に50Hz仕様のドイツ製発電機を導入した浅草火力発電所が
稼動を開始し、その一方で、関西では1888年から60Hz仕様のアメリカ製発電機を採用していた。ここがすべての
始まりのようだ。意地の張り合いによる結果を100年後、歴史は間違いだったことを証明したのかもしれない。 |
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2011年5月8日(日)
今年のゴールデンウィークも終った。最後の土曜日の午前中、二世の友達がどやどやとおがわ亭にやってきた。
4人でWii(マリオカート)をやっている−あー!!、おのれー!!、やばい! ちょうど1時間で解散することに最
初から決めてあったらしい。嵐が去ったのち、昼食を終えた二世はスイミングに出掛けた。1時間半後、スイミン
グから戻ってきた二世に電話がかかってきた。別の友達からだ。
”○○君と遊んでいい?” ”外で遊びなさいよ”と言われて、いそいそと出掛けた二世だった。マンションのキッズ
ルームが他の子に占拠されていたため、しばらくはマンションの中庭で遊んでいた。が、小雨が降ってきた。”ね
ぇ、ボクんちで遊んでいい? ちょっと、待って。” すると、くだんのお友達が電話口に登場。”オレもおがわんチ
で遊びたい。△△や××はよくて、なんでオレはダメなの?”と言われちゃうとおがわ亭(♀)も首を縦に振らざる
を得なかったようだ。その日二回目の嵐がやってきた。 |

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2011年5月1日(日)
20分足らずの遊覧で大人千円、子供六百円は安くはない。大人気アニメ「ワンピース」に登場するサウザンドサ
ニー号を実物大で製造し、海に浮かべている(写真)。長崎のハウステンボスだ。子供連れのみならず、若者同
士やカップルまで大人気である。乗船の事前予約はできないので、当日朝9時に並んで、乗船整理券をゲットし
なければならない。到着した日、11時頃、チケット販売所に行ってみると、17時40分発まで満席と言う。

その日の夕方乗り込んだ。キャラクターとの写真撮影が面白いという二世にせがまれ、翌朝9時前に再び並ん
だ。すると、係員がマイクを使ってしゃべりだした、『本日は強風のため、出航できません。出航はできませんが、
有料で船内開放をいたします。』 同じ値段で同じ20分間! 燃料代を使わずに大儲け?!であるが、迷わず
二度目の乗船である。二世のリクエストに従って、ルフィー、サンジ、フランキー、チョッパーなどと一緒の写真を
取りまくった−(^_^ |

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2011年4月24日(日)
朝の駅の改札。”ピー”というかなりの大きな音が鳴って、遮断されてしまったときの恥ずかしさやら、申し訳なさ
やら・・・・・・”ピー”は通勤ラッシュの流れを完全に遮ってしまう。後ろからちぇっ!という舌打ちが聞こえる。これ
は、東京のサラリーマンにとってやってはいけない掟なのだ。非定期区間、残金不足に加え、非接触ICカードが
二枚あるときも両方が同時に反応してしまって、これも掟破りとなる。
おがわ亭は通勤に三路線使うので、これまでは非接触ICカード定期券(二路線用)と磁気定期券(一路線)を併
用していたが、やはり磁気定期券はいちいち取り出すのが面倒である。『ICカードセパレータ』なるグッズ(2千円
もする!)を利用して、二枚の非接触カードの利用にチャレンジしてみることにした。”ピー”?? 嫌な音だ。なん
で?? 何度か試してようやく判明。たまたま一緒にあった電子マネーのEdyカードが反応していたのだ。Edyは
鞄の中にしまって、Good! 今は二枚のカードをひとつの財布に入れて、快適に使っている(^_^ |

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2011年4月17日(日)
二世の土曜日は相当に忙しい。おがわ亭(♂)−父−はその真逆で、眠ってばかりだ。朝7時半にはサッカーの
練習に出掛ける二世。9時頃に布団から這い出て、朝食を食べてからまた寝てしまう父。サッカーから帰ってき
たら、すばやく昼食を済ませて、遊びに行く二世。テレビを観ながら、またうとうとしてしまう父。思いっきり遊んだ
あとは、水泳教室だ。ここは老体に鞭打って、自転車で先導して連れて行く父。待合室のソファーで再びうとうとし
てしまう父。
二世は水泳教室から戻ると、慌てて宿題をやり、今度はピアノの練習だ。今日は思ったよりも出来が良かったら
しい。上機嫌で夕食を頬張る。父がニュースを観ている間は、バトスピカードの研究に余念がない。ニュースが終
わった瞬間、Wiiが始まる。週末は1時間以内と決めてあるらしい。”一緒にやろうよ”という声が遠くに聞こえる
−再び、ウトウトしてしまう父。気づくと、9時を回っていた。一緒にお風呂に入って、「西遊記」を読み聞かせた。
最近、父は特に疲れている様子なので、QPコーワゴールドαをインターネットで購入した。 |

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2011年4月10日(日)
東京の直下型地震もあるかも、と思い、防災グッズをインターネットで物色した。震災の影響で、いろんなモノが
品薄になっているようだ。「楽天市場」では、水、発電機、自転車、ランタン、懐中電灯、米、扇風機、乾電池など
が検索キーワードの上位に連なっている。カセットコンロを探してみた。ブランド品であるイワタニ製は売り切れば
かりだ。ニチネン製(本社埼玉県上尾市。創業昭和59年。資本金5億円))は品薄ながら手に入りそうだ。
KC-316という型番のカセットコンロは、楽天市場で最安値が2,200円(送料別)、最高値はなんと3,980円。3本パ
ックのカセットボンベは最安値が、348円(送料別)。最高値はなんと680円。普段の値段が分からないので、逡巡
した。近くの雑貨店Olympicをブラブラしていたら、同じものを山積みにして売っている。その値段は、コンロが1,
980円で、ボンベは298円。いずれも、楽天市場の最安値よりも大幅安だ。早速、買って帰った(^_^ |

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2011年4月3日(日)
「電気事業法27条」に基づく電力使用制限令が発動される可能性があるらしい。この夏、東京電力のカバーエリ
アでは福島原発停止の影響で、25%程度の電力不足が発生する。この不足は、夏場の電力利用のピークであ
る午後1時〜3時を直撃する。エアコンがフル稼働する時間帯だ。その利用量を制限し、大規模停電を回避でき
るのであれば、計画停電によって交通機関(信号も含む)や病院なども一緒に電力供給を止めなくても済む。
高層ビルではエレベータが止まると、もはや活動はできない。東日本大地震当日、おがわ亭(♂)は31階にい
た。交通機関が麻痺したため、帰るに帰れない人がその職場には多く残っていた。ある若者が、職場代表として
夜食の買出しに出掛けた。30分くらい経っただろうか−『遭難しました。救助をお願いします』というメールが入っ
た。多くの荷物を抱え、頑張って階段を上がってきたが、15階で力尽きたらしい。別の若者を支援に向かわせた
(苦笑)。 |

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2011年3月27日(日)
我が家に任天堂のWii(ウィー)がやってきた。これまでテレビゲームなるものは買ったこともないし、はまったこと
もないが、二世の8歳の誕生日プレゼントに奮発した。テレビゲームと言えば、メガネをかけた若者が指先だけ
の操作で熱中している姿を思い浮かべるが、Wiiはちょっと違う。リモコンを振り回して遊ぶ仕様なので、ドタン、
バタン、とややうるさい。リモコンを振り上げればよいのに、二世はリモコンを持ってジャンプしてしまう。
階下の住人から苦情が来ないかと若干の心配をしながらも、熱中する二世の様子を見ていると笑ってしまう。彼
は今、「自転車」と「チャンバラ」が気に入っているようだ。「ピンポン」「ゴルフ」「バスケットボール」といったちょっ
と技が必要なものはまだまだ苦手なようだ。とにかく頑張れば、勝ってしまうようなゲームがいいのだ。人間って、
こんな小さなときから、”勝つ”ことが好きで、”勝つ”ことを求めるように仕組まれている動物らしい(^_^ |

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2011年3月20日(日)
店からモノがなくなっている。家電量販店からは乾電池、懐中電灯、ラジオが消えたらしい。食料品スーパーから
は、カップ麺、お米、パン、水などが消えている。灯油やガソリンも同様に品薄状態だ。さらに、ガイガーカウンタ
ーが売れているらしい。インターネットで探してみても、売り切れ続出だ。少し過剰反応ではないかと思いつつも、
今回の教訓としては原発の近くでは一家に一台必須なのかもしれない。
『××マイクロシ-ベルト』とテレビで連日連呼していると、やはり気になってしまう。一刻も早い解決を願わざるを
得ない。毎時0.78μSvの環境に、一年間い続けると、CTスキャン一回分と同じだけの放射能を浴びることになる
らしい。昨日の東京では、0.0462μSvであり、まったく問題ない。毎年、脳ドックを受診しているおがわ亭(♂)は、
マスコミ流に言えば、完全に”被曝”者だ。(「被曝」と「被爆」は字が違うことを今回はじめて認識した(^ ^; ) |
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2011年3月12日(日)
土曜日、例のドイツ人から携帯メールが入った。簡単に訳すと、「次の月曜日は休みをもらっていもいいか?」と
ある。なんだろう?と思いつつも、「いいよ。でも、よかったら理由を教えてよ。」と返してみた。すると、「福島の原
発が危ないってニュースで言ってるので、今から中国にでも行こうかと思う。」と返事が来た。確かに、11日の東
日本大地震の影響により、福島原発で「炉心融解」という大事故の可能性が報道されているところだ。
相手が日本人なら、「なに、冗談言ってんのよ。」と返信するところだが、ドイツ人の感覚はわからない。失礼があ
ってはいけないので、「日本を脱出しようとしているの?」と単刀直入に聞いてみたら、「そうだ。おかしい?」と返
事が来た。「日本人の東京在住者はどこかに避難しようとは考えていないよ。」と返したら、「そう。じゃあ、日本の
友達を置いて、自分だけ脱出するわけにはいかないから、日本に留まるよ」と言いながら、彼は出国した(^_^ |

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2011年3月5日(日)
肌荒れが酷くなった。毎日の髭剃りが辛い。電気シェーバーを使っているので、血だらけになるなんてことはない
が、ヒリヒリする。慌てて、アフターシェーブローションを塗ってごまかす。なんで、急にヒリヒリするようになったの
か、思い当たるフシもなく、季節の変わり目なのかなぁ、と思っていたが・・・・・実は、シェーバーの外刃が欠けて
いた! 内刃がダイレクトに肌に当たっていたのだ。痛いはずである。毎日、自ら傷を作っていたようなものだ。
髭剃り中は裸眼であり、気づくのが遅くなってしまった。早速、替刃の手配だ。いつものヨドバシ・ドットコムで探し
てみると、ない! どうやら本体機が古く、替刃も製造していないようだ。考えてみるとすでに10年以上使ってい
る。楽天で探してみた−ある、ある。いつから在庫になっているのかわからないが売っている。外刃と内刃の両
方を買うことにした。合わせて、5千円弱。やっと、怪我から解放される(^_^ |

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2011年2月27日(日)
夜10時、例のドイツ人が”5つ星レストランに行こう!”と言ってきた。で、またオフィスに戻ってくるらしい。近くに
いた日本人も誘って、5人でオレンジレストラン(吉野家)に行った。10時から飲みに行くという話はままあるが、
10時から吉野家に行って、また仕事をするというのはあまり聞いたことがない。会社近くの吉野家は混んでい
た。そこで、ついにその現場を目撃することになる。
彼は、噂通りに「牛キムチクッパ」の大盛りと普通盛りの二品を注文した。みそ汁もなければ、サラダもない。もと
もと箸ではなく、スプーンで食べるようになっているところも彼には都合がよい。「牛キムチクッパ」二盛を目の前
にして、おもむろに彼はしょうゆ[小瓶]と唐辛子[瓶]を手に取った。左手でスプーンを操りながら、右手でごはん
全体にかかるようにしょうゆと唐辛子を何度も振りかけた。いつかきっと、病気になる・・・・・(^ ^; |

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2011年2月20日(日)
三連休に出掛けたのは町営の那須ファミリースキー場だ。流行のスノーボードは禁止しているので、親子連れの
スキーヤーばかりだ。リフトは二本しかない。前泊したので、もっと早く行けば良かったのだが、到着したのは10
時過ぎ。そこの小さなレンタルスキーショップはすでに大繁盛だった。「もう、サイズが揃いません」と言いながら、
レンタルショップのおじさんは並んでいる人の横を抜けて、『レンタルスキーは終わりました』の看板を掲げた。
「えっー」と待ち人は一様に反応した。おがわ亭(♂)もその一人だ。スキーセットのレンタルができなければ、帰
るしかない。いよいよ次というところまで来た。「もう、男性用の靴は25cm〜26.5cmまでありません。」 やばいと
思いつつも、24.5cmを要求すると、年季ものの靴が出てきた。明らかに女物と思われるその靴を、祈るような思
いで履いてみると、なんとかおがわ亭(♂)の足は納まってくれた。良かった、良かった、足が小さくて良かっ
た!! |

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2011年2月13日(日)
黒磯から那須湯本(仲町)までバスに乗った。悪い予感はしていたが、的中した。その運転手は両替できなかっ
た。「すみません、1万円札しかないんですけど」。「両替はできませんよ」。「じゃあ、どうすればいいですか?」。
「あそこのお店で両替してもらってきてください。」−二世をバスに残し、そのバス停のそばにある那須御用邸御
用命舗『扇屋総本店』に駆け込んだ。他の数名の乗客も待たせてしまって申し訳ない。。。。
「すみません、両替をお願いしたんですけど。」、「両替はできません。」−キッチリ躾けられたバイトと思われるお
ねえちゃんがマシンのように答えた。辺りを見渡すと、お饅頭をバラ売りしている。一番安い饅頭がひとつ90円
であることを確認した。「何か買えばおつりはもらえますか?」と若干嫌味な質問をしながら、90円のお饅頭と一
万円札を差し出した。マシンのおねえちゃんは笑みさえ浮かべながら、「ありがとうございます。」−さすが、大正
時代創業の御用達。社員教育は徹底している。 |

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2011年2月6日(日)
毎週末、二世が河川敷で行われているサッカー教室に通っている。おがわ亭(♀)が送って、おがわ亭(♂)が迎
えにいくのがなんとなく恒例になっている。練習中はちっとも楽しそうに見えないが、本人いわく、楽しいらしい。朝
早く起きて、いそいそと出掛けていく。上手な人に憧れているのだろうか、あるいは、少しすつでも上達している実
感があるのだろうか。そのちびっ子サッカーの隣では大人が野球をやっている。
そのバックネットには、「勝つために『今』何ができるか考えろ!」という横断幕が掲げられている。野球をしてい
るのは大学生だろうか、あるいは高校生か。大きな声を出して、一生懸命だ。カキーン、という音が響く。守備陣
はさらに大きな声を出して、ボールを追う。が、哀しいかな、おがわ亭(♂)にはそのボールが見えない。老眼の
進行のみならず、動体視力も著しく低下しているらしい (^ ^; |

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2011年1月30日(日)
腫れがひどい。左腕のその範囲が広がっている。数日のうちに治ると言われていたが、逆にひどくなっているよう
な気がする。26日(水)に4本のワクチンを受けたのが原因だ。左腕は、破傷風とA型肝炎。右腕にインフルエン
ザと腸チフス。3月のインド出張に備えての予防接種だ(インフルエンザは別)。医師いわく、”都市部に数日間滞
在するだけなら、狂犬病、B型肝炎のリスクは低いとみてよいでしょう。”
一番高価なのはA型肝炎で、8,400円。しかも、A型肝炎は2〜4週間後に2回目、6〜12ヶ月後に3回目を打た
ないと基礎免疫が獲得できないそうだ。「ウイルスに汚染された水や野菜、魚介類などを生や加熱不十分なまま
食べることによっても感染する」らしい。インド出張経験者いわく、”現地オフィスの周りには野良犬がいっぱいい
ますよ!”−狂犬病は打ってないのに・・・・早く言って欲しかった(^ ^; |

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2011年1月23日(日)
以前にここでも紹介したように、おがわ亭(♂)には日本語のしゃべれない部下がいる。昼は会社の食堂で済ま
せているが、夜は会社の近くで済ませているようだ。牛丼の「吉野家(ヨシノヤ)」という発音は難しいようで、「オレ
ンジレストラン」(店舗がオレンジ色を基調としているため)と称している。あるいは、「ファイブスターレストラン★
★★★★」(安い/うまい/早いに加えて、注文しやすい)と称している。そこで彼はいつも、「牛キムチクッパ」の
大盛(380円)と並盛(280円)の二つを注文するそうだ。大柄で若い彼には丼一杯では足りないのであろう。
金曜日、誘われて会社の近くのイタリアンレストランの「サイゼリア」に一緒に行った。ここでは、「タラコソース シ
シリー風スパゲティ」が399円であり、ジョッキビールが390円。吉野家に比べると、ちょっと”高級”である。したが
って、ここは「シックススターレストラン★★★★★★」となる。もうちょっとマシな食生活をしてもらわないと調子が
悪いかもしれない(^ ^; |

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2011年1月16日(日) その2
やっと終わった! 年初早々、11日(火)から13日(木)まで”国際会議”を開いた。アメリカ、ドイツ、オーストラリ
ア、マレーシア、インドから20人を超える外国人を集め、20人を超える日本人と一緒の2日半だった。会議全体
の仕切り役と、いくつかの発表を担当した。無論、英語である。半分くらいしか相手の言っていることがわからな
い中で、適当な受け答えをするのは難儀である。言いたいことの半分も伝えられないのはストレスである。
会議中、あるグループが次回の会合の時間を設定しようとしていた。米国東海岸との時差は、−14時間。ドイツ
との時差は、−8時間。インドでは、−3.5時間。ここでやる気満々のインド系アメリカ人が、僕たちは朝6時でも
構わないよ、と提案した。すると、日本は夜8時。ドイツは正午。インドは夕方4時半。これなら電話会議はできそ
うだが、誰かが早朝か深夜の対応をしなければ、会話もできない(^ ^; |

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2011年1月16日(日) その1
成人の日を含む三連休はここのところ毎年、蓼科に出掛けている。リフトが1本(しかも一人乗り)しかない小さな
スキー場である。小さなスキー場であるが故に、若者が大挙して押しかけてくるなんて感じは全くない。首都圏の
ファミリー+地元民だろう。そのスキー場には定休日がある。平日なんて人がいないのだろうと思う。それを逆手
にとって、定休日にはスキー場の貸し出しもやっている(1日10万円也)。
二世は、そのスキー場では”中級”と称しているゲレンデも転ばずに降りてくることができるようになった。ただ、
パラレルターンはまだできないので、初級コースしか滑れない。おがわ亭(♂)と一緒に降りてきた二世は、後ろ
から来ているはずのおがわ亭(♀)がいないことに気づいた。”あれ−、ママは? また、転んじゃったのかな
ぁ?!”−生意気である(苦笑)。 |

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2011年1月4日(火)
年末は那須にスキーに出掛け、年始はおがわ亭の田舎に帰った。慌しい年末年始だった。帰省中、お年玉をも
らった二世は、初日、Youmeタウン宇部でバトスピカード5パック(各210円)をゲットし、プレミアムカードをおまけ
で1枚もらった。二日目、シーモール専門店街でレアカード1パック(500円)をゲットし、三日目、Youmeタウン長府
で念願の「太陽のブレイブ」パック(387円)をゲットした。計65枚である。
合計134枚のカードで遊んでいる二世に聞いてみた。”お正月にゲットしたカードは何枚でしょうか?”−二世はお
もむろにカードを選別し始めた。どこかに印でもあるのかと思って、”どうやって見分けているの?”と聞くと、二世
は自信満々な様子で、”もともと持っていたカード(計69枚)は全部覚えているので、新しいのだけ分けている
の!”−本当に、そのタイトルと絵柄だけで新しい65枚のカードを選別し終えた。その記憶力を他に使えないかと
思う(^_^ |

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