OGAWA−Tei
最近観た映画(2005年)


タイトル 監督/主演 製作年
/国
コメント 
NO
★★ ソードフィッシュ ドミニク・セナ
ジョン・トラボルタ
ヒュー・ジャックマン
2001
Swordfishの言葉の意味は”メカジキ”らしいが、麻薬捜査のおとり作戦のコードネームで、その作戦では会社を作り、そこで発生した利益を政府の闇資金としてプールしているらしい。それを狙っているのが主人公のゲイブリエル(ジョン・トラボルタ)という設定である。よくわからない設定である。ただ、そんなことはどうでもいいくらい、冒頭のド派手な爆発シーンで観客のド肝を抜く。
6

雨あがる 小泉尭史
寺尾聰
宮崎美子
2000
日本
人情時代劇作家である山本周五郎氏原作である。全編を通して、ほのぼのしている。主人公を演じる寺尾聰氏がいい味を出している。”何をやったかではなく、何のためにやったのかが大切”という主人公の細君のセリフが印象に残っている。脚本は、かの黒澤明氏らしい。ヒットする映画ではないが、つまらない映画でもない。
5
★★ ヘヴン マトム・ティクヴァ
ジョヴァンニ・リビシ
ケイト・ブランシェット
2002
米・仏・
独・伊
とくにかく、映像が美しい。高層ビルでの爆弾爆破から始まり、田園風景の中でのHeaven(ヘヴ
ン:天国)で終わる。罪を犯した女囚人と、彼女を愛してしまった憲兵の逃避行−ケイト・ブランシェッ
トの存在感は圧倒的だ。二人に”天国”はあったのだろうか?−きっと、なかったのだろう。そんなこ
とわかっているし、それでもいいのだ。理由もなく、そうせざるを得ない時というものがある。
4

★★
セレンディピティ ピーター・チェルソム
ジョン・キューザック
ケイト・ベッキンセール
2001
こういう肩の凝らない映画はいい。クリスマスプレゼントにしようとひとつの手袋を取り合った見知ら
ぬ男女。数時間の出会いを数年も引きずって、すれ違いながらそれぞれの生活をしている二人が、
最後に結ばれるという予想通りの展開だ。コメディのような小細工も嫌味がなくていい。1時間半と
いう時間もちょうどいい。
3
★★ マスク・オブ・ゾロ マーティン・キャンベル
アントニオ・バンデラス
アンソニー・ホプキンス
キャサリン・ゼタ・ジューンズ
1998
製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ。しっかり壷を抑えている娯楽映画だ。結末がわかってい
ても、ドキドキ、ハラハラ。スピーディーな展開はさすがだとしか言いようがない。ピストルを使うので
はなく、剣を使ってのアクションはチャンバラ映画を彷彿させる。20年ぶりに現れた父親を即座に認
知してしまう娘。娯楽映画ならでは、だ。
2

釣りバカ日誌14
 
お遍路大バニック
朝原雄三
西田敏行
三國連太郎
高島礼子
2003
日本
ご存知、娯楽映画の決定版。スーさんが四国の八十八箇所巡りに行くと言い出し、ハマちゃんがそ
れに同行するというストーリー。万人受けを狙うのでしょうがない部分はあるが、釣りのシーンはもっ
と多い方がいいような気がするし、ダメ社員であるハマちゃんの会社での活躍をもっと描くと面白
い。ダメ社員がダメ社員のまま遊んでいるのではつまらない−
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