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2002年12月31日(火)
世の中には”差額ベッド”というものがある。おがわ亭(♀)の入院している病院では、最
高級の部屋は63.49u(個室)で12万円/日、次が40.18u(個室)で10万円/日である。政
財界の要人や芸能人等が利用するのだろう。庶民は、一般病棟の差額なしのベッドが
基本である。が、しかし、入院するタイミングで空いていないケースに遭遇することがあ
る。5千円/日(4人部屋)。こういう場合、看護婦さんにすかさず、小声で”安いベッドが空
いたら、変えてください”と頼んでおくことになる。
”差額ベッド”で過ごして1週間が経過した昨日、”(安い)ベッドが空きましたらから、移
動しましょう”と看護婦さんが大きな声で病室に入ってきた。親切である。そこらにある私
物をすべてベッドの上に放り投げて、ベッドと可動式テーブルを押していく。患者本人は
点滴を引きずりながら、ベッドに付いて歩く。同室の他の患者さんに”部屋を移ります”、
と挨拶した。
メチャメチャ貧乏みたいで、ほんの少しだけ気まずさが残った・・・・(^ ^; |
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2002年12月29日(日)
年の瀬が近づくと、飛行場には普段あまり飛行機に乗らない人が増えてくる。すると、手荷物検査でやたら引っかかる人が増えてくるのだ。それでなくても、テロ事件以来、検査が厳しく(最近は元に戻りつつある−喉元過ぎればなんとやら状態)、列が長いのに、どうみても犯罪とは関係ない人が引っかかって列がさらに延びる。
人の良さそうなおじいさんの手荷物にチェックが入った。係員が中を開けていいかと聞く。人の良いおじいさんが断るわけもなく、中を調べたら小さな爪切りが出てきた。機内に持ち込めないので、預かって着空港渡しにすると係員が言う。おじいさんは、そんなの面倒そうだから、いらないので捨ててくれ、と答える。すると、係員は申請用紙を差し出して、これに記入・サインしてくれ、と言う。どうやら、捨てることへの同意書がないと捨てられないらしい。爪切りなんて手荷物に入れて置くんじゃなかったと、おじいさんはさぞや後悔していることだろう・・・・ |
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2002年12月23日(月)
数年前から、実家へのお歳暮は某百貨店の通信販売を利用している。双方の実家にカニ(8,300円×2)を送った。ついでに玄関マット(3,000円+6,000円)とノリ(3,000円)を購入した。クレジット会社の引落し記録をインターネットで見ると、どうやらカニの代金が落ちていない。
12/6 XX百貨店 6,300円
12/7 XX百貨店 6,300円
実家ではカニを楽しみにしているということだったので、配送指定日に慌てて某百貨店に電話した。”注文したカニは品切れですか?” ”いえ、今日届くように手配されていますが・・・” ”そうですか。クレジットカードの明細に載っていなかったものですから” ”変ですね。お調べしましょうか?” ”いえ、届くことが確認できればいいんです” ”・・・”
確かに、カニは届いた。でも、クレジットカード明細にはない。そのうち、載るだろうと思って、インターネットを毎日覗いているが、まだである。これはラッキー(特別値引???)なのか、罪(詐欺???)なのか?! |
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2002年12月15日(日)
先日の出勤途中、例によって、乗り過ごして東京駅まで行ってしまった。東京駅では上りと下りは別々のプラットホームなので、いったん階段を下りなければならない。その途中、おねえちゃんが”アンケートをお願いします”と連呼しながら、封筒を配っている。何気なく受け取った。
帰宅後、封筒を開けてみると、ちょっと高級そうに見えるボールペンが入っていた(ラッキー!)。高級といっても、100円ショップでは2本入りで100円かな・・・なんとなく、気分がいいので、アンケートには真面目に答えることにした。アンケートは財団法人「運輸調査局」がやっているもので、”JR線の乗換えについて”というものだ。
1.乗換えは何線から何線ですか? 京浜東北線から京浜東北線 (えっ?・・)
2.乗換えの頻度は? 月4回程度 (そんなに・・・)
3.・・・
なんだか、まぬけな回答である(^ ^; |
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2002年12月8日(日)
仕事で、コンピュータシステムの設計書を読んでいたら、「褥創」という文字に遭遇した。そもそも読めない。意味なんてわかるわけがない。
調べたら、”じょくそう”と読み、床ずれの意味だと知った。ついでに、日本褥瘡学会という団体が存在することを知った。なんといかめしいネーミングなんだろう。そのホームページに「褥創」ではなく「褥瘡」という表記で統一したい旨の記述がある。「創」だと切り傷のイメージが強すぎるので、「瘡」にしたらしい。ちなみに、「褥」は訓読みで”しとね(すわったり寝たりするとき,下にしくもの)”だ。
(半)寝たきりの生活を送っているおがわ亭(♀)に教えてあげよう。しかし、なぜ設計書に「褥創」なんて言葉が出現するのか−それは秘密です(^ ^; |
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2002年12月1日(日)
おがわ亭(♀)は病気休職中である。これまでは会社から支給されていた携帯電話を持っていたが、取り上げられてしまったので新しく購入することにした。インターネット(Eメール&ウェブ)とJAVAアプリに対応している一番安い機種を買うつもりで、ヨドバシカメラに行ってみた。予算は5000円。ドコモのコーナでは、2万円以上する新機種がずらりと鎮座している。
結局、キャンペーンのおねえちゃんが宣伝しているカメラ付き携帯電話を買うことにした。J−PHONEだが機能的には問題ない。基本使用料は2610円(最大通話時間は1000円分)で、購入代金は1円!! 1円だとすると消費税はいくらなんだろう・・・と余計なことを考えながら、1円玉を1枚渡したら、”ポイントカードをお持ちでしょうか?”と聞かれた。なんとご丁寧にも1ポイントが付与された(=1円相当)。レシートは以下の通り。話には聞いていたが、やっぱり変な商売・・・・
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2002年11月30日(土)
朝夕の通勤電車の中ではあまりお目にかからないが、昼間、地下鉄の中で女子高生に遭遇した。学校帰りなのだろう、なんだか楽しそうである。いまどきの女子高生で、睫毛は妙に長く、顔には何かの粉がたくさんついており、スカートはやたらと短い。しかし、手提げカバンは学校名入りのビニール製で、靴下は白のワンポイント。校則に違反しない範囲で最大限のオシャレをしているのだろう。
その彼女が急に、片方の靴を脱ぎ始めた。むむ、いったい何を始めるのだ? 電車は空いているので、扉の近くに立っている彼女は結構目立つ。今度は靴下を脱ぎ始めたぞ。むむむ。すると、カバンの中に手を入れて、白くて長いものを取り出した・・・・何だ? それは、ルーズソックスだった。彼女は電車の中で立ったまま、靴下を履き変えて、今からお出かけのご様子である。オシャレをするための非オシャレな行為は全く気にせず・・・・そのただ嬉しそうな姿は微笑ましくさえある。 |
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2002年11月23日(土)
あまり行ったことはないが、ちょっとオシャレなスパゲッティ屋では、麺のゆで方を注文するときにウエイトレスさんが聞いてくる。”アルデンテ”などとオーダする人もいるが、小市民は”フツウで、”と答える。300円以下で牛丼を食べさせてくれる”吉野屋”や”なか卯”でも調理法に注文を付けることができる。こちらはわざわざ聞いてはくれないので、積極果敢にオーダしなければならない。
牛丼のかけ汁の量を加減できるのだ。じゅぐじゅぐしたのが嫌いな人は、”並、つゆ抜き”とオーダする。逆に、じゅぐじゅぐが好きな人は”なか卯”では、”並、つゆだく”と言う。これが”吉野屋”だと、”並、つゆ、だくだく”となる。さて、親子丼(”なか卯”のみ)のじゅくじゅく版を注文するときは何と言うかご存知だろうか?
先日、初めて知ったのだが、”親子、卵ゆるめ”と言う。なるほど。 |
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2002年11月17日(日)

上図は、別に殺人現場ではない。おがわ亭のマンションのエントランスだ。最初はまったく気づかなかったが、ちょっと普通と違う。管理人室から、マンションを出入りする人が見えないのだ。管理人室の入り口の扉(A)はスチール製で覗き窓はない。これに関して、管理組合の総会で、”おかしい”、”おかしい”ということになった。最初は施工主もあれやこれや言い訳をして、その扉を開けっ放しにしておくことで、ごまかしてきた。が、いよいよ、このたび施工主の費用負担で扉Aを透明のガラス戸に変えてもらった。
困ったのは管理人さんである。これまで2年間、透明でなかった扉がいきなり透明な扉になった。すると、何がおきるかというと、・・・”ゴン”。さきほども、管理人さんが照れながらつぶやいていた、”またやっちゃった”。そうなのだ。頭にコブを作っているのだ。ちょっと可哀想。 |
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2002年11月16日(土)
普通のキャッシュ・ディスペンサーだ。勤務先の近くにある東京三菱銀行のATMコーナ。いつものように「カードによる引出し」を選んで、カードを挿入。暗証番号を入力して、引出し額を入力する。すると、いつものようにパタパタとお札を数える音がして、カードと現金と利用明細が出てきた。いつもと同じである。口座残高が気になり、「ご利用明細」を見た。??? 予想と全く違う。う〜ん、何か巨額な引落しでもあったかなぁ〜などと思いながら、もう一度よーく見るとカタカナで次のような印刷があった・・・
*カードガイシャ カラノ オシラセ* キャッシングサービスヲ ゴリヨウイタダキ アリガトウゴザイマス.
*ゴヘンサイホウホウ: イッカツヘンサイ *ザンダカ: ゴリヨウカノウキンガク
えっ! 銀行のキャッシュカードを入れたつもりが、間違えてクレジットカードを入れたのだ。世の中、便利になりすぎると、詐欺に遭う。あ〜あ、借金5万円(年利27.8%)。 |
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2002年11月10日(日)
ヴィッツのご主人様が長期不在中である。たまにはエンジンをかけるように依頼されていたが、筋金入りのペーパードライバの身の上では一人で運転をしようというなどという気にはならず、ほっておいたら、いつの間にか数ヶ月が経過してしまった。そこで、ヴィッツを貸し出すことにした。乗ってもらえるだけで大満足であるが、指定の場所まで運ばなければならない。これには困った・・・
救いの神はディーラの定期点検だった。ここまで取りに来てもらい、点検後の納車をその指定場所にするのだ。作戦成功。わざわざ取りに来てくれたディラーのお兄さんいわく、”一週間に一度くらいは乗ってあげないと・・・” ・・・グサリ(^ ^; 少しずつ練習するかなぁ〜、と思いつつも、まず最初になすべきは、ここの駐車場の解約だ。手続き完了(^_^ |
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2002年11月3日(日)
ウォ〜〜〜という叫び声が聞こえてきた。苦しみのウゥ〜ではなく、歓喜のウォオ〜である。場所は関西国際空港の搭乗ゲート。その声を発したのは40歳代の知らないサラリーマン。
仕事で週1回は大阪に出張している。特割を使えば新幹線(のぞみ)と同程度の値段なので飛行機を利用することが多い。航空会社は各社とも様々なキャンペーンを同時進行させている。その中のひとつに全日空が行っている”羽田からTAXIプレゼント”というものがある。搭乗ゲートで自動改札機に搭乗券を入れた時、出てくる半券に赤い星が印刷されている場合は、羽田空港からのタクシー券1万円分をプレゼントするというものだ。3ヶ月の期間中に5万人に当たるという。
件のサラリーマン氏は自分の半券にこの赤い星を見たのだ。
おがわ亭では密かに当たることを期待し、赤い星を見たときの叫び方を練習中である。 |
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2002年10月27日(日)
おがわ亭(♂・♀)で、”ミツマタ君”と称している友人がいる。本当の名前が三又氏というわけではないし、他に彼のことを”ミツマタ君”と呼んでいる人も知らない。本人も知らない。でも、おがわ亭では”ミツマタ君”なのだ。数年前、おがわ亭(♂)とミツマタ君が仕事で連日の深夜タクシー帰りをしているとき、運転手さんに、”ミツマタの交差点経由で、ユキガヤまで”と行き先をつげていたことに由来する。
そのミツマタ君がおがわ亭に初めてやって来た。11時半頃やって来て、5時過ぎに帰っていったので、5時間以上、話をしていたことになる。ミツマタ君は最近、人生のある決断をしたのだ。ちなみに、ミツマタ君がおがわ亭から帰るときに乗った電車は始発電車である・・・・・徹夜で語り合うのもたまにはいいものだ。おがわ亭ではその決断が吉とでることを心から祈っている。 |
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2002年10月20日(日)
和泉元彌氏と能楽協会が揉めているらしい。21日の臨時総会で「退会」か「除名」かの結論が出ると言う。能とか狂言とか歌舞伎とか、いわゆる伝統芸能は見ていてもちっとも楽しくないが、揉めごとはなんとなく気になってしまう。能楽協会というものが存在することも、能の世界に和泉流というものが存在することもこれまで知らなかった。
この揉めごとにはシナリオライターがいるのではないかと勘ぐってしまう。能の知名度アップの効果は絶大だ。内輪揉めで商売をしようとする点ではプロレスと同じだ。同じ所属会社内で善玉と悪玉を用意して戦っている。ということがわかっていても、観て楽しんでしまう。実は、結構プロレス好きなのだ。 |
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2002年10月13日(日)
田中耕一さんがノーベル化学賞を受賞した。とっても喜ばしいことだ。見るからに世故に長けてなく、朴訥な感じが好印象だ。昇任とか、報酬とかには全く無頓着な姿は純粋培養の技術者であることの証明なのだろう。これから、海外を含め色んな大学、研究所、企業からの引き抜き合戦が始まるのだろうが、そっとしておいてあげて欲しいと思わずにはいられない。ちょっと受賞が若すぎたのではないかと余計な心配をしてしまう・・・
ところで、同時に物理学賞を受賞した人のフルネームが言えますか? たぶん、ほとんどの人が答えられない・・・・・・(^ ^;
正解は小柴昌俊さんです。なんだか、ちょっとお気の毒。 |
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2002年10月6日(日)
おがわ亭(♂)の田舎では最近、タヌキが出没するらしい。子供の頃にはいなかった。真夜中になると軒先までやってきてゴソゴソしているようだ。現在の住みかである東京のマンション(8F)のベランダには、ミツバチがよくやってくる。先日はトンボがやってきた(下右写真)。昨年はキリギリスがやってきて、大きな声で鳴いていた(下左写真)。

田舎と違うのはここには蚊がいないってことだ。子供の頃は、帽子をかぶっていてもその上から頭を刺されてしまうほど、蚊に愛されていた。 |
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2002年9月29日(日) その2
先日、初めて社外で講演というものをやってみた。
(参考:http://www.itcn.jp/index6.html)
2時間という枠の中で何をどう話すかを考えて、準備するのはやっぱりシンドイ。プロジェククタを使えるということだったので、3連休をつぶして夜な夜なパワーポイントのアニメーション作りに没頭した。画面上で犬を走らせてみたり、映画のテロップのような感じで文字を流してみたり、パクリを含めて78ページのプレゼンテーション資料ができあがった。
ところが講演当日、プロジェクタが使えないことが発覚。これには困った。せっかくのアニメーションを見せられないとは・・・・・(事務局の尽力により後半からは使えるようになったが)。なんとか、しゃべった。寝てる人はいなかった。良かった。良かった。おまけに、次のような感想(http://homepage1.nifty.com/sakata~/page007.html)をホームページに載せてくれている人もいて、感激した。 |
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2002年9月29日(日) その1
京浜東北線で通勤している。蒲田駅始発に乗るので、毎朝、電車の中では熟睡だ。熟睡すると時々へまをやることになる。だいたい週に1回は1駅乗り過ごして東京駅まで行く(本来の乗換え駅はその1つ手前の有楽町)。先日、初めて2駅乗り過ごしてしまった。目が覚めると、神田駅。が〜ん。ちなみに、それでも始業時間には間に合うのでご心配なく。
先週のこと。いつも同じ有楽町駅で降車するおばさんが降りようとせずにまだ眠っている。起こしてあげようかなぁと一瞬だけ思ったが、余計なお世話なような気がして、そのまま降りた。いつものようにホームの端から端まで百m以上を歩いて、階段を下る。その左側が出口だ。あれ・れ・・・なんだかいつもと景色が違うぞ?! ・・・・・なんと、そこは1駅手前の新橋駅だった。”寝ボケる”とはこういうことを言うのか。確信犯的ボケ症状。結構、やばい。 |
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2002年9月22日(日)
”ほたる族”である。夏でも、冬でも、朝でも、夜でもタバコはバルコニーで吸う。バルコニーからは区が管理している小さな公園が見える。公衆トイレとブランコがある。環状八号(通称、カンパチ)沿いにあるため、トイレはタクシーの運転手さん等が利用しているようだ。男性用と女性用の入り口が反対側にあるので、間違えそうになる人も多い(皆さん、結構焦っている)。
不思議なのは、深夜にブランコを漕いでいる人が多いことだ。男の人のときもあれば、女の人のときもあるが、たいていはひとりだ。一服して部屋に戻り、次の一服のためバルコニーに出てみるとまだ漕いでいる。1時間以上も乗っている人がいる。真夜中にキーコーキーコーという音が響いているのは、あんまり気持ちの良いものではない・・・・・・ |
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2002年9月16日(月)
最近、眼のピントスピードが落ちている。手元の新聞を読んでいて、やや遠くにあるテレビを見ると、一瞬ピントが合わない。逆もまた同じである。薬局にいくと、「○○○40」という市販の目薬が数多くあり、その中には効能としてピントスピードの改善を謳っているものもある。ということは、40歳代に共通の事象(=老化?!)ということか。
実は、近くのモノが見えないという事象にも遭遇している。近視のメガネをかけたまま、近くの(10cm)小さい字にはピントが合わない。これはピントスピードの問題ではなく、ずっと合わないのだ。どうやら、老眼(!)のようだ。ガ〜ン。まだ、40の大台まではいま少し時間があるというのに・・・・・ |
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2002年9月8日(日)
今年は”当たり”年だ。まずは、講談社のブックカバーが当たり、宝くじが3千円当たり、ANAのストラップが当たった。ANA創立50周年キャンペーンという懸賞に、おがわ亭の住人それぞれが応募した。まずは、おがわ亭(♀)宛てに、そのストラップが届き、すんごいと思っていたら、その翌日、おがわ亭(♂)宛てに、1万円分のグルメギフトが届いた!! すんごい、すんごい、すんごい・・・・
交通事故とか、雷とか、リストラとかには”当たらない”ようにしなければ。 |
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2002年8月31日(土)
2万1千円の大枚を使ってITCカンファレンスという会合に参加した。ITコーディネータという資格取得者が年に一回集まるお祭りにしたいらしい。今年が第一回。9時半から16時半まで3トラック(A、B、C)×4コマで構成されるセッション形式である。Aトラックは部屋が狭いらしく、いつも満席で入れない。Aトラック会場の入り口には「満員御礼」という札が掛かっている。
漫然と参加している人は、”な〜んだ。満席なんだ。別のトラックに参加するか”と思う。ただし、東京以外の地方から交通費を払って参加している人はそうはいかない。一人のオジサンが噛みついた。係員に大きな声で言う、”おい、満員御礼とは何事だ! 外せ。”−相当怒っている。どうやら”満員御礼”という言葉が気に入らないらしい。オジサンいわく、”満員御礼とはお金を払っていない人に対して、使う言葉だ。俺達は事前にお金を払って参加しているのに席がなく、しかも満員御礼とはどういうことだ!” −な〜るほど。
しばらくすると、”申し訳ありません”を連発する責任者らしき人が現れ、オジサンをどこかに連れて行った。その後はそのオジサンを見かけていない。 |
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2002年8月25日(日)
学生時代、お世話になった当時の助手がこの春、助教授を経て教授になった。久しぶりの京都での昇進祝いに参加した。貧乏学生には縁のなかった納涼床での会食。鴨川沿いの料理屋が夏の間だけ川に向けて床をせり出す。そこは川沿いの風がそよぎ、なかなか風情がある。
13期に亙る同窓生、オっさんと化した18人が参集した。学生時代ののどかな出来事を語りあい、酒を酌み交わしていると、雨が降ってきた。当然、そこには屋根などない。撤収作業が始まる。仲居さん達は床の座布団を大急ぎで母屋の方に運ぶ。そこにいたお客さん達も母屋で雨やどり。しばらくすると、18人が入れる部屋が用意され、食事の続きが出てきた。雨に備えて、納涼床の予約客用に母屋の部屋を空けておく仕組みになっているようだ。
日帰りの京都であったが、旧交を温め、いい感じだった−オっさんの証拠!? |
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2002年8月24日(土)
おがわ亭(♀)宛てに書留郵便の不在通知が来ていた。彼女本人に代わって郵便局まで取りに行くことにした。さて、何を持っていけばいいのか−彼女の運転免許証・保険証は今、ここにはない。
部屋の中をウロウロする。そうだ、パスポートならここにある! でも、パスポートには住所が書いてないし、日本語での氏名も書かれていないぞ。照合できないなぁ。そうか、戸籍抄本があったはずだ。これで夫婦であることの証明になる。−探す。ない。困った。
結局、郵便局の窓口で彼女のパスポートを提示する。すると、係りの人はパスポートを無視して、”取りに来た本人の証明書を見せてください” 慌てて、自分の運転免許証を提示した。No problem−考えて見れば、取りに来た本人確認をして渡せば、郵便局に落ち度はない。余計なことを考えすぎた・・・・ |
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2002年8月17日(土)
平日はテレビを見ないが、週末は2時間ドラマや映画を観る。CMが鬱陶しいのでビデオに撮って、観ることが多い。ビデオのリモコンを片手に、テープを巻き戻して観始める。なんだか奇妙な出だしである。どうも唐突に聞こえる会話が多い・・・製作者もいろいろと工夫しているんだなぁ〜などと感心した。だんだんとストーリーが見えてきた。うまいこと作るもんだなぁ〜と再び感心した。そうこうしていると・・・まだ30分しか経っていないというのにエンディングテロップが流れてきた。いろいろな工夫で、視聴者を飽きさせないように努力しているなぁ〜と再び感心していると、−ほんとに終わった。
???−ビデオデッキを見た。カウンタの状態から判断すると、なんと巻き戻しの途中から観始めたらしい。ガ〜ン。最初まで巻き戻して見直した。やっぱり、最初から観た方がドラマに深みがでる。 |
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2002年8月11日(日)
とうとう親知らずを1本抜いた。親知らずの根元辺りに注射器を使って、麻酔をちょこっとずつ注入する。このとき、極めて局部だけの麻酔作用であり、唇はちゃんと動く。次ぎに、梃子のようなもので強引に引っ掛けて持ち上げる。10分くらい格闘の末、ぽろっと歯が抜けた。すご〜い。先生、なかなかやるじゃん。感謝感激。
先生が聞く、”もう1本の親知らずはどうします?” −”また、今度にします”、と答えたとたん、口の中を調べ始め、ご丁寧にも6本の虫歯を発見してくれた。”2〜3ヶ月で完治しますから、頑張って通ってください”とニコヤカに言ってくれる。あ〜あ。
ご想像の通り、まだ次ぎの診療予約はしていない。 |
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2002年8月3日(土)
月曜日に歯医者に行って、例によって痛止めと抗生物質をもらって飲んだ結果、木曜日には口が開くようになった。先生が診る前に、助手みたいな機械のようなおねえさんがやってきて、”まず歯茎の検査をやります”と言う。親知らずを抜くのにどのくらい手間がかかるかを調べるのかな、と思って、口を開けた。
針の先みたいなもので歯茎を突っつく。”おいおい、そっちは親知らずとは関係ないよ!”と叫びたいが、口を開けたままでは何も言えない。マシンおねえさんは相変わらず突っついている。”痛い!”と思った瞬間、顔がゆがんだ。”−”ごめんなさい”。マシンおねえさんは謝っている。ということは医療ミスか、などと思っている内に終了。口を濯ぐと真っ赤だった。
検査の結果はどうだったのか、何も教えてくれない。先生は結局、何もせずに、抜歯の予定を来週と決めただけで、今日の診察料は700円。どうも腑に落ちないぞ。 |
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2002年7月28日(日)
今年の3月末頃、痛んだ”親知らず”が再び疼き始めた。前回は上下ともに菌に犯されたが今回は上のみである。前回報告した(↓2002/3/17)ときは1cmくらいしか開かなかったが、今回は3cmくらいは開く。
いずれにしても歯医者に行った方がよさそうである。周囲には例の歯医者ではなく、評判のいいところに行った方がいいのでは、という声もあるが、とにかく職場から近い(数十m)のでまた通うことになるだろう。あの、ちょっと優柔不断だが優しい歯医者は今度はどのような治療方針をとるのだろうか、少しだけ楽しみではある。今度はカルテがあるので、「顎関節症だ!」などとは言わないと思うが・・・ 歯医者通院記に関しては次週、乞うご期待。 |
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2002年7月21日(日)
スイスで撮影した1000枚を超えるデジタル写真を同行者にプレゼントするため、CDを近くの量販店に買いにいった。レジにできている長い列に並んだ。直前に並んでいるのは、40代のパンチパーマ風のお父さんと10代後半のピアスをした少年。お父さんはプリンタを買うべく、足元において、列が短くなるたびに箱ごと蹴飛ばして進んでいた。
少年いわく、”僕もMDプレーヤー買おうかな?”、
お父さん、”買え買え。” −お父さんはずいぶんと調子がいい。
少年、”でも、5万円はキツイなぁ” −有職少年らしい。
お父さん、”カードで払えば、支払いは来月だろ”
少年、”来月でもきついよ。分割ってできるんだっけ”
どこからかお母さんが登場して、”できるわよ。早く、品物を持っておいでよ”
−どうやらお母さんも調子がいい。
少年、”わかったよ”
しばらくして、少年は手ぶらで戻ってきた。
少年いわく、”MDの音を聞かせてくれないから、買うの止めたよ”
お父さん、”音なんて聞かなくても同じだよ。買っちゃえよ”
少年、”音、聞かないと嫌なんだ” −少年は慎重である。なんとなくホッとした。 |
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2002年7月17日(水) U
スイスにグリンデルワルトという新田次郎の短編「アイガー北壁」で有名な名峰アイガーがよく見える街がある。夏場は日本人観光客で埋め尽くされている。山の上は寒いので、トレーナーやヤッケ等の防寒服、登山用のステッキや登山靴等を売っているお店がたくさんある街だ。
とある土産物屋さんでの出来事。日本人の関西弁を操る観光客のおばちゃんが3人−店先の籠の中のセール品を漁っている。そこから次々とトレーナーをつまみ出しては、表から裏からじっくりと検分したのちに、餌食となった一枚を手にして一人のおばちゃんが大きな声で言う。”これ、メイド・イン・イ・タ・リ・アって書いてあるがな。ほんまかいな?!”−もう一人のおばさんがお決まりの合いの手”そうかいな” −カタカナでメイド・イン・イタリアって書いてあったのだろうか?! あまりにもその可能性が低いので確認していない。 |
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2002年7月17日(水) T
スイスのアンデルマットという駅前にロバがいる。そのロバを見つけた日本人観光客の親子がいた。子供は5歳くらいだろうか・・・子供が叫ぶ。”あっ、ロバさんだ!” それを聞いた母親が諭すように言う。”ちゃんと、名前を呼んであげた方がいいよ” しかし、ロバの名前なんてわからない。その子供は考えた末に、叫んだ。 ”ナカムラ〜!” きっと友達に中村君がいるのだろう。
それを聞いた母親は再び、諭すように言う。”ここは外国だから日本の名前だとダメだよ” 子供は再び考えて叫ぶ。”エリザベス〜!” 再び、母親は言う。”女の子じゃないかもね” 子供はまた考えた。”ペタジーニ〜!” いずれにしても当のロバは自分が呼ばれているとは思ってもいないだろう。 |
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2002年6月30日(日)
ヨレヨレの薄い生地でできたズボンのことをおがわ亭では”ずだズボン”と称している。ずだ袋からのアナロジーである。でも、そもそも”ずだ”とは何なのか?−おがわ亭の住人は誰も知らない。実は、”づた”なんじゃないか、という声もあるが、この場合でも”づた”って何なんだという質問には答えられない。
辞書を引く。「雑多な品物を入れて運ぶ、簡単なつくりの布製の袋」のことを頭陀袋(ずだぶくろ)と言い、頭陀とは「衣食住に対する欲望を払いのける修行」のこととある。また、『ず』と『づ』の違いについて、辞書には次のように書かれている。「二語連合による連濁のケースと一語中の同音の連呼の場合に、『づ』を用い、それ以外は一般に『ず』を用いる」。前者の例は”三日月”、後者は”続く”。『づ』から始まる言葉は存在しないのだ。な〜るほど。 |
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2002年6月23日(日)
今、サッカーが熱い(2)。
電車の中にベッカムが座っていた。もちろん、本人であるわけがない。ベッカムの髪型を真似たこてこての日本人だ。風貌からすると30歳台ではないかと思う。でもなんだか違和感がある。よ〜く見る。が、しかし、ベッカムもどき氏は本を読んでいて、俯き加減なので、よく見えない。
ふと顔を上げた瞬間を見逃さなかった。違和感の原因がわかった! 彼は丸顔の持ち主だったのだ。大きな○の上に、ベッカムヘアーの特徴である△を載せるとどうなるか・・・そうなのだ。玉葱にソックリだったのだ。それでも、第一印象は玉葱もどきではなく、ベッカムもどきと思わせるところは完全に彼の勝利だ。 |
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2002年6月22日(土)
今、サッカーが熱い(1)。
韓国の執念に感動し、ベッカムの美しさに惚れ込み、ブラジルの個人技に唖然とする。まもなく古稀を迎えようとする田舎の親さえ、はまっているらしい。これまでサッカーなんて、ルールも知らなかったにもかかわらず、である。サッカーのオフサイドというルールは確かにわかりにくい。きっと、”待ち伏せ”なんて卑怯なことはしてはいけませんよ、ということなのだろう。
だとしたら、頭の上に正々堂々とボールを載せて、そのままゴールまで歩いてもっていけばいいじゃん、と頭の上にモノを載せて運ぶ南の島の人を見て思った。丸いボールは頭の上ではなかなか静止してくれないんだろうな、と思いつつも、世界にはいろんな特技を持つ人がいるので、きっとできる、と思い直した。でも、やっぱりそんな試合は観ててもつまらないなぁ〜本日の結論。 |
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2002年6月16日(日)
最近、宝くじを買うときはインターネットを利用している。みずほ銀行のホームページから購入できる。申し込むと銀行口座から自動的に購入代金が引き落とされ、しばらくすると葉書で宝くじの番号が記載された通知が来る。抽選日が過ぎると、下のように結果(当選金額)がインターネット上で表示される仕組みになっている。
よ〜く、見て欲しい。購入金額9,000円に対して、当選金額は3,900円である。末等だけの当たりではなかったのだ。珍しいこともあるもんだ♪♪♪♪♪
悪くない日だ。ただし、この当せん金が振り込まれるのは来年の4月。ちょっとヒドくありませんか、みずほさん。
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2002年6月15日(土)
ヴィッツが怪我をした。バンパーに1cm×3cmくらいのすり傷がついている。自宅のすぐそばに、TVでCMを流している”カーコンビニ倶楽部”がオープンしたので、診てもらいに行った。真新しい店構えとは裏腹に、作業着姿の塗装経験20年というおっちゃんが一人だけ。慣れない手つきでパソコンを操り、”3分無料見積”が始まる。車種、型式、傷の大きさ、場所、種類等を入れると、見積金額が画面に表示される。作業のプロと見積のプロは違うらしい。おっちゃん、パソコンの技に感心している様子。
”45分手直し”という看板を見ながら、「いつ仕上がります?」と聞いてみる。
「テレビではその場でできるようなことを言ってますが、できないんですよ。塗装作業には乾燥させる時間が必ず必要になります。1日ください。」
新しい世界に飛び込んだ古い世界のプロ。なかなか素敵だ。ちなみに見積は13,723円。 |
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2002年6月8日(土)
香港駐在時代の同僚が本を出版する。彼にとっては2冊目の執筆になる。いずれも自費出版だが、先ほど見たAmazon.comでの売上ランキングでは、222位となっている。大健闘だ。
ねもと健著 『旅行じゃわからぬ香港生活』
著者が5年以上にわたり住んでいた香港での出来事を面白おかしく、それでいて含蓄のある文章が綴られているはずだ。おがわ亭の住人2名は、もしかして本の中に登場しているのではないか、と期待しながら、本が届くのを待っている。6月15日出版予定である。
(Amazonで購入できるので、興味のある方はhttp://www.amazon.co.jpへ) |
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2002年6月1日(土)
先日、交通事故に遭遇した。といっても、自分自身が被害者というわけでも加害者でもない。数m離れたところ(真横)で、タクシーと原チャリがぶつかったのだ。ものすごい音がした。音に反応して、横を見ると、原チャリがひっくり返っていて、その前方少し離れてタクシーが止まっている。
が、しかし、原チャリの運転手がいない! えっ、どこにいったんだ?
辺りを見渡すと、街路樹の下に腰掛けて、何事もなかったかのようにタバコを吹かしているアンチャンがいる。ヘルメットをかぶっているところをみると、彼がバイクの持ち主に違いない。ということは、時間差を考えると、彼は咥えタバコのまま、タクシーに衝突し、タバコは咥えたまま、バイクから転がって、路側に腰掛けるという芸当をやってのけたことになる! スゴ過ぎる。 |
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2002年5月25日(土)
留守番電話機が突然壊れた。留守録用のテープ駆動装置がイカレタようでテープが回らない。購入したのは10年以上前であり、そろそろ買い替えモードだと判断し、子機付きのファクシミリを買うことにした。家電製品の最低価格相場を即時更新している http://www.kakaku.com から価格比較表をプリントアウトして、横浜の某大手量販店に行った。売り場でこれは安い!という商品(SHARP UX-W51C)をゲット。
安い買い物をしたという満足感をもう一度味わうために(小市民?!)、帰宅してから、再びインターネットで価格をチェック。購入価格は35,800円・・・・・な、なんと、価格ドットコムでの最低価格は29,800円で、川崎の某大手量販店でも32,800円で10%のポイント還元付き!!
どうやら”今なら7,000円引き”という赤札が先入観となり、プリントアウトした価格比較表を見誤ったらしい。大ショック!! |
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2002年5月13日(月)
その後のネギですが・・・
みんなから、食べてみたらとか、土に植えてみたらと
かいろいろ言われますが、とりあえず水を入れたコッ
プに挿して育てております。根も生えていないのに、結
構げんきで花も大きくなってきました。種がとれるとい
いな〜。
ちなみに、ネギ坊主とは、蕾の状態(薄皮にくるまれ
ていて、武道館の屋根の上の形のやつ)で、薄皮が破
れて花が咲きます。なので、うちのは花の状態です
ね。旅行の間にネギ坊主時代は終わってしまったよう
です。 おがわ亭(♀) |
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2002年5月12日(日)
日本では、クレジットカードを使うのは1万円以上じゃないとダメみたいな感覚がなんとなくあるが、海外では偽札が多いため、現金よりもクレジットカードを利用する方が喜ばれるらしい。
大手スーパーのクレジット会員カードを利用している。毎月第2、第4日曜日はカードで払うと5%OFFになるので、ヴィッツに乗って出掛けていく。2000円以上の購入で、1時間半の無料駐車ができる。まずは最上階までエスカレータで昇り、必要なものを各フロアで買い揃え、1階の食料品売り場のレジを抜けるとダッシュする。今日、日用品売り場では夏用のスリッパを購入した。セール品で380円(消費税を入れても399円)。ちょっと、気は重かったが、これをクレジットカードで払う。と、レジのおねえさん曰く、
”お支払いは一括でよろしいですか?”・・・・一瞬、答えに詰まってしまった;; |
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2002年5月5日(日)
人は間違いを犯す存在だ。こうやって、ワープロのためキーボードを打っているとき、’This’と打とうとして、'Thsi'と入力してしまうことは誰でも経験のあることだろう。MS-Wordの自動訂正機能にこのエラーが標準で登録されていることからすると、これは世界共通のヒューマンエラーだ。頭ではわかっているけど、それを動作に移す場合に、順番が前後してしまう−人の神経回路は順序性保持には弱いのかもしれない。
鍋に水を張り、昆布と鰹節を入れてダシ汁を取る。このとき、昆布と鰹節が不用となり、ダシ汁が有用だ。麺を茹でる場合は、残り湯が不用で、麺が有用だ。これが神経回路内で混同、交錯してしまって、気づいたときには作ったダシ汁を捨てていて、昆布と鰹節だけが網に残っていた。あ〜あ、大失敗。 |
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2002年4月30日(火)
これ、なに!?
普通の長ネギを1週間台所に放置しておいたら、青い部分
の割れ目に何かできました。もしかして・・花? いわゆる、ネ
ギ坊主?? どうしたらいいんでしょう? おがわ亭(♀)
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2002年4月22日(日)
聞き間違えというのは時として、カッコ悪い思
いをすることになる。
”キャベツ大統領”とはいかなる人物か
−キャベツ作りのエキスパートということでは
なく、つい最近ベネズエラの軍事クーデター
で、一旦は失脚したもののすぐ復帰した”チャ
ベス大統領”のことらしい。
”お風呂ウン○”とは何か
−時として公衆浴場で浮遊している茶色の物
体のことか。幼稚園児が一緒だと可能性はあ
るなぁ〜なんて思っていると大間違い。”おフロ
文庫(右写真)”のことだった。講談社が作って
いる文庫本のカバーで、防水加工がしてある
のでお風呂でも読書できますよ、というシロモノ
だ。 |
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2002年4月14日(日)
今日は、”うな玉丼”を作った。398円の鰻の蒲焼をスーパーで買ってきて、玉ねぎを酒、みりん、醤油で味を付け、とき卵と蒲焼を混ぜ合わせて出来上がり。まあまあの出来だ。
今日の鰻は”中国産”とラベルに張ってあった。もうふた昔も前、とあるスーパーでバイトをしていた時、土用の丑の日に、鰻の蒲焼を店頭販売したことを思い出した。仕入れた中国産の鰻を「大」・「中」(あえて「小」はつけない)に”だいたい”で分けて、正確には覚えていないが、980円、880円というような値付けだった。今から考えると相当に高い。
”鰻は浜名湖産と相場は決まっているんだ。浜名湖産と言って売れ”とボスから指示され、なんの呵責もなく、”安いよ。鰻の蒲焼はいかがですか。浜名湖直送! 浜名湖産だよ”と連呼した暑い日のことを思い出す。今だったら大問題だ。ウソついてごめんなさい。 |
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2002年4月6日(土)
”その後、1cmしか開かない口”はどうなったのですか?”−と質問が殺到(?!)している。
トミロン(富山化学)という抗生物質と、ロキソニン、ポンタール(いずれも三共)という2種類の解熱鎮痛消炎剤、さらにはレフトーゼ(日本新薬)という消炎酵素剤を1週間服用したら、みごとに腫れはひき、痛くも痒くもなく何の支障もない。”そろそろ抜きますか?”と歯科医が聞く(−彼のこうした治療方針に関してこまめに患者と相談する姿勢は割りと気に入っている)。抜く対象は右側の上下2本だ。治療時間の長さと痛みを考えると気が重い・・・・
精算の時、”次はいつ来れますか? 明日の予約を入れておきますか?”と受付嬢が聞く。いつもは「いいですよ」と即答するところだが、「こちらから都合のよい日を電話します。抜くには決心が必要ですから・・・」と保留して逃げてきた。
以来2週間、まだ予約の電話はしていない。
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2002年3月24日(日)
ハンバーグを作ろうと思って合挽肉を買いに近所のスーパーに行った。狂牛病騒動に始まって、食肉の産地偽装が問題になっている昨今だが、ひき肉なんて所詮、なにが混ざっているかわかったものではない。食べても区別つかないんだがら、どうでもいいじゃん、という考え方もあるが、そこは小市民。やっぱり、気になる。国産か、アメリカ産か、どっちにしようかなぁ〜などと思いながら、肉売り場に行くと、合挽は一種類しかなく、それには次のようなラベルが貼られていた。
『牛肉豚肉合挽(豪州産・国産・アメリカ産)』
?!?!?! これでは、”余り物をぜんぶ混ぜたものです、何が入っているか作っている方も良くわかりません”と宣言しているのと同じではないか。−それでも買ってしまうのが、やっぱり小市民。あ〜あ。ちなみに、100g135円。 |
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2002年3月17日(日)
先週、突然、口が1cm以上開かなくなった。それ以上、開けようとすると激痛が走る。早速、歯医者に行った。開口一番、彼は”顎関節症”だと珍しく自信ありげに言う。”ここを押さえると痛いでしょう?”−「イイエ」。”以前から噛み合わせに違和感があったんじゃない?”−「イイエ」。彼は困った。迷った。これがいつもの彼の姿である。1cmしか開かない口の中を覗き、”う〜ん、親知らずのせいかもしれないねぇ”−「そうじゃないかと思ってます」。”とりあえず、口が開かないと治療できないので、薬を出すからまた来てください”−えっ、直してくんないの!?
1cm以上の固形物は口に入らない。昼めしはカレー、クッパ、チャーハン、うどん・・・中華料理屋では、レンゲ(よく見ると肉厚だ!)が使えないので、お子様用のスプーンを使って、すするように食べる。口が物理的に開かないというのは、絶対効果のダイエット法のひとつになるんじゃないかと思った。 |
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2002年3月10日(日)
ここのところ連日の深夜帰宅である。別に、銀座で飲み歩いているとか、クラブに通っているというわけではない。単に仕事が忙しいのだ。たまたまボスと同じ方面なので、経費節減のため、帰りのタクシーは同乗する。ボスはいつも特定の個人タクシーを使っている−そのタクシーには車内にビールとおつまみが用意されているのだ。お客さんは車中で飲み放題、食べ放題である。
会社のお金を使わせて個人にちょっとだけイイ思いを還元する、というのはサービス提供者にとって非常によいアイデアだ。今日の運転手さんの名刺には、「ゴルフ、成田送迎などにもどうぞ」とある。。。。でも一人の時は乗りたくない。過剰なサービスに恐縮してしまって居心地が悪いのだ。普段、接待を受けることが少ないからかもしれない=小市民!(♀) |